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Channel: 夜噺骨董談義
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鯉 その5 福田豊四郎筆 昭和30年(1955年)頃

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福田豊四郎は「鯉」の作品を数多く描いていますが、同時期の画家では福田平八郎をはじめ徳岡神泉、金島桂華など多くの画家が「鯉」の作品を描いています。近代日本画家のおいて同様の題材では「富士」を対象にする作品と同じくらいの数があるのではないでしょうか?


本日は新たに入手した福田豊四郎の「鯉」を描いた作品で、「鯉」を描いた福田豊四郎の当方の所蔵作品では「その5」となります。
鯉 その5 福田豊四郎筆 昭和30年(1955年)頃F12号 絹本着色額装 共シール全体サイズ:縦695*横785 画サイズ:縦510*横600


一見荒っぽい画風にも見えますが、この頃はこのような描き方を探求していたようです。


鯉そのものは丹念に描いています。


鱗などをはじめ表現には新たな挑戦が見受けられます。


本作品の印章は下記写真(左)ですが落款の書体は他の所蔵作品「鯉 その3」とほぼ同じで、同時期に描かれた作品であろうと推測されます。

「鯉 その3」の作品は下記の作品です。
鯉 その3 福田豊四郎筆 昭和30年(1955年)頃P8号 紙本着色額装 共シール全体サイズ:縦517*横637 画サイズ:縦332*横445


当方では数点の福田豊四郎の描いた鯉の作品を所蔵していますが、年々作風が変化しているようです。
下記の作品は母の話では福田豊四郎が我が家族の記念(長男誕生)に描いてくれた作品のようです。この作品は表具も素晴らしい仕立てになっていますが、これには羽振りの良かった本家が関与した可能性(本家からの依頼)があったと推定しています。他にも父母の結婚記念にて描いた作品もあり、幾点かそのような経緯にて描いた作品を所蔵しています。
鯉 その1 福田豊四郎筆 昭和25年(1950年)頃絹本着色軸装共箱二重箱軸先象牙 全体サイズ:横725*縦1600 画サイズ:横564*縦486


下記の作品は最晩年の作と推定される作品です。
鯉 その2 福田豊四郎筆 昭和40年(1965年)代 紙本着色 ポプラ加工額 共シールF10号  額サイズ:縦635*横710 画サイズ:縦455*横528


福田豊四郎のスケッチにも「鯉」を描いた作品があります。
スケッチ 鯉 その4 福田豊四郎筆 昭和40年頃 F4号 紙本水墨淡彩額装 昭和40年頃 誂段ボールタトウ+黄袋全体サイズ:縦390*横510 画サイズ:縦240*横350


ちょっとマニアックな蒐集?になっており、福田豊四郎の所蔵作品だけでも200点を超えました・・・。

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