板谷波山、岡部嶺男、そして石黒宗麿が陶磁器ファンの垂涎の陶芸家として挙げられます。加藤唐九郎と河井寛次郎らが続き、異論があろうかと思いますが他の陶芸家はそれに準じるものでしかないように思われます。この三人の作品は格段に品格が高いのです。
柿釉片耳壷 石黒宗麿作
合箱
口径*最大胴径90*高さ98*底径
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石黒 宗麿(いしぐろ むねまろ):1893年4月14日~ 1968年6月3日)。富山県射水市(旧新湊市)久々湊(くぐみなと)出身の陶芸家。贈従四位。作品の多くは射水市新湊博物館に収蔵されている。
1893年(明治26年)射水郡二塚村上伏間江、中越汽船社長・筏井甚造の四女めなの子として出生。
1893年(明治26年)名門の富山中学で不穏行動(ストライキを首謀し、止めにきた教師を殴る)で後、退学。
1918年(大正7年)中国宋の時代の陶器である曜変天目に惹かれ陶芸家を志した。
1936年(昭和11年)に京都市左京区八瀬で窯を開き、多くの作品を残した。ここが終の住み家となった。
長い年月をかけ、苦労の末に代表作木の葉天目を完成させる。
1955年(昭和30年)2月15日、初の人間国宝(重要無形文化財「鉄釉陶器」保持者)の一人に認定、新湊市名誉市民に推挙。
1963年(昭和38年)紫綬褒章受章。
1968年(昭和43年)勲三等瑞宝章受章。6月3日、老衰のため死去。
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当方の陶磁器の蒐集は
1.浜田庄司という陶芸家を中止とした民藝作品
河井寛次郎 金城次郎ら壷屋焼 バーナード・リーチら
2.源内焼を中心としての国焼
3.呉須赤絵を中心とした中国陶磁器
という三本を柱にしています。だんだんと系統立てられてきています。そういうところから近代陶芸作品に派生していく中で鈴木蔵、金重陶陽ら備前焼 魯山人 荒川豊蔵 田村耕一 清水卯一らの作家作品が集められています。むろん整理しながら真作のみを手元に残すようにしています。
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限られた資金の中でどうしても真作が入手できないのが、上記の三人です。むろん加藤唐九郎、加藤孝造らといった未入手の陶芸家の作品も多々ありますが、この三人は特別なのです。
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今回入手の作品は真作と判断しています。根拠は下記の資料もありますが、中国陶磁器などの観点からとやはり何気ない作品でありなが特別な品格が漂う点からです。
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思い込みというのは恐ろしいもので、ついついなけなしの資金をつぎ込んでしまうものです。
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いいものが欲しくなると、基本的に格安では入手できなくなります。
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本当にいいものはそれなりの代価を払って入手するのが王道でしょう。骨董市や一流どころでないお店で値切って購入しても、結局はがらくたしか集まらないように思います。
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仕事も趣味も王道を歩むのが人生の鉄則なのでしょう。
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何気ない小さな器ですが品格が漂います。
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以前に紹介した「気になる小壷」・・・。
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こちらはメモのみに「石黒宗麿」とあります。銘や共箱のない作品が石黒宗麿には数多くあるようですが、証明できなければただの器・・・。
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現在は机の脇のペン立てです。真作のみを手元に残すというのは割り切りの必要な、思いのほかたいへんな労力です。
柿釉片耳壷 石黒宗麿作
合箱
口径*最大胴径90*高さ98*底径
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石黒 宗麿(いしぐろ むねまろ):1893年4月14日~ 1968年6月3日)。富山県射水市(旧新湊市)久々湊(くぐみなと)出身の陶芸家。贈従四位。作品の多くは射水市新湊博物館に収蔵されている。
1893年(明治26年)射水郡二塚村上伏間江、中越汽船社長・筏井甚造の四女めなの子として出生。
1893年(明治26年)名門の富山中学で不穏行動(ストライキを首謀し、止めにきた教師を殴る)で後、退学。
1918年(大正7年)中国宋の時代の陶器である曜変天目に惹かれ陶芸家を志した。
1936年(昭和11年)に京都市左京区八瀬で窯を開き、多くの作品を残した。ここが終の住み家となった。
長い年月をかけ、苦労の末に代表作木の葉天目を完成させる。
1955年(昭和30年)2月15日、初の人間国宝(重要無形文化財「鉄釉陶器」保持者)の一人に認定、新湊市名誉市民に推挙。
1963年(昭和38年)紫綬褒章受章。
1968年(昭和43年)勲三等瑞宝章受章。6月3日、老衰のため死去。
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当方の陶磁器の蒐集は
1.浜田庄司という陶芸家を中止とした民藝作品
河井寛次郎 金城次郎ら壷屋焼 バーナード・リーチら
2.源内焼を中心としての国焼
3.呉須赤絵を中心とした中国陶磁器
という三本を柱にしています。だんだんと系統立てられてきています。そういうところから近代陶芸作品に派生していく中で鈴木蔵、金重陶陽ら備前焼 魯山人 荒川豊蔵 田村耕一 清水卯一らの作家作品が集められています。むろん整理しながら真作のみを手元に残すようにしています。
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限られた資金の中でどうしても真作が入手できないのが、上記の三人です。むろん加藤唐九郎、加藤孝造らといった未入手の陶芸家の作品も多々ありますが、この三人は特別なのです。
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今回入手の作品は真作と判断しています。根拠は下記の資料もありますが、中国陶磁器などの観点からとやはり何気ない作品でありなが特別な品格が漂う点からです。
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思い込みというのは恐ろしいもので、ついついなけなしの資金をつぎ込んでしまうものです。
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いいものが欲しくなると、基本的に格安では入手できなくなります。
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本当にいいものはそれなりの代価を払って入手するのが王道でしょう。骨董市や一流どころでないお店で値切って購入しても、結局はがらくたしか集まらないように思います。
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仕事も趣味も王道を歩むのが人生の鉄則なのでしょう。
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何気ない小さな器ですが品格が漂います。
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以前に紹介した「気になる小壷」・・・。
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こちらはメモのみに「石黒宗麿」とあります。銘や共箱のない作品が石黒宗麿には数多くあるようですが、証明できなければただの器・・・。
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現在は机の脇のペン立てです。真作のみを手元に残すというのは割り切りの必要な、思いのほかたいへんな労力です。