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Channel: 夜噺骨董談義
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2017年5月 男の隠れ家

今年の5月の連休は男の隠れ家に甥っ子を除き参集しました。 散り始めた桜をメインに百花繚乱・・。抜けるような青空に桜吹雪はとてもリッチな気分です。 庭は義妹の努力の甲斐があってだいぶきれいになりました。 都会の喧騒や味気の無いマンション群とは格段に違う贅沢です。首都圏から半日で来られます。羽田空港からなら数時間・・。 さて庭をひと周りの点検・・。...

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鶏 福田豊四郎筆 その

男の隠れ家で骨董漁りをして、漆器などの修理の必要な作品や未整理の作品を輸送する準備をしていると家内はなにやら納戸や箪笥をごそごそと・・・。 どうも小生の子供の頃に着ていた着物をいくつか探してきたらしい。寝ていた息子を起こして着せてみていくつかを小生の梱包しようとしてるダンボールに入れ込んできました。どうも仕立て直して着せるつもりらしい・・...

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寛政壬子山水図 その2 釧雲泉筆 その19

帰郷する際は秋田市経由で帰りました。大館駅では秋田犬の「あっこちゃん」がお見送り・・・。 小生も子供の頃、父が飼っていた「シロ」という真っ白な秋田犬と遊びました。全国品評会で銅賞になったこともある秋田犬でした。 いきなり顔をぺろり・・・、亡くなった妻と同じ名前の秋田犬・・・。...

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男の隠れ家の漆器たち

息子が具合が悪そう五月の連休の最初は、遠出せずに家で納戸から漆器類を引っ張り出してきて手入れしていました。 母がダンボールに整理していた脚付きの富嶽図の膳です。 高い脚でないので、茶懐石でも使えるかな? 基本的に茶懐石では脚付きの膳は使わず、盆を使うと思ったほうがいいでしょう。...

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鯉 福田豊四郎筆 その73

帰郷してあちこちで花見・・、半日でかなり見学できました。 男の隠れ家の桜。 母校に庭に侵入・・。 近くの川べりを散策・・。 観光客のいない花見は実にいいものです。 本日は今回の帰郷で購入した福田豊四郎の作品の二作品目の紹介です。 鯉 福田豊四郎筆 その73(真作整理番号) 紙本着色 10号 画サイズ:縦*横(未測定)...

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雪景山水図 天野方壷筆 その4

骨董市では掛け軸が皆無となり、骨董店でも主体は陶磁器、日本画も額装のものが売買対象となっており、インターネットオークションでも出品されるものは贋作ばかりでめぼしいものが無くなり、掛け軸の需要はますます無くなっているようですが、やはりいいものはいいという作品の紹介です。 雪景山水図 天野方壷筆 その4(真作整理番号) 絖本水墨淡彩軸装 軸先木製 合箱 全体サイズ:縦2030*横680...

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柿釉片耳壷 石黒宗麿作

板谷波山、岡部嶺男、そして石黒宗麿が陶磁器ファンの垂涎の陶芸家として挙げられます。加藤唐九郎と河井寛次郎らが続き、異論があろうかと思いますが他の陶芸家はそれに準じるものでしかないように思われます。この三人の作品は格段に品格が高いのです。 柿釉片耳壷 石黒宗麿作 合箱 口径*最大胴径90*高さ98*底径 *********************************** 石黒 宗麿(いしぐろ...

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胡散臭い作品たち 刷毛目茶碗 バーナード・リーチ作

陶工バーナード・リーチの作品にも贋作が横行しているようです。 刷毛目茶碗 バーナード・リーチ作 共箱 口径124~128*高台径63*高さ82 共箱もなにもなく、ただ「BL]という印銘があるだけの作品です。 実に手取りの軽い茶碗です。 バーナードリーチの刷毛目の茶碗には下記のような作例があります。 バーナードリーチの胡散臭い作品は残念ながら当方にもいくつかあります。...

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波斯 青釉彫文小鉢 波斯 その2

息子と畑にくと成っている金柑の実を自分で取っては食べています、小生は「酸っぱい!」と思うにですが、息子は「酸っぱいの大好き!」といって平気なようです。もちろん食べきれないので甘くして食していますが・・。 本日は本ブログでもときおり投稿している波斯の発掘品の作品の紹介です。 波斯 青釉彫文小鉢 波斯 その2 市川清鑑定箱入 口径約150*高さ68*高台径52...

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地釉象嵌縄唐草文皿 島岡達三作 その7

保戸野窯の平野庫太郎氏の作品「油滴釉片耳付花入」を何気なく、床に置いておいたら、家内が花を生けてくれました。 なにの花か解りますか? さて、浜田庄司、金城次郎、バーナード・リーチという民藝運動の陶芸家は数多くの大皿を製作していますが、かなりの体力を使うために基本的には晩年には数は少なくなってるようです。数多くとはいえ、やはり他の茶碗や花入などに比べて作品数が少ないようです。...

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竹 伝原三渓賛画

家内がなにやら掛け軸を購入したらしい。軸先も無く、訳のわからない竹の賛画・・・。 竹 原三渓賛画 紙本水墨軸装 軸先木製 合箱  全体サイズ:縦*横 画サイズ:縦*横 賛に「甲戌」とあり、最晩年の昭和9年、65歳頃の作と推察されます。 「三渓先生□畫竹 是蘆是竹□□□ 一竿想不人留□ □□清風満空吹 昭和甲戌冬於南風村荘寫 三渓 押印」意味は不明・・・。   遊印は下記の写真です。...

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補修される漆器 銀吹の食器

祖父の代に揃えられた器が家に遺っていますが、日頃使っていたのでだいぶ痛みがあります。母が大切に保存していましたが、「直す必要があるのよ。」と言っていた作品に「銀吹」という輪島塗の作品群があります。 最初に直したのが御櫃でした。透明の漆が痩せてきて、化粧の銀の粉が剥離している状態でしたので輪島の工房に依頼して直す方法を相談しました。...

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繕いされた器

人は大切なことを失っても腹は減るものです。生きる気力も無くなり、力が抜けてしまっても食べることには貪欲です。人はなにがあろうとも生きることだけは本能として持っています。これは経験したことがないと実感として湧かないかも知れませんが・・。その境地では骨董などは路傍の石に等しいものです。 さて本日は無残に割れて補修された赤い輪線の碗・・。...

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羅浮仙図 小田海僊筆 その7

昨日は先々週に続き天王洲アイルで高校の同級会第2弾。卒業以来初めて会う同級生にも再会、盛り上がりました。行きと帰りは家内と息子と一緒で、二人は品川の水族館へ・・。 さて本日は本ブログでもなんどか紹介している小田海僊の作品です。小田海僊は嘉永元年(1848年)から安政元年(1854年)にかけて京都に画室を設けていますが、このころの作で、同時期に富岡鉄斎に絵を教えたと推定されています。 羅浮仙図...

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源内焼 その92 & その93 三彩菊・楼閣文茶托十客揃魚形 三彩菊文茶托五客揃

茶室の裏側の円窓前の展示スペース、梨地の盛り皿を展示してみました。展示室に縁、もとい円がたくさんできました。縁起の良い飾り方かな? 梨地は金粉ゆえ、お金にも・・・ 源内焼は地図皿などの大きめの作品が著名ですが、本ブログでも紹介してきたように、小皿、茶托、水滴、香炉、香合にも佳作が多数あります。本日は新たに2種類の茶托の作品を紹介いたします。...

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高麗三島鉢

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刀剣 その四 脇差 無銘 拵え共 & チューリップ 福王寺法林筆

鞘を新しくしたり、削りなおした作で、研いだばかりの刀剣は一年ほどはメンテナンスが必要とのことですので、展示室の一角に刀剣を入れ替えで置いて手入れしています。 刀剣 その四 脇差 無銘 拵え共 長さ:一尺五寸五分五厘 拵付 反り:三分五厘 目くぎ穴2個 拵え:黒漆青貝微塵笛巻鞘脇差拵 小柄・笄付...

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得たいの知れぬ作品達 その2

本日は早朝より仙台、女川方面へ・・・。 五月の連休に際しは男の隠れ家で骨董に囲まれてのんびりとしてきました。周囲に飾ってあった作品をアトランダムに紹介します。すでにほとんどが本ブログで紹介された作品ですが・・。 まずは藤田喬平の花瓶。 共箱があります。   ベニスで製作したのでしょうか? 実はヒビが入っています。...

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男の隠れ家 床の間

五月の帰郷に際して男の隠れ家で床の間の飾りを変えました。まずは飾ってあった飾り棚を仕舞いました。 祖父の代からの作品ですが、保存状態がよいと最近作ったかのようにいい状態で遺っています。 螺鈿も細かな見事な細工が施されています。 引き出し内部は梨地が施されています。作者の名前はありませんが、シックに抑えられた上品なデザインです。 このような華奢な漆細工の作品を扱うには細心の注意が必要です。...

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双鶴図 平福穂庵筆 その16

自宅の床の間飾りをちょっと模様替え・・。5月が終わり寺崎廣業の鐘馗図に代わり、平福穂庵の鶴の図を選びましたので、こちらも鳥に・・。 田村耕一の鷺。 呉須染付の大皿。 呉須赤絵の大皿。 訳の解らぬ統一性・・・、そして新たな本日紹介する作品です。 双鶴図 平福穂庵筆 その16(真作整理NO) 紙本水墨軸装 軸先鹿角 合箱 庄司氏旧蔵 全体サイズ:縦2063*横615 画サイズ:縦1078*横451...

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