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源内焼 その106 三彩獅子香炉文手持角鉢 

今週の初めは仕事で名古屋から中津川へ。帰りに栗きんとんを買って帰り、新幹線に乗る前には同僚らと一献・・。中津川では名物の「栗きんとん」を買ってきました。情緒のある店構えでした。

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この原稿が投稿されている頃は、仕事で青森から五戸、十三湖を廻り弘前のホテルで睡眠中かと・・。

本日の作品紹介は相変わらず源内焼の釉薬変わり作品ですが、さらに同型のバリエーションの作品の紹介です。

源内焼 その106 三彩獅子香炉文手持角鉢 
合箱入
作品サイズ:幅190*奥行190*高さ111

この図柄は源内焼には数多く使われ、鉢は獅子が右向き、皿と硯屏はこの作品と同様に左向きになっていますが、本作品のように手持ちについた作品は非常に珍しいものです。

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このように同じ図柄で鑑賞するのも源内焼の愉しみ方のひとつです。とくにこの図柄に多いのは人気のあった図柄であったことが推察されます。

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さて、手持ちが付くと源内焼のカタログでは「鉢」になるようで、「鉢」で獅子が左向きということに・・??

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さらに手持ちがついたのが本日の作品ですが、作品を同時に並べてみたのが上記の写真です。手持ちのついた「獅子に香炉の作品」は源内焼ではこれが初めてあり、図鑑などにも掲載されていません。

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残念ながら、入手後送られてきた作品は手持ち部分に欠損があったようで、完全にとれていました。当方で接着し、漆で補修してあります。

このような補修もまた蒐集の大きな愉しみですね。


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