繒御本鉢「狗」 六代清水六兵衛作 安田靭彦画
先週の日曜美術館で取り上げた画家が「木島桜谷」、本ブログでもお馴染みの画家です。放映後の本ブログへのサクセスが増えたのが、木島桜谷の「狗」という作品です。 時の経つのは早いもので、そろそろ年賀状の作成時期が迫ってきました。家内が「犬の作品でなにかいい作品はない?」と聞いてきました。木島桜谷の作品? 安田靭彦の作品?と小生のブログを見て尋ねてきたので、久方ぶりに本日の作品を見てみました。...
View Article天女 富田渓仙筆 その4
義父が畑で採った「サツマイモ」が多くなったので、会社に持ってきて皆さんにおすそ分け・・。あっという間になくなりましたが、仕事の需要もこれくらいになると心強いのですが・・。 さて本日はひさかたぶりに富田渓仙の作品の紹介です。 天女 富田渓仙筆 その4 絹本着色色紙軸装 軸先象牙 富田芳子鑑題 二重箱入 全体サイズ:横650*縦1420 画サイズ:横230*縦260 手前の花入は浜田庄司の花瓶です。...
View Article贋作考 富士山 伝竹内栖鳳筆
スーツは気に入りの仕立て、腕時計は手巻きの50年以上前の中古品、ワイシャツはちょうど着易くなった生地に襟と袖を取り替えたもの、ネクタイは妻からの贈り物、ネクタイピンはアメリカのアンテークのブリッジ、靴は10年以上は手入れを尽くした革靴・・・、晩年の男は基本的にブランドを表に出さない骨董趣味が理想としたい。...
View Article柳下美人図 伝川又常正筆
最近は親離れしない子供、子ども離れしない親が多いようです。いつまでも親と同居している人は一人前とはいえませんね。外見はしっかりしているように見えても、究極のところ独り立ちできていない人が多いようです。社会人として巣立つならまずは親元から巣立つことですね。 さて本日は仙台に赴任していた頃に仙台の骨董店から買い求めた作品です。柱絵のように細長い小点の作品です。 柳下美人図 伝川又常正筆...
View Articleリメイク 松渓悲居 田崎草雲筆
蒐集してきた作品は真贋をきちんと整理し、さらに要らぬ作品と要る作品とに区分けし、作者別に整理して当方の最終整理としております。 所蔵しておく掛け軸は表具など痛んだ部分を修復し、保存箱や説明資料もきちんとしておきます。額装の作品もまた同じように整理していきます。 蒐集初期の作品もなるべく取り寄せて整理していますが、本日はその蒐集初期の作品に紹介です。 松渓悲居 田崎草雲筆 絹装軸絹本着色箱入...
View Article島崎柳塢 二点
庭の紅葉は真っ盛りで紅葉の瀧・・。 お茶会に家内と行くというので息子も着物姿になりました。 小生は留守番・・。 採れたてのサツマイモを蒸かし、落花生の残材?の炒った直後のものを義父と義母とで食しました。うまい! さて本日の作品紹介です。最近、本ブログに島崎柳塢の作品は下記の作品を初めて紹介しましたが、この作品は40歳の時の作で、本日紹介する作品は44歳と45歳の時に描かれた作品です。 嬌羞...
View Articleリメイク 紅葉小禽図 伝金島桂華筆
休日に小生は高校の同級会に出席で銀座まで、息子と家内は義母の買い物の付き合いで新宿に・・。皆で新宿まで同行しました。 新宿でコーヒータイム後、小生は一人で同級会にて「きりたんぽ」を堪能しました。 5月に会ったメンバー8人、皆元気そうでした。 会の終了後に再び新宿で家族皆と待ち合わせ。小生と息子はお揃いの上着。...
View Article深山春雪之図 山元春挙筆 その5
我が家の番犬、すでに14歳を過ぎています。好物は野菜、畑に連れいていくと大根でもなんでもすぐにかぶりつくので油断ができません。菜食主義?のせいか、元気そのもの 本日の作品は雄大な山岳画が真骨頂の山元春挙の代表的な作例です。 深山春雪之図 山元春挙筆 その5 絹本水墨淡彩軸装 軸先 二重箱共箱入 全体サイズ:横602*縦2030 画サイズ:横505*縦1196...
View Article曽禰好忠像 冷泉為恭筆 その4
幼稚園の送迎車が通る途中にどうもハンバーガー屋さんがあるらしく、息子が行きたそうだったので連れて行きました。 あまり外食には連れていかない主義なのですが、その理由は外食は99%が体に良くないという小生の持論によります。案の定、息子は味の濃いものには「おいしい!」と大喜び! さて本日は本ブログで何度か紹介している冷泉為恭の作品の紹介です。筆致ではこの画家の右に出る者なしと評されることもある画家です。...
View Articleリメイク 美人図 祇園井特筆
週末には息子の幼稚園でのカーニバル。 自然がいっぱいの幼稚園です。 年長組と一緒に劇やら歌やら・・。眺めの良いホールで行いました。 終わってからは庭で遊んで帰りました。 園長さんのお寺が隣接しています。 庭には茶室もあります。 ちょっと茶室を覗くと椿の花が落ちていました。床には会津八一の軸・・。 息子は「おなかが空いた!」と・・、緊張が解けたようです。...
View Article李朝民画 絵文字「忠」
天気の良い日は息子は義父の落花生の皮むきのお手伝い・・。車庫から金づちやらペンチを持ち出してきます。道具を使う知恵がついてきたようです。 整理の作品のひとつに李朝民画があります。未整理の作品を引っ張り出しては処分するもの、額装や収納箱に収めるものを分けていましたら、日に焼けた李朝民画がありました。ちょっと日に焼けすぎていますが、捨てるには惜しいと思い、表面保護のために額装にしてみました。 李朝民画...
View Articleリメイク 宝巳之図 松村景文筆
蒐集の初期に仙台の骨董店から購入した作品です。 宝巳之図 松村景文筆 絹本金泥淡彩絹装軸二重箱 画サイズ:横292*縦242 景文の作品には贋作が多いのですが、その一番の理由に弟子が生活に困窮し師の作品を模倣したためであり、また、景文がみかねてそれを認めたことが理由のようです。...
View Article天女 富田渓仙筆 その4
義父が畑で採った「サツマイモ」が多くなったので、会社に持ってきて皆さんにおすそ分け・・。あっという間になくなりましたが、仕事の需要もこれくらいになると心強いのですが・・。 さて本日はひさかたぶりに富田渓仙の作品の紹介です。 天女 富田渓仙筆 その4 絹本着色色紙軸装 軸先象牙 富田芳子鑑題 二重箱入 全体サイズ:横650*縦1420 画サイズ:横230*縦260 手前の花入は浜田庄司の花瓶です。...
View Article源内焼 その107 三彩唐人琴奏図皿 その2
先日赤坂で食事を共にした友人から苺が届きました。封を開けるやいなや息子はかぶりつき! 「お~い、パパの分は?」、「パパは一個だけ!」 本日から連続して源内焼の作品の投稿です。 源内焼を蒐集していると同図の色変わりの作品に必ず出会うことになります。焼成時期が違う作品はむろんでしょうが、焼成時期が同じでも、同じ型で作った作品を釉薬をかける段階で釉薬を別々にした作品が多々あるように思います。 源内焼...
View Article源内焼 その108 三彩山水文漢詩入手持角鉢
畑で採れた里芋・・、数が多くなり、会社で皆さんに持って帰ってもらうことにしました。里芋の次はタケノコ芋、そして落花生(ピーナッツ)となります。 年末の挨拶廻り、現場巡回で原稿の作成時間がなく、手っ取り早く本日も源内焼の作品の紹介となります。まとめて購入しましたこともあり、源内焼の作品紹介が続きます。 源内焼 その108 三彩山水文漢詩入手持角鉢 合箱入 幅185*奥行185*高さ80...
View Article源内焼 その106 三彩獅子香炉文手持角鉢
今週の初めは仕事で名古屋から中津川へ。帰りに栗きんとんを買って帰り、新幹線に乗る前には同僚らと一献・・。中津川では名物の「栗きんとん」を買ってきました。情緒のある店構えでした。 この原稿が投稿されている頃は、仕事で青森から五戸、十三湖を廻り弘前のホテルで睡眠中かと・・。 本日の作品紹介は相変わらず源内焼の釉薬変わり作品ですが、さらに同型のバリエーションの作品の紹介です。 源内焼 その106...
View Article福羊之図 大橋翠石筆 その7
先週末は青森県の十三湖付近への出張でしたが、現地はすでに冬景色でした。 宿泊した弘前のホテルからの眺めも冬景色です。今年の雪は例年より早いようですね。 さて本日は虎の作品で有名な画家である大橋翠石の山羊を描いた作品の紹介です。 福羊之図 大橋翠石筆 その7 紙本水墨淡彩軸装 軸先鹿骨 玉置頼石鑑定箱 全体サイズ:横357*縦1182 画サイズ:横237*縦265...
View ArticleUjisujou no wakaranu sakuhin 李朝堅手 把手付満月白磁壷
青森からの帰りは地元の空港から帰りました。秋田犬の子犬が待ち構えていてくれました。 空港もむろん冬景色・・・。 さて、本日紹介する作品ですが、知識を得るためには作品を入手することはあっても、本格的に蒐集していない作品群のひとつに李朝の陶磁器があります。人気は高いのですが、それゆえ作品の判断が難しいことが理由です。...
View Article蟷螂 郷倉千靭筆
休日は天気が良かったので、久方ぶりに息子と洗車しました。車庫に入れておくとだいぶ汚れ方が違うようで、洗車が楽々です。当方は洗車のプロ?、息子は見習い中・・・。 さて、本日は男の隠れ家から整理のために持ち込んだ蒐集開始早々の頃の作品からの紹介です。 蟷螂 郷倉千靭筆 紙本淡彩軸装軸先木製 郷倉和子鑑定箱入 全体サイズ:横487*縦1655 画サイズ:横234*縦263...
View Articleリメイク 宝巳之図 松村景文筆
真の趣味人は仕事場に趣味を持ち込まないものです。骨董類の真の趣味人は蒐集した作品を仕事場に飾ったり、並べておくことはまずありません。 蒐集した作品はきちんと整理し、自宅でも目につくところにはおかないのが基本です。当方では例えば掛け軸は桐箪笥にきちんと収納しております。 額類や掛け軸も大きさ別に収納しています。 エアコンは必須ですね。 長さのある大きな掛け軸は専用に収納棚を設けています。...
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