今年の夏季休暇の帰省は義父が入院中につき取りやめとしました。今年から同級会が夏季休暇に合わせて開催することにしたのに参加できずにとても残念ですし、地元の骨董店巡りや線香をあげたい方々にもお会いできないのはとても残念ですが、いずれ月末には母の一周忌で帰省しますので、その時に少しでも・・・。
それと男の隠れ家の蔵の補修工事も完了しましたので、その確認しに行かなくてはなりません。
さて本日紹介する作品は、多くの作品を本ブログで紹介した天龍道人の作品ですが、70歳頃の作と推定される作品です。
天龍道人の作で70歳頃の作品は長崎派の影響が見られたり、「天龍道人」と名乗る前であったりと80歳頃の作品が数多くある中でまだ初期の作とされます。本作品はその頃の作の佳作と言える作品です。
梅二鷹図 天龍道人筆 70歳頃
絹本着色軸装 軸先細工骨 合箱
全体サイズ:縦1770*横460 画サイズ:縦925*横335
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他の所蔵作品「牡丹ニ鷹図」と同一印章が押印され、同じく70歳頃に描いた作品と推察されます。
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「鵞湖(諏訪湖のこと)隠士王瑾公瑜畫」と落款があり、白文朱方印「吊二山房」、朱文白方印「公瑜氏」の累印が押印され、右下には「□□鎮東□□□□」の遊印が押印されています。
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天龍道人の着色された作品の佳作と言えるでしょう。なかなかこれだけの出来で天龍道人の着色された70歳頃の作品はそうそうあるものではありません。当方にも「鷹図」、「虎図」、「鯉の滝登り」などの数点があるのみです。
本作品の落款と印章
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*天地交換の処置が必要であろうと推測されます。
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当初は葡萄を描いた作品を中心に買い漁っていましたが、ここ数年は出来の良い作品に蒐集対象を絞っています。
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天龍道人、葡萄の作品だけが注目される作品ではありませんね。
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長崎派の影響のある色彩画にも多くの佳作がありますが、数が少ないのでなかなか入手が難しい作品群です。
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天龍道人の作品は初期の頃(70歳前後)の色彩画が一番評価が高いでしょう。次に葡萄図、鷹図、そして山水画に続くでしょう。
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葡萄図の作品では屏風から剥がされた作品も多く、印章のみも珍しくない天龍道人の作品です。出来で評価する鑑識眼が必要です。
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たまに贋作、また同名の作品があるくらいが要注意というところでしょう。
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手頃なお値段で入手できるのが天龍道人の作品の気軽なところです。
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本ブログをご覧の皆さんもおすすめの画家の一人です。
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紅梅に降る雪、厳しい目をした鷹・・・、日本人の趣向が凝縮されているように思います。
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近年とみに少なくなった床の間、失われていく日本の床の間の文化を大切にしたいものです。床の間に既成の工芸品の作品や模倣品を掛けるくらいなら一品ものの少し出来の良い作品と思うのは小生だけでないと思いたいこの頃です。
それと男の隠れ家の蔵の補修工事も完了しましたので、その確認しに行かなくてはなりません。
さて本日紹介する作品は、多くの作品を本ブログで紹介した天龍道人の作品ですが、70歳頃の作と推定される作品です。
天龍道人の作で70歳頃の作品は長崎派の影響が見られたり、「天龍道人」と名乗る前であったりと80歳頃の作品が数多くある中でまだ初期の作とされます。本作品はその頃の作の佳作と言える作品です。
梅二鷹図 天龍道人筆 70歳頃
絹本着色軸装 軸先細工骨 合箱
全体サイズ:縦1770*横460 画サイズ:縦925*横335
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他の所蔵作品「牡丹ニ鷹図」と同一印章が押印され、同じく70歳頃に描いた作品と推察されます。
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「鵞湖(諏訪湖のこと)隠士王瑾公瑜畫」と落款があり、白文朱方印「吊二山房」、朱文白方印「公瑜氏」の累印が押印され、右下には「□□鎮東□□□□」の遊印が押印されています。
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天龍道人の着色された作品の佳作と言えるでしょう。なかなかこれだけの出来で天龍道人の着色された70歳頃の作品はそうそうあるものではありません。当方にも「鷹図」、「虎図」、「鯉の滝登り」などの数点があるのみです。
本作品の落款と印章
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*天地交換の処置が必要であろうと推測されます。
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当初は葡萄を描いた作品を中心に買い漁っていましたが、ここ数年は出来の良い作品に蒐集対象を絞っています。
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天龍道人、葡萄の作品だけが注目される作品ではありませんね。
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長崎派の影響のある色彩画にも多くの佳作がありますが、数が少ないのでなかなか入手が難しい作品群です。
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天龍道人の作品は初期の頃(70歳前後)の色彩画が一番評価が高いでしょう。次に葡萄図、鷹図、そして山水画に続くでしょう。
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葡萄図の作品では屏風から剥がされた作品も多く、印章のみも珍しくない天龍道人の作品です。出来で評価する鑑識眼が必要です。
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たまに贋作、また同名の作品があるくらいが要注意というところでしょう。
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手頃なお値段で入手できるのが天龍道人の作品の気軽なところです。
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紅梅に降る雪、厳しい目をした鷹・・・、日本人の趣向が凝縮されているように思います。
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近年とみに少なくなった床の間、失われていく日本の床の間の文化を大切にしたいものです。床の間に既成の工芸品の作品や模倣品を掛けるくらいなら一品ものの少し出来の良い作品と思うのは小生だけでないと思いたいこの頃です。