津軽塗の下駄 & パリの少女 近岡善次郎画
母が亡くなってもうすぐ一年。母が住んでいた男の隠れ家、遺品を整理し始めています。5月の連休時に帰省した際には靴を整理しました。着物を好んで着て歩いていた母は草履や下駄がやたら多く、数足家内が履くというもの以外はそのほとんどは処分しました。処分し難ったのは津軽塗の下駄二足です。 だいぶ使い込んでいます。草履で下駄?...
View Article友人からの預かりもの 色絵菊之図茶碗 八代道八造
本日紹介する作品は亡くなった大切な友人からの預った作品です。友人が京都で陶工としての修業時代に八代道八から頂いた作品だそうですが、当方にて預かってもらいたいと言われて預かっている作品です。友人にとって思いで深い大切な作品をこのまま預かっていいものやら迷うところです。 色絵菊之図茶碗 八代道八造 共布・共箱 口径*高台径*高さ 京焼特有の色絵の作品です。...
View Article氏素性の解らぬ作品 伝イズニク陶器 草花文花瓶
我が家はいつも何かしらの実験場・・・、本日はアイスクリームに付いてきたドライアイスの実験。蝋燭に火をつけて消える実験までしたようです。小生は燃えるに必要な三要素を息子に説明・・・・???...
View Articleujisujounowakaranusakuhin 伝黒唐津 瓢箪型花入
三連休の初日は幼稚園の催し物への参加。 息子は昆虫に興味津々、クラスで飼っている虫の説明に一生懸命、これも遺伝らしい。 幼稚園で作ったゼリーの売店では売り子の役目。 園庭でアゲハチョウの幼虫を見つけたようです。我が家の庭の山椒の木にもたくさんいます。 さて本日紹介する作品は陶磁器を蒐集して間もない頃に購入した作品です。しばらく使っていなかったのでたまには使おうかと男の隠れ家から持ち出してきました。...
View Article色紙短冊四季蒔絵手付盆 一対
我が家では義父が入院中・・。見舞いやら何やらで義母、家内共々ないかと気ぜわしい。義父がやってくれていた仕事を四人で分担しなくてはいけません。息子はお風呂掃除の役目となります。5歳ですがなにかと手伝いをしてくれるのは助かります。 本日の作品は蒔絵が施された瀟洒な手付きの盆です。何に使われたものでしょうか? 色紙短冊四季蒔絵手付盆 一対 箱入 幅275・290*奥行180・195*高さ195・145...
View Article柴田コレクションより 古伊万里色絵皿 寿字唐草花繋文六角皿
展示室に飾られている作品は基本的に収納箱のない作品が優先されています。順次、収納箱に収める価値があると判断した作品には収納箱を依頼して作ってもらっていますが、資金のある場合に限られますので、収納箱が用意できるまではしばらく時間がかかります。...
View Article氏素性の解らぬ作品 呉州赤絵写五角鉢 伝奥田潁川作
知識のない方には陶磁器というのはその多くは氏素性の解らぬ作品とされるのだろうけれども、ある程度の知識があると割合はどんどん低くなるものです。ただいくら知識と経験を積んでもどうにもその産地や時代が特定できない作品があり、そこに欲が絡むと妄想が生まれるものです。たとえば仁清、古九谷、そして潁川などどいうものではないかと思い込み始めるようなことです。本日はそのような作品の紹介です。 氏素性の解らぬ作品...
View Article五彩手(伝南京赤絵) 鶴雲文平茶碗
明末の中国の民窯の作品は実に多彩で、呉須赤絵の作品群には「赤絵」、「青絵」、「染付」、「餅花手」、「五彩」、「天啓赤絵」、「南京赤絵」、「古染付」らが存在し、その特徴を理解していないと、混同することになります。ただ各々その移行期や誕生期があるので、一概にそれらに分類できないもののあるように思われます。本日はそのような作品の可能性の合う作品の紹介です。...
View Article分類に迷う作品 呉州赤絵(写?) 龍二兎花鳥図輪花尺大皿 古犬山焼?(天保年間)
先週の金曜日は大阪まで先週に続き日帰りの出張です。先週から新大阪で新幹線に乗る前に気になったのが、行列がで買っているチーズケーキ・・。少し時間に余裕があったのでお土産に買って帰りました。息子は幼稚園で初めてのお泊りなので、帰宅した土曜日の夜に食べました。温めて食べると美味しいようです。 さて本日の作品の紹介ですがリメイクの作品となります。...
View Article分類に迷う作品 明末呉州赤絵? 龍文手持皿
日曜日には蒐集作品の整理で忙しい小生は自宅で、息子は公園に流しソーメンを家内と食べに行きました。小生の昼ご飯は畑で採れたトウモロコシが三本・・・。 さて本日紹介する作品は昨日に続き赤絵の作品です。 若い頃にぶらりと入店した骨董店、目についた手頃な値段の作品を購入するのが愉しみでした。いまはすっかりいい作品が店頭にはなくなり寂しい限りですね。それともこちらの目が肥えたか??? 明末呉州赤絵?...
View Article染み抜き&贋作考 爽涼 伊東深水筆
たまには息子と洒落たところでツーショット。 爽涼 伝伊東深水筆 絹本着色額装 浜田台児鑑定シール タトウ+誂黄袋 全体サイズ:横830*縦735 画サイズ:横600*縦500 このような著名な画家の作品でまず疑うのは複製品。...
View Article氏素性の解らぬ作品 伝交趾焼 OR 源内焼 三彩霊獣文水注
先週NHKのテレビを観ていたら、クラゲを中心に展示している水族館が人気があり、そのクラゲを中心とした水族館になるまでの館長の苦労話を興味深く拝聴しました。成功するには人の真似ではだめ、自分がやりたい、見せたいと思うものではなくてならない、意外に身近にヒントがあるものということでした。思わず「なるほど!」と思いましたが、小生の本ブログは「自分がやりたい!」だけは共通しています・・??...
View Article少女 その3 伊勢正義画 1960年頃
日本が打ち出した輸出規制で紛糾している韓国、その騒動を契機に改めて「付き合う国」としていかがかなと感じざる得ないし、感情が先行して行動に出る人が多い国、それを政治的に利用する国として感じざる得ません。...
View Article瀑布之図 山元春挙筆 その9
先週末は息子と家内と下記のような催し物へ参加・・。 息子と家内は去年にウイークデイに訪れたようですから、息子は2回目の参加です。まずは高所作業車へ・・。 「安全帯よし!」と小生が指差喚呼! 通常は4.5メートルまでですが、「もうちょっと高くしてよ。」とオペレーターさんに頼み込み6.0メートルまで・・。 二人でピース! さて本日は出来の良い作品の入手の難しい山元春挙の作品です。 瀑布之図 山元春挙筆...
View Article菊慈童 岡本大更筆
催しもの会場での職業体験の続きは鉄筋の組み立てや圧接。さらには鳶さんの指導により転がし・・・。 なんとラジエットを使っての単管クランプ締、小生が就職して初めに覚えたことです。 小生は慣れていますが、息子は初めてです。 さて本日は美人画で名高い画家、岡本大更が描いた「菊慈童」の作品の紹介です。 菊慈童 岡本大更筆 絹本着色軸装 軸先骨 合箱 全体サイズ:縦1980*横550...
View Article贋作考 海辺 平福百穂筆
さらに催し会場で息子が体験したのがタイル張りです。 パターン化した作り方が多いする子供らの中で息子は行き当たりばったりでどんどん張っていきます。さて、職人さんに目地詰めしてもらってその場でほぼ完成です。計画性がないのが幸いしたのか、これが「意外にいいじゃん」...
View Article「鐘渓頌 朝菊の柵」 伝棟方志功画と河井寛次郎
さて催し物会場ではロボット操作の体験もできました。 サッカーにバスケットのシュート! 簡単すぎて息子はつまらなそう・・、そうこういうのは逆に今の子供は慣れている。...
View Article氏素性の解らぬ作品 伝高麗青磁双耳花入 14世紀頃
先週のなんでも鑑定団に渡辺秀詮の描いた虎の作品が出品されていました。 なんでも鑑定団での評価金額は驚きの120万円。コメントは下記のとおりです。 ********************************************...
View Article呉州餅花手 その3 瑠璃地白花花卉文盤 その2
今年は長雨の影響、鳥害の影響、義父の入院で思うに任せないブルーベリーの収穫となりました。それでも義母が朝早くから頑張って同僚らに少しですが配ることができました、 さて本日は呉州餅花手の作品の3作品目の紹介です。幸運にも数少ない呉州餅花手の作品において3作品目を入手できています。...
View Article梅二鷹図 天龍道人筆 70歳頃
今年の夏季休暇の帰省は義父が入院中につき取りやめとしました。今年から同級会が夏季休暇に合わせて開催することにしたのに参加できずにとても残念ですし、地元の骨董店巡りや線香をあげたい方々にもお会いできないのはとても残念ですが、いずれ月末には母の一周忌で帰省しますので、その時に少しでも・・・。 それと男の隠れ家の蔵の補修工事も完了しましたので、その確認しに行かなくてはなりません。...
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