関羽・劉備玄徳図 葛飾北一筆
最近、年齢とともに同窓会や同級会、務め先に同期会、OB会に参加することが多いのですが、話題は主に孫や病気、そして趣味の内容になることが多いのですが、骨董蒐集の話は極力控えるようにしようと思っています。どうもガラクタ蒐集、贋作ばかりという方向になりがちで当方としては気が削がれる内容になるからです。...
View Article関羽図賛 伝渡邉崋山筆
なかなか真作の作品が無い南画家には田能村竹田、高橋草坪、浦上玉堂、池大雅そして渡辺華山がいます。これらの画家の作品の真作を見出すのは至難の業でしょう。さてその渡辺華山に挑戦した本日の作品です。 本日紹介する作品は渡辺崋山が25歳頃に描いたとされる作品です。あくまでも「伝」でありますことを御容赦願います。 関羽図賛 伝渡邉崋山筆 紙本水墨淡彩軸装 軸先象牙 山下青城鑑定書添付 合箱...
View Article水郷小趣 酒井三良筆
酒井三良の作品の作品を数多く所蔵していた叔父の影響なのか、はたまた同じ東北の出身ということなのか、本日は自然と?小生の元に作品が集まってくる酒井三良の作品の紹介です。本ブログで紹介した酒井三良の作品は10作品を超えました。 水郷小趣 酒井三良筆 紙本水墨淡彩額装 三越シール 共板 全体サイズ:横635*縦545 画サイズ:横390*縦300 F6号...
View Article群鯉図 黒田稲皐筆 その3
「鯉」を題材にした作品を少しずつ蒐集していますのが、その過程で因幡画壇の「鯉」の作品も何点か蒐集しています。因幡画壇の作品はマイナー?ゆえ贋作は少なかろうとたかをくくっていたのですが、例にもれず因幡画壇の作品にも贋作が多くあるようです。そのような事情から鳥取の因幡画壇の鯉の作品を調べているうちにある程度の見識が身についたように思います。...
View Articleアルハンブラ宮の丘 伝杉本健吉画
今年のお盆は義父が入院中のため、郷里に帰省するのは見合わせました。ただブログの投稿は盆休み中は休稿とさせていただきます。 本ブログでたびたび紹介している藤井達吉の作品から、同じように工芸デザイナーの杉本健吉の作品に触手を伸ばしていましたが、本日紹介する杉本健吉の油彩の作品を入手しましたので投稿します。 アルハンブラ宮の丘 伝杉本健吉画 油彩額装 右上サイン 誂タトウ+黄袋...
View Article白馬山花畑図 山元櫻月筆
本日紹介する作品は小生にとっては思い出深い白馬岳の雪渓を描いた作品です。 白馬山花畑図 山元櫻月筆 絹本着色軸装 軸先象牙 共箱二重箱(初号春汀銘) 全体サイズ:横537*縦2250 画サイズ:横418*横1335...
View Article「鐘渓頌 朝菊の柵」 伝棟方志功画と河井寛次郎
さて催し物会場ではロボット操作の体験もできました。 サッカーにバスケットのシュート! 簡単すぎて息子はつまらなそう・・、そうこういうのは逆に今の子供は慣れている。...
View Article北国の漁村 葛西四雄画
8月14日に義父が永眠しました。昨年の8月には亡くなった家内の母、友人、そして小生の母とここのところ身近の人がどんどん亡くなっており寂しい限りです。 父は一度自宅に手ゆっくりしてもらいました。床には木村武山の「聖観音 立像」の軸を掛けました。...
View Article潮来乃夕 川瀬巴水画
最近の版画では近代の版画家の作品が話題を呼んでいるようです。 とくに小原古邨や川瀬巴水がその代表的な版画家ですが、以前は浮世絵版画が注目を集めていた頃には日本ではあまり注目されていなかった版画家です。今では人気が高まり、評価もそれにつれて上がり、ちょとやそっとでは手の届かない価格になりつつあります。...
View Article瀑布図 その2 平福穂庵筆 明治8年(1875年)頃
隣国との対立については今回ばかりは日本政府のスタンスが正しい。冷静な判断のもと日本人は自信を持って毅然とすべきでしょう。マスコミや旧民主党などの政治家の愚かな言動には揺るがないことが必要です。明らかに隣国政府や国民意識レベルの愚かさからきている対立ですから、挑発には乗らないことです。時間がかかっても日本の毅然とした態度が対立を結果的になくすことになると思います。...
View Article明末呉須赤絵 獅子文八寸皿
最近になって見つけた家内の実家の車庫に放ってあった昔の一対の鏡・・・。そういえば以前に本ブログで紹介した印籠もこの車庫からの発見でした。 緑青などの錆を落として、簡単に磨きなおして食品の入っていた桐の箱に収めておきました。 骨董店でよく見かける代物です。郷里では三種の神器(八咫鏡・八尺瓊勾玉・天叢雲剣の総称=鏡・玉・刀)として大切にしているところもありますが、今では不要の品物でしょう。...
View Article立美人図 岡本大更筆 大正10年(1921年)頃
母に遺品にハンドバックが大量にありましたが、長らく放っておいたのでほとんどがカビなどがあり処分しました。いくつか使えそうな品物は皮の修理店にてクリーニングしてもらいました。 珍しい? 象の皮のハンドバック。今では動物愛護の観点から総すかんでしょうね。なんと桐箱に収まっています。 あとは大したものはないのですが、使用感のないハンドバックはクリーニングしておきました。...
View Article白馬山花畑図 山元櫻月筆
母の遺品整理から今回は下駄の第2弾です。前回は津軽塗の下駄の修理でしたが、今回は木地そのものの下駄の修理です。 どこにもありそうな下駄ですが、家内曰くは最近は「木地そのものの下駄」はあまりないらしい。 鼻緒が粋です。男物の下駄は蛇の皮です。小生も息子も巳年ゆえ早速修理しておきました。...
View Article閑山斧音 酒井三良筆
子供の夏休みは長い・・・。 義父が亡くなり何かと忙しく、また息子が愉しみにしていた帰郷もかなわず、家に閉じこもっていたのでは精神衛生上よくないので、家内と代わる代わるで遊んでいます。小生の休日には犬のシャンプー・・・。なにかと男は段取りから凝るもの、シャワーから道具を揃えます。...
View Articleリメイク「訂正」 面白き作品 背の高い女・背の低い男 伝川端龍子筆→前田青邨
今年のお盆には義父が亡くなり、告別式が終わって一息つく間もなく母の一周忌と慌ただしく、ブログの投稿記事は相変わらず推敲している時間もなく、拙文だらけですが、この度描いた画家の記述の間違いの投稿を見つけた次第です。 本作品は表具が痛んでいたので改装しましたが、どうも間違って「川端龍子筆」として投稿していたようです。 本作品は前田青邨の作です。 以下は前回投稿したままの記事です。...
View Article氏素性の解らぬ作品 伝古九谷青手 葡萄文鉢
今回の帰省では法事が終了後、夕刻に御住職の自宅に呼ばれて骨董談義・・。 御住職の蒐集は陶磁器で中国陶磁器や李朝がメインのようですが、非常に難しい分野に挑戦しているようです。...
View Article立美人図 星野(岡本)更園筆
義父の葬儀、そして母の一周忌と忙しい中、息子はきちんと付き合ってくれました。 葬儀を終えて母の一周忌のために飛行機で短期間での郷里への旅、「田舎は愉しいね!」と郷里の雰囲気と人々の温かさに息子は惹かれているようです。 郷里は過ごしやすい気候となり、秋の収穫が間地かであることが実感されます。 さて、本日の作品の紹介です。...
View Article額装の日本画の染み抜き
郷里で空港でレンタカーの手続きをして、まずは男の隠れ家へ・・・。 義妹が庭の手入れをしていて、だんだん洋風の庭? 家の中は過ごしやすいこの季節、襖を全部取り払い、座敷は広々としています。 これだけのスペースを自由に使えるのはとても贅沢なことです。このような空間はどんどん過疎化の進む田舎ではなくなっています。 さて仏壇を拝んで、まずは亡くなった人への帰郷の報告です。...
View Article額装の作品ら
さて盆の休暇には帰省できず、母の一周忌で帰省しました。 周囲の方々の好意で家はメンテされています。30年前に新築時に自然に生えてきた松も手入れされて一丁前の格好になってきました。 今回は隣人が剪定してくれたようです。 庭は除草剤を撒いていますので閑散としています・・・???? 紅葉は色づき始めています。石臼の石は実家からの移設です。...
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