茶掛一行書 近衛家熙筆 「徳不孤必有隣」
帰省した「男の隠れ家」の展示品。玄関には福田豊四郎の額の作品を飾りました。 五彩の壺。 古伊万里色絵の兎香炉。 遼の緑釉の麒麟像。 本家から拝領した大黒天。 男の隠れ家の倉庫から引っ張り出してきて台。 なんという木だっけ・・・・?? こけし用の台にしておきました。...
View Article清暁の富嶽 山元櫻月筆
郷里では母の一周忌を終えて少し時間があったので、倉庫から漆器の器でめぼしいものを探しだして手入れをしました。 ひとつ目が黒塗りの膳の一対です。「鉢臺貮 島村氏」と箱に記されていいますが、「鉢臺」は大きな膳のことを指すのかもしれませんし、収納している箱と中身は違うかもしれません。...
View Article呉州餅花手 その4 藍褐地双龍文大盤
今回の帰郷でメンテした漆器のふたつ目の作品です。このような杉の自体が小生にとってはなつかしく、かつ貴重です。もともと父や母共々実家が秋田杉の材木業ゆえ・・・。...
View Article巴里 色紙 田村孝之助筆
さて短い帰郷でも夜遅く手入れしきて漆器の第3弾です。 箱には「洗朱吸椀 二十人揃」とあります。 この作品は昨日、紹介した朱塗とは違い木地がとても薄くなっています。 蓋の表には飛翔する双鶴が蒔絵で描かれています。 裏には松に旭日が描かれています。 見込みには亀・・・。 結婚式か正月か、いずれ祝い膳用でしょう。...
View Article贋作考 大津絵 太夫図
漆器の手入れの第4弾です。 箱書には「明治三十八年□八月 □□吸椀 二拾人揃入」とあります。ということは1905年の作品です。今から100年以上前の作品です。 蓋には蝶の彫。なんともモダンです。 100年前、正確には114年前の作。50年前の漆器を云々する方もいますが、漆器はやはり明治期でしょう。 内側には蓋と器本体に「ススキ?」の文様があります。...
View Article面白きもの 白丹波焼 徳利(一輪挿し)
母の一周忌を終えて短い帰郷は終わりに近づき、郷里はいい天気でした。 空港まで時間があったのでちょっと男の隠れ家にて休息・・・、ついでに次ぎまた帰郷するまでしばらく来ないので刀剣の手入れをしました。 木漏れ日射す座敷でのんびりと・・、口笛を吹きながら、ある程度の緊張感を持って刀剣と向かい合います。 作品の詳細は下記のとおりです。詳しくは掲載ブログ記事をご覧ください。 刀剣 その6 脇差(短刀)その3...
View Article仮題 炭焼小屋 福田豊四郎筆
空港に行く前に「男の隠れ家」の床の掛け軸を山岡鉄舟の書から徳富蘇峰の書に変えてきました。 居住している義妹は何ら興味がないので、こちらは好き勝手に展示品を変えています。 空港に行く時間が迫っている中、蔵に入って物色してきました。何がどこにあるか分かっているので我ながら実に手早い。 リンゴ台風で屋根裏から出てきた掛け軸のひとつ・・。さて、何とか書いてあるのか?...
View Article松 平福百穂筆 大正14年(1925年)頃
義父の葬儀を終えて、休む間もなく母の一周忌で郷里へ。夜遅くの帰京の羽田空港ではさすがに疲れた親子・・・。 でも意外に息子は元気、頼もしくなってきた。 極力自分でやらせるようにしている。 さて本日の作品の紹介です。...
View Article立美人図 岡本大更筆 大正10年(1921年)頃
母に遺品にハンドバックが大量にありましたが、長らく放っておいたのでほとんどがカビなどがあり処分しました。いくつか使えそうな品物は皮の修理店にてクリーニングしてもらいました。 珍しい? 象の皮のハンドバック。今では動物愛護の観点から総すかんでしょうね。なんと桐箱に収まっています。 あとは大したものはないのですが、使用感のないハンドバックはクリーニングしておきました。...
View Article白馬山花畑図 山元櫻月筆
母の遺品整理から今回は下駄の第2弾です。前回は津軽塗の下駄の修理でしたが、今回は木地そのものの下駄の修理です。 どこにもありそうな下駄ですが、家内曰くは最近は「木地そのものの下駄」はあまりないらしい。 鼻緒が粋です。男物の下駄は蛇の皮です。小生も息子も巳年ゆえ早速修理しておきました。...
View Article閑山斧音 酒井三良筆
子供の夏休みは長い・・・。 義父が亡くなり何かと忙しく、また息子が愉しみにしていた帰郷もかなわず、家に閉じこもっていたのでは精神衛生上よくないので、家内と代わる代わるで遊んでいます。小生の休日には犬のシャンプー・・・。なにかと男は段取りから凝るもの、シャワーから道具を揃えます。...
View Articleリメイク「訂正」 面白き作品 背の高い女・背の低い男 伝川端龍子筆→前田青邨
今年のお盆には義父が亡くなり、告別式が終わって一息つく間もなく母の一周忌と慌ただしく、ブログの投稿記事は相変わらず推敲している時間もなく、拙文だらけですが、この度描いた画家の記述の間違いの投稿を見つけた次第です。 本作品は表具が痛んでいたので改装しましたが、どうも間違って「川端龍子筆」として投稿していたようです。 本作品は前田青邨の作です。 以下は前回投稿したままの記事です。...
View Article氏素性の解らぬ作品 伝古九谷青手 葡萄文鉢
今回の帰省では法事が終了後、夕刻に御住職の自宅に呼ばれて骨董談義・・。 御住職の蒐集は陶磁器で中国陶磁器や李朝がメインのようですが、非常に難しい分野に挑戦しているようです。...
View Article立美人図 星野(岡本)更園筆
義父の葬儀、そして母の一周忌と忙しい中、息子はきちんと付き合ってくれました。 葬儀を終えて母の一周忌のために飛行機で短期間での郷里への旅、「田舎は愉しいね!」と郷里の雰囲気と人々の温かさに息子は惹かれているようです。 郷里は過ごしやすい気候となり、秋の収穫が間地かであることが実感されます。 さて、本日の作品の紹介です。...
View Article呉州餅花手 その4 藍褐地双龍文大盤
今回の帰郷でメンテした漆器のふたつ目の作品です。このような杉の自体が小生にとってはなつかしく、かつ貴重です。もともと父や母共々実家が秋田杉の材木業ゆえ・・・。...
View Article巴里 色紙 田村孝之助筆
忙しく短い帰郷でも、郷里の男の隠れ家にて息子が寝静まった夜遅く手入れしきた漆器の第3弾です。 箱には「洗朱吸椀 二十人揃」とあります。 この作品は昨日、紹介した朱塗とは違い木地がとても薄くなっています。蒔絵の漆器は一般に木地は薄いのが原則でしょう。華奢にして華麗さが強調されています。 蓋の表には飛翔する双鶴が蒔絵で描かれています。...
View Article贋作考 大津絵 太夫図
漆器の手入れの第4弾です。 箱書には「明治三十八年□八月 □□吸椀 二拾人揃入」とあります。ということは1905年の作品です。今から100年以上前の作品です。 蓋には蝶の彫。なんともモダンです。 100年前、正確には114年前の作。50年前の漆器を云々する方もいますが、漆器はやはり明治期でしょう。 内側には蓋と器本体に「ススキ?」の文様があります。...
View Article面白きもの 白丹波焼 徳利(一輪挿し)
母の一周忌をのための今年の8月末の夏の短い帰郷は終わりに近づき、帰京しようとする郷里はいい天気でした。 飛行機に乗るまで時間があったのでちょっと空港近くの「男の隠れ家」にて休息・・・、ついでに次に帰郷するまでしばらく日にちがあるので「男の隠れ家」にて刀剣の手入れをしました。 木漏れ日射す座敷でのんびりと・・、口笛を吹きながら、ある程度の緊張感を持って刀剣と向かい合いました。...
View Article松 平福百穂筆 大正14年(1925年)頃
義父の葬儀を終えて、休む間もなく母の一周忌で郷里へ。夜遅くの帰京の羽田空港ではさすがに疲れた親子・・・。 でも意外に息子は元気、頼もしくなってきた。 極力自分でやらせるようにしている。 さて本日の作品の紹介です。...
View Article仮題 炭焼小屋 福田豊四郎筆
空港に行く前に「男の隠れ家」の床の掛け軸を山岡鉄舟の書から徳富蘇峰の書に変えてきました。 居住している義妹は何ら興味がないので、こちらは好き勝手に展示品を変えています。 空港に行く時間が迫っている中、蔵に入って物色してきました。何がどこにあるか分かっているので我ながら実に手早い。 リンゴ台風で屋根裏から出てきた掛け軸のひとつ・・。さて、何とか書いてあるのか?...
View Article