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呉州餅花手 その4 藍褐地双龍文大盤

今回の帰郷でメンテした漆器のふたつ目の作品です。このような杉の自体が小生にとってはなつかしく、かつ貴重です。もともと父や母共々実家が秋田杉の材木業ゆえ・・・。

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朱塗の平碗、20人揃いです。この手の朱塗の碗は当方の数多くありますが、木地が厚く、塗りも丁寧で高級感があります。よく骨董市でみかける木地のうすいものや塗が雑なものとは一線を画する作品です。一度すべての上手の朱塗の漆器を並べてみようかと思っています。

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さて、本日紹介する「明末呉州餅花手の作品 その4」ですが、同図の作品が東京国立博物館蔵の作品にあります。数が少ない餅花手の中でとくに龍や楼閣文様の作品は数が少なく貴重です。この手の作品は下記に紹介する東京国立博物館蔵以外の作品はみたことがありません。

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呉州餅花手 藍褐地双龍文大盤
合杉箱入
口径415*高台径*高さ95

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呉須(藍釉)をベースに白、濃い呉須、鉄釉で文様が描かれています。

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高台は御多分にもれず思い切った砂付き高台です。

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口縁は外側に反り返っています。これ漳州窯の大盤の上等品によくある器形です。

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実に豪快な作りになっています。中央部の丸がおそらく太陽・・。基本的に呉須赤絵の図柄を踏襲しているようです。

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餅花手ははやり餅花文様が一番面白いのですが、この「双龍文」の餅花手は希少価値では群を抜いているでしょう。他に麒麟図や楼閣図の作品がありますが、数段劣ります。また、文様が明確でない作品はとるに足りない作品です。

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釉薬の掛け方も実に豪快・・・。

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高台内には色を試したのか、鉄釉か呉須の釉薬が付いています。

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東京国立博物館蔵の作品は下記の写真です。

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他に岡田美術館に白釉白花双龍文盤(餅花手)があるようですが、他に公開されている同手の作品はないようです。

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むろん、東京国立博物館蔵の作品は無傷でしょうが、当方の本日紹介する作品は残念ながら補修跡があります。

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なお箱裏には「呉須手大皿(明末)平成8年4月30日 銀座「なかむら」より買い入れ 価 50万也」との書付がありますが、銀座「なかむら」については不詳です。

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現在では50万円では到底入手できないほど貴重な作品かもしれません。

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呉須赤絵の作品や今での餅花手らと飾って愉しんでいます。

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40センチを超える大皿は見ごたえがありますね。

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大皿用の皿立も揃いで揃えています。これだけ揃ってくると我ながら壮観だな~と思います。そう蒐集する者は蒐集した作品を一堂に並べたがるものなのです。

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