三連休の初日は幼稚園の催し物への参加。
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息子は昆虫に興味津々、クラスで飼っている虫の説明に一生懸命、これも遺伝らしい。
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幼稚園で作ったゼリーの売店では売り子の役目。
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園庭でアゲハチョウの幼虫を見つけたようです。我が家の庭の山椒の木にもたくさんいます。
さて本日紹介する作品は陶磁器を蒐集して間もない頃に購入した作品です。しばらく使っていなかったのでたまには使おうかと男の隠れ家から持ち出してきました。
氏素性の解らぬ作品 伝黒唐津 瓢箪型花入
時代箱入
径85*高さ125*底径65~66
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本作品は黒唐津といわれるものらしい・・??
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鉄釉が黒く発色したもので、鉄の含有量が少なければ褐色や飴色を呈しますが、この種の鉄分の多い唐津は藤の川内、飯洞甓下、飯洞甓上、道納屋谷、阿房谷、道園などの諸窯で焼かれ、黒唐津の鉄釉の上からさらに長石釉を掛けて白濁させた蛇蝎唐津は、猪ノ古場、祥古谷などで焼かれたとのこと。
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黒唐津の残存数は少なく、壷、徳利が多いようですが、他に茶碗、皿があるようです。この花入れは本来、徳利として製作されたものでしょうね。変形し、釉薬も飛んだため失敗作として放置された可能性があり、おそらく発掘品を、上部の口部分を切断し花入れに見立てたのではないかと推察されます。
底は糸切底で茶味があり、花入の小品としては最適だろうと考えています。「達磨」とでも銘するのも一興かな?
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黒唐津については下記の記述があります。
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黒唐津(くろがらつ):黒~茶褐色に発色した唐津焼の一種です。この黒色は鉄分を含んだ鉄釉(てつゆう)が用いられますがその色調はさまざまです。
その黒色は朝鮮唐津で使われる飴釉(あめゆう:褐色に発色する鉄釉の一種)の例が分かりやすいでしょう。黒色の中に茶褐色・黄褐色を呈する複雑な色彩があります。
一概に「黒」と言い切れない深い色調が黒唐津の特徴です。ただ組成上は釉薬の中に含まれる鉄分が10%前後であれば黒く発色します。これは鉄釉の成分の含有量で発色が基本的に違ってきます。仮に鉄の含有量が少なく1%~2%だったとします。これは酸化焼成で黄瀬戸のような淡い黄色(黄唐津)、還元焼成で緑~青磁色(青唐津)という分類にもなります。
逆に鉄分量が10%を超えれば柿釉や鉄砂(てっしゃ)のように赤褐色にも発色します。これらはみな鉄分量による発色の違いです。黒唐津は鉄分量が10%前後の黒系の発色で、黄褐色(黄唐津)・飴色・柿色を含むこともあります。しかし鉄分が少なく発色も異なる青唐津とは明確に区別している場合がほとんどです。鉄分の比較的多い作品は飴色から褐色、深い黒までと発色はさまざまですが、これらを総称して黒唐津と呼びます。
参考作品
黒唐津茶碗 八咫烏
高さ:7.6cm 口径:13.5cm 底径:5.6cm
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梅花皮質な様子もみられる作品があり、均一の焼成されていない作品が古唐津では多々あります。近代の作品のように均一的な釉薬より偶然性の高い古唐津の作品のほうが格段の趣があります。それに比して近代から現代の黒唐津の作品はとるに足らない作品ばかりといっていいでしょう。
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どこで趣のある作品と評されるの解らないところがあるのが陶器の世界です。
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信楽と並べて寸暇を愉しみました。骨董と息子の幼稚園、似たようなもの・・・。さて成虫になったらどう化けるか![]()

息子は昆虫に興味津々、クラスで飼っている虫の説明に一生懸命、これも遺伝らしい。

幼稚園で作ったゼリーの売店では売り子の役目。

園庭でアゲハチョウの幼虫を見つけたようです。我が家の庭の山椒の木にもたくさんいます。
さて本日紹介する作品は陶磁器を蒐集して間もない頃に購入した作品です。しばらく使っていなかったのでたまには使おうかと男の隠れ家から持ち出してきました。
氏素性の解らぬ作品 伝黒唐津 瓢箪型花入
時代箱入
径85*高さ125*底径65~66

本作品は黒唐津といわれるものらしい・・??

鉄釉が黒く発色したもので、鉄の含有量が少なければ褐色や飴色を呈しますが、この種の鉄分の多い唐津は藤の川内、飯洞甓下、飯洞甓上、道納屋谷、阿房谷、道園などの諸窯で焼かれ、黒唐津の鉄釉の上からさらに長石釉を掛けて白濁させた蛇蝎唐津は、猪ノ古場、祥古谷などで焼かれたとのこと。

黒唐津の残存数は少なく、壷、徳利が多いようですが、他に茶碗、皿があるようです。この花入れは本来、徳利として製作されたものでしょうね。変形し、釉薬も飛んだため失敗作として放置された可能性があり、おそらく発掘品を、上部の口部分を切断し花入れに見立てたのではないかと推察されます。
底は糸切底で茶味があり、花入の小品としては最適だろうと考えています。「達磨」とでも銘するのも一興かな?

黒唐津については下記の記述があります。
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黒唐津(くろがらつ):黒~茶褐色に発色した唐津焼の一種です。この黒色は鉄分を含んだ鉄釉(てつゆう)が用いられますがその色調はさまざまです。
その黒色は朝鮮唐津で使われる飴釉(あめゆう:褐色に発色する鉄釉の一種)の例が分かりやすいでしょう。黒色の中に茶褐色・黄褐色を呈する複雑な色彩があります。
一概に「黒」と言い切れない深い色調が黒唐津の特徴です。ただ組成上は釉薬の中に含まれる鉄分が10%前後であれば黒く発色します。これは鉄釉の成分の含有量で発色が基本的に違ってきます。仮に鉄の含有量が少なく1%~2%だったとします。これは酸化焼成で黄瀬戸のような淡い黄色(黄唐津)、還元焼成で緑~青磁色(青唐津)という分類にもなります。
逆に鉄分量が10%を超えれば柿釉や鉄砂(てっしゃ)のように赤褐色にも発色します。これらはみな鉄分量による発色の違いです。黒唐津は鉄分量が10%前後の黒系の発色で、黄褐色(黄唐津)・飴色・柿色を含むこともあります。しかし鉄分が少なく発色も異なる青唐津とは明確に区別している場合がほとんどです。鉄分の比較的多い作品は飴色から褐色、深い黒までと発色はさまざまですが、これらを総称して黒唐津と呼びます。
参考作品
黒唐津茶碗 八咫烏
高さ:7.6cm 口径:13.5cm 底径:5.6cm

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梅花皮質な様子もみられる作品があり、均一の焼成されていない作品が古唐津では多々あります。近代の作品のように均一的な釉薬より偶然性の高い古唐津の作品のほうが格段の趣があります。それに比して近代から現代の黒唐津の作品はとるに足らない作品ばかりといっていいでしょう。

どこで趣のある作品と評されるの解らないところがあるのが陶器の世界です。

信楽と並べて寸暇を愉しみました。骨董と息子の幼稚園、似たようなもの・・・。さて成虫になったらどう化けるか
