本日は迷った挙句真作と判断しました平福百穂の作品の紹介です。当方では手に余るほど判断が難しい郷里出身の画家です。
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渡船 平福百穂筆 大正年間
絹本水墨淡彩軸装 軸先 共箱二重箱
全体サイズ:縦1490*横710 画サイズ:縦505*横510
郷里の画家で平福百穂ほど審美眼を悩ます画家はいません。それほど贋作が多い画家であり、中には実にうまく模写した作品もあります。さらに混乱させるには精巧な複製が出回っている点でしょう。これらは本ブログに他の記事に記述しています。
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作品中の落款と印章、共箱の箱書きと落款と印章は下記の写真のとおりですが、未確認の印章が多いのでこれでけでの真贋は後学とさせていただきます。
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平福百穂は「正統派の近代最後の南画家」と私は評価しています。実に品の良い作品を遺しています。
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いかにも大正の頃のような二重箱に収まっていますね。
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正直なところ、真贋はまだ迷っています。このような迷いのない作品だけを揃えるのは非常に難しいものですが、取捨選択していく必要があるでしょう。

渡船 平福百穂筆 大正年間
絹本水墨淡彩軸装 軸先 共箱二重箱
全体サイズ:縦1490*横710 画サイズ:縦505*横510

郷里の画家で平福百穂ほど審美眼を悩ます画家はいません。それほど贋作が多い画家であり、中には実にうまく模写した作品もあります。さらに混乱させるには精巧な複製が出回っている点でしょう。これらは本ブログに他の記事に記述しています。

作品中の落款と印章、共箱の箱書きと落款と印章は下記の写真のとおりですが、未確認の印章が多いのでこれでけでの真贋は後学とさせていただきます。



平福百穂は「正統派の近代最後の南画家」と私は評価しています。実に品の良い作品を遺しています。

いかにも大正の頃のような二重箱に収まっていますね。

正直なところ、真贋はまだ迷っています。このような迷いのない作品だけを揃えるのは非常に難しいものですが、取捨選択していく必要があるでしょう。