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Channel: 夜噺骨董談義
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白馬雪渓 寺崎廣業筆 大正6年(1917年)頃

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近くのスーパーで息子が戴いてきたシャボン玉のオモチャ。さっそく庭で皆で試してみました。



最近のオモチャは当然我々の頃から格段の進歩・・・。



祖母と息子・・・無心で。。。。。。



福寿草が今年も咲いています、



さて蒐集した作品が学生時代の思い出と重なることがあります。

白馬雪渓 寺崎廣業筆 大正6年(1917年)頃
紙本水墨淡彩軸装 軸先 共箱二重箱
全体サイズ:縦2130*横510 画サイズ:縦1320*横330

 

長野県下高井郡上林温泉に別荘「養神山房」をしつらえ、大正三年七月に完成するが、時どきここに滞在しているうちに寺崎廣業は次第に山水画を多く描くようになり、日本の山水画に新機軸を開いていくことになりました。

  

参考作品
白馬山八題のうち2作品 「雲海曙色」・「山頭団雲」
1917年(大正6年) 秋田県立近代美術館蔵





本作品は上記と同時期の作の作品でしょう。



学生時代に針ノ木雪渓でホワイトガソリンを誤飲したのち、その日のうちにテント内で台風と過ごした白馬岳の山頂・・、翌日には日本海へと駆け抜けた思い出深い山です。



淡い恋心を打ち捨てて打ち込んだ登山、一両日で針ノ木雪渓、白馬の雪渓、そして親不知海岸へ・・・、若い頃には情熱と体力があったのだろうが無茶でもあった 

今思うと登山で学んだ一番のことは、目の前の足元を一歩一歩確実に進むということ。頂上を観たり、急いではいけないということ。地道な努力が時間を経て事を成す、目先の派手さや欲に目がくらむと碌なことはない・・・、祖父の家訓通り「急ぐな、休むな、怠るな!」・・・・。

さて三連休は適度な休息となりました。



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