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Channel: 夜噺骨董談義
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麒麟山 福田豊四郎筆 昭和25年頃

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最近、面白いのがNHKのドラマ。先日終了した「もののけ」を題材にしたドラマが面白く息子と愉しみました。その面白さは民放のドラマのつまらなさの比ではないですね。家内と図書館で子供向けでないコーナーで貸していただいた本「かわいい妖怪画」という本に夢中なようです。どうも小生のための本を探しているうちにみつけたらしい



民放は「捜査一課長」に代表されるようにセリフも見せ場も金太郎飴のごとくで、まるで現代版水戸黄門のようになってしまっています。高齢者対象のドラマなのでしょうか?他の過激なストーリー作り、そして単純なヒーローを作りたがる趣向は決してよいものではないでしょう。

さて本日は120作品を超えた福田豊四郎の作品の紹介です。小作品ですが、福田豊四郎には珍しい画風、画題の作品ですね。



麒麟山 福田豊四郎筆 昭和25年頃
紙本着色軸装 軸先骨 共箱
全体サイズ:縦890*横342 画サイズ:縦270*横240



福田豊四郎はエッセイによると昭和34年(1959年)夏に十和田湖から新潟、佐渡に旅行しているらしい。新潟に旅行した記録が少ないので、この時期の作品なのだろうか、または落款から判断して昭和25年頃の作なのか判断に迷うところです。



あくまでも落款からは昭和25年頃作と推定するのが妥当なのであろうと思います。さらに麒麟山は福島県よりの内陸側に位置しており、昭和34年の時のスケッチではない可能性があります。また描いた景色は秋であり、昭和34年の旅行は夏なのも違和感がありますから・・・。

作品の大きさは色紙大であり、本来色紙に描いた作品を表装した可能性がありますね。こういう色紙を掛け軸に表具したような小点の作品は棚の部分にも飾ることが可能であり、床の間以外でも気軽に愉しめるでしょう。

  

本作品に描かれた麒麟山は上記のように新潟県内陸にある山の名称です。

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麒麟山(きりんざん):新潟県東蒲原郡阿賀町津川に位置する、標高191mの山。山の名は、中国の想像上の動物「麒麟」の姿に似ていることに由来すると言われている。

この山では昔、狐火(鬼火)と呼ばれる光が見られたことから麒麟山及び狐火にまつわる数多くの話が存在する。 山頂の展望台白狐は津川の町並や阿賀野川が一望できる展望台で「白狐」は、詩人野口雨情がキツネ伝説にまつわる童謡(こんこん小山の白狐)を創作したことが由来。



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狐火にまつわる数多くの話、昔は面白い話がたくさんあった・・・、それが骨董蒐集する理由のひとつかもしれません。



妖怪については当方の蒐集対象ではありませんが、我が自宅には「かわいい妖怪」が一人います。そのうち鬼に変身するのかも・・・。




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