衝動的に普段使いに作品を入手することがあります。大概、予算は一万円以下、つまり数千円程度。
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今回は江戸期の古伊万里かな? 数千円で普段使いを少しづつ増やすのが食器を揃えるコツのようです。
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ところで最近、手近にあった花入れに向いていそうな作品を展示室に並べてみました。花入れを集めるコツは・・???
古瀬戸 灰釉印花文瓶子
誂箱
口径35*胴径170*高台径85*高さ255
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当方でも紹介している黄瀬戸とはまた一味違う釉薬の古瀬戸の作品です。
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古瀬戸の作品に馴染みのない方には下記の2作品が「なんでも鑑定団」に出品されていましたので参考にしてください。
なんでも鑑定団出品作品
古瀬戸の瓶
鑑定金額:250万
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評:今から700年ぐらい前の13世紀から14世紀中頃にかけて尾張瀬戸で作られた古瀬戸の瓶子。この時代の特徴は底が平底で、肩がぐっと張り鎌倉時代の強さを表している・・・という評です。
「底が平底で、肩がぐっと張り鎌倉時代の強さを表しているという。」というのは当方の作品とは共通点ですが、あまりに大雑把な表現ですので、各時代に共通している事項とも言えますかね?
下記の作品は最近の放映された番組の作品なので覚えておられる方も多いでしょう。ちょっと特殊な形の作品です。
なんでも鑑定団出品作品 2020年11月17日放送
古瀬戸の水差
鑑定金額:350万
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評:大珍品。鎌倉時代に作られた古瀬戸の水注。状態がとても良い。古瀬戸はほとんどが出土品、発掘品なので肌が荒れているものが多い。依頼品はおそらく寺社で大切に伝えられたものではないかと考える。猿の取手は初めて見た。愛嬌があってユーモラス。プリミティブアートに通じるような味わいを持っている。胴に大輪の菊の花びらを印花で表している。時代が古いとこのようにおおらかで、時代が下がってくると細かくデザイン化してくる。淡黄緑色の釉薬が2、3カ所溜まっている。指をつけるとそれがつくようなみずみずしさがある。珍品であり名品と言える。
菊花のデザインは共通点ですが、当方の本作品が「時代が下がってくると細かくデザイン化してくる」という作品かどうかは判断がつきませんね。
次の作品は古信楽に悩みに悩み抜いて現在辿り着いた作品です。とくに「古信楽壷 蹲」と称する作品は曲者が多いですね。このくらいきれいですっきりしているほうがいやらしさがなくていいかも・・・。底は下駄底です。
古信楽壷 蹲 時代不詳
誂箱入
外口径*胴径130*底径*高さ158
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一方で古備前は価格も手頃で入手しやすい作品群ですね。江戸期は数万円からいい作品が入手できます。ただ形、肌色、落ち着きが三拍子揃った作品はなかなかない・・・??
古備前波状文壷 その5 室町前期
合箱
口径約138*胴径*底径約153*高さ280
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最後はデルフト焼と思われる作品です。
デルフト 草花文振出(茶入)
合箱
口径*幅62*奥行62*高さ95
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振出というか茶入というか、花入に適切かと。
こういった類の作品は花を活けて初めて評価されるもの・・、野暮な男には無用な長物、小生も含めてそういう輩が多いようです。
さて花入を集めるコツはどうも花を活けないで花を活けた状態を想像することらしい。花を活けたらどんな器も花には敵わないから・・・。
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今回は江戸期の古伊万里かな? 数千円で普段使いを少しづつ増やすのが食器を揃えるコツのようです。
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古瀬戸 灰釉印花文瓶子
誂箱
口径35*胴径170*高台径85*高さ255
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当方でも紹介している黄瀬戸とはまた一味違う釉薬の古瀬戸の作品です。
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古瀬戸の作品に馴染みのない方には下記の2作品が「なんでも鑑定団」に出品されていましたので参考にしてください。
なんでも鑑定団出品作品
古瀬戸の瓶
鑑定金額:250万
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評:今から700年ぐらい前の13世紀から14世紀中頃にかけて尾張瀬戸で作られた古瀬戸の瓶子。この時代の特徴は底が平底で、肩がぐっと張り鎌倉時代の強さを表している・・・という評です。
「底が平底で、肩がぐっと張り鎌倉時代の強さを表しているという。」というのは当方の作品とは共通点ですが、あまりに大雑把な表現ですので、各時代に共通している事項とも言えますかね?
下記の作品は最近の放映された番組の作品なので覚えておられる方も多いでしょう。ちょっと特殊な形の作品です。
なんでも鑑定団出品作品 2020年11月17日放送
古瀬戸の水差
鑑定金額:350万
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評:大珍品。鎌倉時代に作られた古瀬戸の水注。状態がとても良い。古瀬戸はほとんどが出土品、発掘品なので肌が荒れているものが多い。依頼品はおそらく寺社で大切に伝えられたものではないかと考える。猿の取手は初めて見た。愛嬌があってユーモラス。プリミティブアートに通じるような味わいを持っている。胴に大輪の菊の花びらを印花で表している。時代が古いとこのようにおおらかで、時代が下がってくると細かくデザイン化してくる。淡黄緑色の釉薬が2、3カ所溜まっている。指をつけるとそれがつくようなみずみずしさがある。珍品であり名品と言える。
菊花のデザインは共通点ですが、当方の本作品が「時代が下がってくると細かくデザイン化してくる」という作品かどうかは判断がつきませんね。
次の作品は古信楽に悩みに悩み抜いて現在辿り着いた作品です。とくに「古信楽壷 蹲」と称する作品は曲者が多いですね。このくらいきれいですっきりしているほうがいやらしさがなくていいかも・・・。底は下駄底です。
古信楽壷 蹲 時代不詳
誂箱入
外口径*胴径130*底径*高さ158
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一方で古備前は価格も手頃で入手しやすい作品群ですね。江戸期は数万円からいい作品が入手できます。ただ形、肌色、落ち着きが三拍子揃った作品はなかなかない・・・??
古備前波状文壷 その5 室町前期
合箱
口径約138*胴径*底径約153*高さ280
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最後はデルフト焼と思われる作品です。
デルフト 草花文振出(茶入)
合箱
口径*幅62*奥行62*高さ95
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振出というか茶入というか、花入に適切かと。
こういった類の作品は花を活けて初めて評価されるもの・・、野暮な男には無用な長物、小生も含めてそういう輩が多いようです。
さて花入を集めるコツはどうも花を活けないで花を活けた状態を想像することらしい。花を活けたらどんな器も花には敵わないから・・・。