敷地境界の板塀がぐらぐらして危険になってきたので、支柱をやり替えました。既存の支柱は義父が自分で作ったものらしく、長年の風雨で腐食していてかなりの数(23本)が取り換えとなりました。
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支柱も腐食防止のため黒く塗装していますが、既存と同じく丸太材を使用しています。義父はよくひとりで作ったものだと改めて感心しています。
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我が家の愛犬も老朽化・・??? もはや18歳の柴犬ですが、まだまだ元気です。東側のスペースにマイホームを2軒。冬は日当たりのいいところを選び、夏は涼しい日影を選んで外で過ごしていますが、一切家の中には入れません。
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小生が帰宅する時間になるといつもじ~っと待ってくれています。
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さて本日は大野麥風の版画による「大日本魚類画集」から「鮎図」の版画の紹介です。
大日本魚類画集 NO54 鮎図 大野麥風画
紙本淡彩額装 版画 1937年9月第2回
画サイズ:縦280*横400 発刊当時のタトウ付
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大日本魚類画集の作品について本ブログの作品NOは東京ステーションギャラリーから出版された図集からのNOです。最初の作品NOはNO53からですので、本日の作品はNO54ですから2作品目に発刊された作品となります。
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大日本魚類画集はそもそも第1輯から第6輯まであり、第1輯はNO53~NO65までの12作品(ニジマスは原画が重複)あります。本ブログではNO65の金魚以外はすべて投稿されています。
本作品は銀の摺が鮮やかです。
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東京ステーションギャラリーから出版された図集のNOは下記のとおりです。
第2輯はNO66~NO77までの12作品。
第3輯はNO78~91までの12作品(ウグイが原画と摺り見本が重複)。
第4輯がNO92~NO105までの12作品(サケが原画と摺り見本が重複)。
第5輯がNO106~NO120までの12作品(モンゴイカが原画と摺り見本が重複、イラが摺り見本が重複)。
第6輯がNO121~132までの12作品です。
全部で72種類あります。
現在当方で所蔵している作品が16作品(状態の良くない作品1点を含む)ですので、まだ2割強でしかありません。先は長い~Image may be NSFW.
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魚の種類などによって人気が違うかもしれませんが、だいたい市場価格がひと作品につき6万円ほどのようですが、すべて揃えると400万円以上かかることになりますImage may be NSFW.
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500部限定だそうですが、当時から所蔵している方やまとめて購入してすべて揃って所蔵している方が多いかもしれません。当方はのんびりと購入機会を待っていますので、なかなか揃いませんね。
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本作品の落款と摺師、彫師は下記のとおりです。
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発刊当時の解説書が付いている作品は稀ですね。
ところで大日本魚類画集の題字は谷崎潤一郎が書いていますが、それには謂れがあるようです。大日本魚類画集を発刊してのは西宮書院ですが、その創始者の品川清臣氏と大野麥風は西宮にある「京楽」という飲み屋に頻繁に通っていたそうです。谷崎潤一郎も週に一、二度、その店に足を運ぶ常連であったらしく、自然に三人は親しくなったようです。大野麥風も「日本新聞」に若い頃に入社していたので、ジャーナリストとしての何らかの共通の話題があったのでしょう。居酒屋で親しくなり、題字を依頼したようです。
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大日本魚類画集の作品については、すべて額装にすると保管場所をとるので、額に入れているのは20作品程度までとし、あとは保護紙に入れて保管しています。多くの作品が日焼けなどしているようですが、版画には日焼けは禁物です。日焼けしているとほとんど価値が無くなります。本作品もわずかに右側が日焼けしています。
塀と違って、もとい他の骨董品と違って、日焼けや退色、シミなどはまったく修復がきかないのが版画ですね。
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支柱も腐食防止のため黒く塗装していますが、既存と同じく丸太材を使用しています。義父はよくひとりで作ったものだと改めて感心しています。
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我が家の愛犬も老朽化・・??? もはや18歳の柴犬ですが、まだまだ元気です。東側のスペースにマイホームを2軒。冬は日当たりのいいところを選び、夏は涼しい日影を選んで外で過ごしていますが、一切家の中には入れません。
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小生が帰宅する時間になるといつもじ~っと待ってくれています。
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さて本日は大野麥風の版画による「大日本魚類画集」から「鮎図」の版画の紹介です。
大日本魚類画集 NO54 鮎図 大野麥風画
紙本淡彩額装 版画 1937年9月第2回
画サイズ:縦280*横400 発刊当時のタトウ付
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大日本魚類画集の作品について本ブログの作品NOは東京ステーションギャラリーから出版された図集からのNOです。最初の作品NOはNO53からですので、本日の作品はNO54ですから2作品目に発刊された作品となります。
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大日本魚類画集はそもそも第1輯から第6輯まであり、第1輯はNO53~NO65までの12作品(ニジマスは原画が重複)あります。本ブログではNO65の金魚以外はすべて投稿されています。
本作品は銀の摺が鮮やかです。
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東京ステーションギャラリーから出版された図集のNOは下記のとおりです。
第2輯はNO66~NO77までの12作品。
第3輯はNO78~91までの12作品(ウグイが原画と摺り見本が重複)。
第4輯がNO92~NO105までの12作品(サケが原画と摺り見本が重複)。
第5輯がNO106~NO120までの12作品(モンゴイカが原画と摺り見本が重複、イラが摺り見本が重複)。
第6輯がNO121~132までの12作品です。
全部で72種類あります。
現在当方で所蔵している作品が16作品(状態の良くない作品1点を含む)ですので、まだ2割強でしかありません。先は長い~Image may be NSFW.
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魚の種類などによって人気が違うかもしれませんが、だいたい市場価格がひと作品につき6万円ほどのようですが、すべて揃えると400万円以上かかることになりますImage may be NSFW.
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500部限定だそうですが、当時から所蔵している方やまとめて購入してすべて揃って所蔵している方が多いかもしれません。当方はのんびりと購入機会を待っていますので、なかなか揃いませんね。
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本作品の落款と摺師、彫師は下記のとおりです。
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発刊当時の解説書が付いている作品は稀ですね。
ところで大日本魚類画集の題字は谷崎潤一郎が書いていますが、それには謂れがあるようです。大日本魚類画集を発刊してのは西宮書院ですが、その創始者の品川清臣氏と大野麥風は西宮にある「京楽」という飲み屋に頻繁に通っていたそうです。谷崎潤一郎も週に一、二度、その店に足を運ぶ常連であったらしく、自然に三人は親しくなったようです。大野麥風も「日本新聞」に若い頃に入社していたので、ジャーナリストとしての何らかの共通の話題があったのでしょう。居酒屋で親しくなり、題字を依頼したようです。
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大日本魚類画集の作品については、すべて額装にすると保管場所をとるので、額に入れているのは20作品程度までとし、あとは保護紙に入れて保管しています。多くの作品が日焼けなどしているようですが、版画には日焼けは禁物です。日焼けしているとほとんど価値が無くなります。本作品もわずかに右側が日焼けしています。
塀と違って、もとい他の骨董品と違って、日焼けや退色、シミなどはまったく修復がきかないのが版画ですね。