晩秋の十和田湖 福田豊四郎筆 昭和36年頃
離れ(茶室+納戸+展示室+収納庫)を立てる際に既存の野外トイレを義父がどうしても残したいというので、既存を改修して残しています。扉、床、便器などは新しくしています。...
View Article大日本魚類画集と谷崎潤一郎 NO54 鮎図 大野麥風画
敷地境界の板塀がぐらぐらして危険になってきたので、支柱をやり替えました。既存の支柱は義父が自分で作ったものらしく、長年の風雨で腐食していてかなりの数(23本)が取り換えとなりました。 支柱も腐食防止のため黒く塗装していますが、既存と同じく丸太材を使用しています。義父はよくひとりで作ったものだと改めて感心しています。 我が家の愛犬も老朽化・・???...
View Article最低限の誂えをして遺すことにした作品 その1
椿の花を1階の展示室に活けてみました。 デルフト焼の花入れに・・・。 さて本日は誂えをした作品の紹介です。保管箱、補修などの手当てが必要な作品は箱に入れて収納庫に保管していますが、頃合いをみてその都度、対費用対効果を鑑みて改装したり、誂をしてみたりしています。 本ブログで紹介した下記の作品は額装にしてみました。もともとまくりの状態で入手した作品です。 手鞠 太田聴雨筆 絹本着色軸装...
View Article表装完了 小松均作品 四幅
庭から採ってきて遺っていた椿は蹲に活けました。 本日は小松均の水墨画を表装した作品の紹介です。 2020年10月3日に「まとめてリメイク 表装予定 小松均 水墨画4点」と題して改めて紹介した小松均の水墨画4点ですが、この度表具が完了したので紹介します。 入手した時点では下記の写真のようにまくりの状態の作品でした。 山・海・樹・石 四幅 小松均筆...
View Article最低限の誂えをして遺すことにした4作品 その2
上野で開催されている吉田博の展覧会を観てきました。幕末から明治にかけての美人画をメインとした定型的な浮世絵版画からの脱皮しようとする大正から昭和にかけての版画の勢いを感じますね。 さて当方で痛んでいたり、誂えが不十分な作品を遺すべきと判断して補修や誂えを整えるには、それなりの理由がありますが、一言でいうなら「物好き」なのでしょう。 一作品目は天龍道人の作品で箱を誂えた作品です。 叭々鳥二梅雪竹図...
View Article家内の作品 孤月翻浪中 小堀宗明筆
家内は和服を着て遠州流の家元でのお茶席へ、息子と小生は理髪店へ・・。 今回で息子は二回目の本格的な理髪ですが、自分で行くと言い出しました。剃りにも慣れた? ビビりながらも、注文を聞いているとどうもおかっぱ頭風にしたいらしい・?? なぜかと尋ねても答えなかったが、帰りの車で「鬼滅の刃の善逸」がイメージらしい・・ ちょっと違うような気がするのだが・・。...
View Article氏素性の解らぬ作品 影青輪花蓮弁盃 宋(北宋)?時代 その9
畑から採ってきて活けていた梅類などの花が散ってきたので、家内が庭に咲き始めた「バイモ」と「キブシ」を天神様の棚に活けてくれました。 「バイモ」は親戚の方の山からいただいて移植したものです。 「キブシ」も移植したものです。移植したのが子供が生まれた頃ですからすでに7年近く経過してようやく一人前の花が咲き始めました。...
View Article水墨山湖図 藤井達吉筆
本ブログにて最近紹介した青磁の花入を観ていた家内が、先日に出かけていた遠州流の家元での席での花入に青磁の筍型の花入を使っていた報告してきました。どうも下記の作品らしい・・。当方の作品とは似て非なる由緒ある作品...
View Articleお気に入りの画家 「蛙の以知庵さん」 蛙図 田中以知庵筆 その10
最近息子が夢中になっているのが古くからある遊びの「独楽廻し」ですが、小生や義母、家内にまで息子は教えてくれています。そこで最近、息子に小生が教えているのがけん玉です。レゴや毀滅の刃、動画などの今流行りのもののいいですが、小生が小学校の頃に流行ったものでコミュニケーション・・。両方の遊びは通っている小学校の授業でやっているらしい・・...
View Article古?信楽 桧垣文壷(蹲) 時代不詳
欠陥だらけでガラクタの多い当方の蒐集した作品、例えば平櫛田中作の五浦釣人には釣り竿がない・・?? そこで散歩のついでに採ってきた枝を・・。 加納鉄哉作の田村麻呂将軍像には弓の弦がないので、リサイクルでとってある義母の使用済みの紐の中から作品に合いそうな紐を取り付ける・・。なんとも貧乏性なのであろうが、よく見ないと解らないだろうと・・・ 先人達が「うずくまる ねだんをきいて...
View Article怪しき作品 早春 平福百穂筆 大正10年(1921年)頃
息子が通っているサイエンスという実験の教室が一年間のコースが修了しました。これ以外には英会話とプログラミングの教室には率先して出かけていきます。これらには継続的に通いたいようですが、スポーツへの興味はまだのようです。これは遺伝かな?...
View Article氏素性の解らぬ作品 灰釉窯変八面取壺 伝李朝後期
本日紹介する作品は、味があるという理由で購入した作品です。そう単に「味がある」・・。 李朝? 窯変? 白釉? 会寧窯?・・・、既成概念で李朝から観るのちょっとやめてみました。作り方から観てみましょう。 氏素性の解らぬ作品 灰釉窯変八面取壺 李朝後期? 高台廻り補修跡あり 誂箱 口径110*最大胴径203*高台径*高さ158...
View Article大日本魚類画集 NO119 マツカサウオ図 大野麥風画
先日は近くの公園まで花見・・。(おそらくこの記事が投稿される一か月前) すでにこの公園にはウイークデイに義母と家内と息子の三人で来たようですが、小生と来たいという息子の要望があったようです。花見と共に一緒に公園内を散策したかったようです。散策しながら桜以外の花見・・、まずはヤマブキ。 タチツボスミレ。 キイチゴ。 キブシ。 クロモジ。...
View Article氏素性の解らぬ作品 伝横山大観 2作品
蒐集初期の頃、横山大観の作品が欲しかった・・。むろん憧れ、否欲望のようなものですが、叔父のところで佳品を見せて頂いたことも影響もしたのだろうと思います。 欲に駆られて真贋を見極めることもなく、資金の許す範囲で購入したことがありました。むろん筋の良いものなど入手できるはずもないのですが、当時入手した横山大観らしき作品を今も手元に置いています。 本日はそのような作品を飾ってみました。...
View Article貴重な作品 源内焼 三彩竹林七賢人図大鉢
下記の緑釉の花入れは水を入れると沁み出してきました。そこでサイズを測り、インターネットで竹に乾漆の処理をした「おとし」を注文しました。 *古信楽はその用途から水漏れするものが多いですが、中国の緑釉のように埋葬品に使うものもまた水漏れしても構わない・・?? おとしの価格は送料を入れて3000円程度です。口径や長さがその都度微妙なので、この値段で特注で依頼できるのは便利ですね。...
View Articleリメイク お気に入りの作品 影青刻花碗(宋時代) その1
我が家は子供とちょっとして手作りが多い・・。たとえば下記のピストルを身に付けるホルダーが欲しいと子供にせがまれるとトイレットペーパーの真を二つ付けてあっという間の出来上がり・・。これは家内のアイデア。 ライフルに照準器が欲しいというとリサイクル処分の受付中に見つけた不要になった天体望遠鏡の部品を利用して出来上がり・・。これは私のアイデア。骨董品の整理に使う道具類はふんだんにあるので便利です。...
View Articleお気に入りの作品 墨畫芭蕉ニ雀 平福百穂筆 大正6年(1916年)頃
当方が主に趣味に使っている離れですが、実は最初から大きな目的がありました。それは洗濯ものや布団などの干し場・・。...
View Article辰砂と瑠璃の花入
当方で弁当箱に使用している郷里の工芸品である曲げわっぱ弁当箱ですが、すでに使用し始めて5年が経過しました。ふるさと納税で2個入手し、そろそろ痛んできたので新たに2個目を使用することにしました。郷里の友人からは修理できる旨の連絡がありましたので、あたってみようかと思っています。 さて本日の作品紹介です。...
View Article資料的価値のある作品 短冊 海老図 平福穂庵筆 文久元年頃
当家では庭に花の咲いている期間が短く、当然、室内に活けている花もゆっくり鑑賞する間もなく枯れていきます。庭に咲いている花があるうちにとテレワークの休み時間を利用して花を活けておきました。 応接室にはピンクのボタンに李朝の面取瓶。 展示室廊下には赤いボタンにデルフトの一輪挿し。 額の絵は藤田嗣治、大皿は伝バーナードリーチ・・。 離れへの渡り廊下にはクマガイソウに蹲。...
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