大野麥風の大日本魚類図集の「カワハギ」・・。
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テレビ局でなにやら東京湾?の魚の特集で使用したいらしい。画像の使用について問い合わせがきました。テレビ局やテキストへの写真の使用の問い合わせは本ブログの源内焼、掛け軸らなど数件ありますが実際の使用は稀のようです。ちなみに展覧会などへの依頼は2件ほどありました。
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この大野麥風の大日本魚類図集の醍醐味はその版画の綺麗さにあるのですが、実際は手にとってみないとわかりませんね。図録や展覧会ではこの版画の凄さはなかなか伝わりにくいものです。たとえばこの作品は銀彩が輝いていますが、写真だと反射しすぎますね。吉田博や川瀬巴水の作品とは鑑賞の観点が違うでしょうか、その摺の綺麗さは雲泥の差です。
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今回の番組(鉄腕ダッシュらしい)では魚の紹介のために使用するらしいので、その点にあまりこだわらないのでしょう。
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さて本日の作品ですが、展示室に同郷の画家である伊勢正義の女性を描いた作品を飾っています。
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当方では伊勢正義の作品は女性を描いた作品にある程度絞って蒐集しています。異国情緒豊かな作品や風景画や静物画もありますが、やはり女性を描いた作品が当方のお気に入りですね。
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伊勢正義のついては知らない方も多いかもしれませんね。
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品のある趣が気に入っていますが、またそのてらわない作風が好きで蒐集対象としています。
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子供の頃から実家に作品があり、馴染みがあったことも蒐集の起因になっているのかもしれません。
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すでに同郷の油彩画家「伊勢正義」の作品については幾つかの作品を本ブログで紹介しており、本作品で「その22」となりますが、その作品中で最も晩年の作となります。
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お気に入りの作品 黄色のスカーフの婦人(仮題) 伊勢正義画 1971年(昭和46年)作
油彩額装 左下サイン 誂タトウ+黄袋
画サイズP8号:横480*縦600 全体サイズ:縦460*横330
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ありきたりで繰り返しの表現ですが、実に気品のある作品となっています。
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画中の左下のサインから1971年(昭和46年)、64歳の作と推定されます。
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女性像を描いたらその品格の高さに定評のある伊勢正義ならではの趣ですが、晩年の作品はよりその趣が際立っています。
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伊勢正義は明治40(1907)年2月28日秋田県鹿角郡(大館市白沢)に生まれています。転勤の多かった父に伴い、各地を転々としましたが、少年時代を秋田県北部の小坂町で過ごしています。当時の小坂町は鉱山の最盛期で、秋田県で北辺の土地でありながら、中央から直接文化が流れ込み、近代的・都会的な雰囲気が満ち溢れていたそうです。辺鄙な山里の町ながら、演劇などの文化活動も盛んに行われ、芸術方面の関心が高い町だったと思われます。伊勢正義と同じく本ブログでお馴染みの日本画家の福田豊四郎(1904年~1970年)も同郷です。
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母が建設業を営んでいた頃に小坂にある伊勢正義の自宅(アトリエ?)を解体する仕事を請け負い、その中から2点ほど作品が発見され、その作品は現在でも当方で所蔵しています。
本作品には裏面にもサインがあります。伊勢正義は、1985年11月18日腎不全のため東京都目黒区の東邦医大付属大橋病院で死去しており、享年78歳でした。この作品は亡くなる14年前の作となります。
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なにかと縁のある画家ですが、すでに当方で所蔵する作品は前述のように20点を超えています。
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あらためてながら伊勢正義が女性を描いた作品は品格があっていいですね。秋田美人が原イメージのように感じるのは小生だけでしょうか?
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古い額なので痛んでいる部分や痛みやすい箇所は神田にある額の専門店(草土舎)に依頼して手を加えておきました。
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蒐集するというのは修理なども役割のひとつになりますね。蒐集して作品を放っておくなど言語道断ですよ。
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テレビ局でなにやら東京湾?の魚の特集で使用したいらしい。画像の使用について問い合わせがきました。テレビ局やテキストへの写真の使用の問い合わせは本ブログの源内焼、掛け軸らなど数件ありますが実際の使用は稀のようです。ちなみに展覧会などへの依頼は2件ほどありました。
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この大野麥風の大日本魚類図集の醍醐味はその版画の綺麗さにあるのですが、実際は手にとってみないとわかりませんね。図録や展覧会ではこの版画の凄さはなかなか伝わりにくいものです。たとえばこの作品は銀彩が輝いていますが、写真だと反射しすぎますね。吉田博や川瀬巴水の作品とは鑑賞の観点が違うでしょうか、その摺の綺麗さは雲泥の差です。
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当方では伊勢正義の作品は女性を描いた作品にある程度絞って蒐集しています。異国情緒豊かな作品や風景画や静物画もありますが、やはり女性を描いた作品が当方のお気に入りですね。
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お気に入りの作品 黄色のスカーフの婦人(仮題) 伊勢正義画 1971年(昭和46年)作
油彩額装 左下サイン 誂タトウ+黄袋
画サイズP8号:横480*縦600 全体サイズ:縦460*横330
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ありきたりで繰り返しの表現ですが、実に気品のある作品となっています。
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伊勢正義は明治40(1907)年2月28日秋田県鹿角郡(大館市白沢)に生まれています。転勤の多かった父に伴い、各地を転々としましたが、少年時代を秋田県北部の小坂町で過ごしています。当時の小坂町は鉱山の最盛期で、秋田県で北辺の土地でありながら、中央から直接文化が流れ込み、近代的・都会的な雰囲気が満ち溢れていたそうです。辺鄙な山里の町ながら、演劇などの文化活動も盛んに行われ、芸術方面の関心が高い町だったと思われます。伊勢正義と同じく本ブログでお馴染みの日本画家の福田豊四郎(1904年~1970年)も同郷です。
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母が建設業を営んでいた頃に小坂にある伊勢正義の自宅(アトリエ?)を解体する仕事を請け負い、その中から2点ほど作品が発見され、その作品は現在でも当方で所蔵しています。
本作品には裏面にもサインがあります。伊勢正義は、1985年11月18日腎不全のため東京都目黒区の東邦医大付属大橋病院で死去しており、享年78歳でした。この作品は亡くなる14年前の作となります。
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なにかと縁のある画家ですが、すでに当方で所蔵する作品は前述のように20点を超えています。
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あらためてながら伊勢正義が女性を描いた作品は品格があっていいですね。秋田美人が原イメージのように感じるのは小生だけでしょうか?
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古い額なので痛んでいる部分や痛みやすい箇所は神田にある額の専門店(草土舎)に依頼して手を加えておきました。
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蒐集するというのは修理なども役割のひとつになりますね。蒐集して作品を放っておくなど言語道断ですよ。