年末年始の帰省で地元の骨董店に寄ったところ、本日の作品と同様な構図の同時期の作品がありました。小点に近い小さめの作品で、表具の状態は補修跡が目につきました。お値段は3万円なり・・。
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その作品よりは状態も良く、見ごたえがあるので作品は入手しませんでした。ちなみに当方の作品は購入価格が8万円ほどになります。
*手前の作品は伝平櫛田中作の五浦釣人(岡倉天心像)です。
月下白鷺図 寺崎廣業筆 明治32年(1899年)頃絹本水墨淡彩軸装 軸先象牙加工 合箱全体サイズ:縦1460*横747 画サイズ:縦405*横588
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秋にちょうど良い掛け軸でしょうか? ぽっかりと浮かんだ丸い月を背景に、水辺に姿を見せた白鷺。どこか幻想的な雰囲気が漂っています。秋草も風に揺られているような、季節感溢れる掛け軸ですね。
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ちょっと汚れてはいますが、このままの状態での鑑賞がいいと思います。
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大正期よりも明治期の寺崎廣業の作品にいいものがある傾向にあります。
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落款や印章から明治32年頃と推定される作品です。右は文献から落款と印章の写真です。
*寺崎廣業は明治25年邨田丹陵の娘「菅子」と結婚し、向島三囲神社の前に住んでしました。これを機に義父の邨田直景の弟で漢学者の関口隆正より「宗山」の号を与えられています。よって「宗山」の印章、号のある作品は明治25年以降の作と推定され、「宗山」の落款はこの時期に限られて記されていますが、印章は長い間押印されているようです。
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少し名の売れ出した頃の作品は多作な大正期の作品に比して、ひと作品に丁寧さが伺えます。
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冒頭の地元の骨董店では平福穂庵・百穂父子、寺崎廣業、福田豊四郎の作品がとり揃っていましたが、なかなか掛け軸の人気の低迷さに悩んでいました。この際に小生が購入したのは色紙よりちょっと大きめの福田四郎が描いた「蕗に蟹」の作品でした。後日紹介させていただきます。
今頃はすでに五月の連休にて帰郷中につき、新たな作品と出会っているかもしれません。本日のブログは予約投稿です。

その作品よりは状態も良く、見ごたえがあるので作品は入手しませんでした。ちなみに当方の作品は購入価格が8万円ほどになります。
*手前の作品は伝平櫛田中作の五浦釣人(岡倉天心像)です。
月下白鷺図 寺崎廣業筆 明治32年(1899年)頃絹本水墨淡彩軸装 軸先象牙加工 合箱全体サイズ:縦1460*横747 画サイズ:縦405*横588

秋にちょうど良い掛け軸でしょうか? ぽっかりと浮かんだ丸い月を背景に、水辺に姿を見せた白鷺。どこか幻想的な雰囲気が漂っています。秋草も風に揺られているような、季節感溢れる掛け軸ですね。

ちょっと汚れてはいますが、このままの状態での鑑賞がいいと思います。

大正期よりも明治期の寺崎廣業の作品にいいものがある傾向にあります。

落款や印章から明治32年頃と推定される作品です。右は文献から落款と印章の写真です。
*寺崎廣業は明治25年邨田丹陵の娘「菅子」と結婚し、向島三囲神社の前に住んでしました。これを機に義父の邨田直景の弟で漢学者の関口隆正より「宗山」の号を与えられています。よって「宗山」の印章、号のある作品は明治25年以降の作と推定され、「宗山」の落款はこの時期に限られて記されていますが、印章は長い間押印されているようです。


少し名の売れ出した頃の作品は多作な大正期の作品に比して、ひと作品に丁寧さが伺えます。

冒頭の地元の骨董店では平福穂庵・百穂父子、寺崎廣業、福田豊四郎の作品がとり揃っていましたが、なかなか掛け軸の人気の低迷さに悩んでいました。この際に小生が購入したのは色紙よりちょっと大きめの福田四郎が描いた「蕗に蟹」の作品でした。後日紹介させていただきます。
今頃はすでに五月の連休にて帰郷中につき、新たな作品と出会っているかもしれません。本日のブログは予約投稿です。