「土のついたジャガイモのようだ」と評された画家 カルタ 田中阿喜良画
昨日「芽が出て蕾が・・」と紹介した我が家の庭にある絶滅危惧種のクマガイソウですが、この陽気で花が咲き始めました。 ともかく今年は早い・・。 こうなると一輪だけ・・・、という誘惑に負けてしまいます。 古九谷らしき徳利に・・。 掛け軸と時期が合おうが合うまいが、ともかく週末の時間のあるうちにと・・・。...
View Article鍾馗図 その3 寺崎廣業筆 明治36年(1903年)頃
庭に種々の花が咲き始めました。家内がいつのまにかシャクヤクの花と応接間に活けたようです。花瓶は伊万里の蛸唐草の窓絵の作品です。 描いた時期は各々違う時期の作品ですが、本日紹介する作品は寺崎廣業が鍾馗様を描いた作品としては3作品目となります。 鍾馗図 その3 寺崎廣業筆 明治36年(1903年)頃 絹本水墨軸装 軸先骨 共箱(箱書は明治末期~大正初期) 全体サイズ:横550*縦2010...
View Articleお気に入りの作品 蒔絵平棗 銘有明
庭に牡丹の花も咲き始めました。 各種の色のボタンが順々に咲き始めています。 冬は寂しかった庭も彩を添え始めています。 本日の作品は家に古くからあった蒔絵の平棗の作品の紹介です。古くから当方には蒔絵の棗の作品が幾つかあり、その2作品を整理してみました。 しばらく使うこともなかったので、保管方法などの見直しです。 まずはその一つの平棗の作品です。 外箱、内箱ともに塗の作品です。 お気に入りの作品...
View Article花 伝三岸節子画 1997年作 その2
庭に咲いていた牡丹の花、こちらも誘惑に負けて活けてしまいました。世話をしていた義母には内緒・・。 活けたutuwaは浜田庄司の作品です。 この花瓶は小生の大好きな作品ですが、堂々としたutuwaには堂々とした花が良く似合う・・。 本日紹介する作品は、ちょっと勉強するには面白そうな作品と思い入手した作品です。寝室に飾って鑑賞中・・・。...
View Article面白き作品 鍾馗俳画 倉田松濤筆 その47
門からのアプローチ・・・・ 待合・・・ 手水のセッティング場所・・・ 茶室へのアプローチ・・・ 茶室入り口・・・、家内が自分で踏み石をセット。なんでも苔が生えるまで待つそうね・・??? 裏庭には材料まで・・・、ともかくなんでもかんでも今からやりたいことが郷里の男の隠れ家まで含めるとたくさんある...
View Article戊辰桃月 浅絳山水図 釧雲泉筆 文化5年(1808年)
展示室のかなめの場所・・。ここの最上部には開閉式の換気口、その下にはエアコン、そして採光と通風のためのジャロジー式の窓。エアコンが露出では興覚めですので、欄間額にて隠しています。作品を展示する場所には小さくともいろんな考慮が必要なものですね。 さて本日の作品紹介は当方ではお手上げ状態に近い釧雲泉の作品です。...
View Article題名不詳 篠田桃紅筆
昨年近所の方から頂いた稚魚のメダカですが、昨年中に一度目の産卵をし現在十数匹の幼魚が元気に育っています。今でも頂いたメダカはかなりの数が大きくなっています。暖かくなったので外に出しました。 あまりの陽気に二度目の産卵しそうな気配です。あまり多くなっても困るのですが・・。 題名不詳ですが、センスがよく廉価であったので入手しました。どうも篠田桃紅の作品らしい・・・?? 題名不詳 伝篠田桃紅筆...
View Article菊蒔絵香合
春休みも終了する最後の日、息子は家内と博物館に出かけたようです。 愉しめや小学校2年生の最後の日、明日から3年生です。 さて本日は家に古くからある「菊蒔絵香合」の作品の紹介です。 菊蒔絵香合 合箱入 口径77*高さ29 お茶を教えていた母から頂いた作品で、父方の本家か母の実家からの作品だと推測しています。...
View Article志野香合
離れに設けた茶室の縁側はもっぱら洗濯物の干場になっていますが、暖かくなってきてクマガイソウや牡丹などが咲いた縁側からの庭の眺めは気に入っています。「はじき」とは香合などの蓋の甲に...
View Article色紙2点 色紙 桃 金島桂華筆 80歳頃 & 風景 野口彌太郎筆
先日投稿した下記の蒔絵の棗の作品に、会社にいる小生に家内からメール・・。どうも隠し文字?があるらしいと・・。作品を肉眼で見ていると解らなかったようですが、ブログ掲載のために反射を防いで斜めに撮影したことによって気がつきました。蒔絵平棗 銘「有明」...
View Article月下白鷺図 寺崎廣業筆 明治32年(1899年)頃
年末年始の帰省で地元の骨董店に寄ったところ、本日の作品と同様な構図の同時期の作品がありました。小点に近い小さめの作品で、表具の状態は補修跡が目につきました。お値段は3万円なり・・。その作品よりは状態も良く、見ごたえがあるので作品は入手しませんでした。ちなみに当方の作品は購入価格が8万円ほどになります。*手前の作品は伝平櫛田中作の五浦釣人(岡倉天心像)です。月下白鷺図 寺崎廣業筆...
View Article不思議な作品 志野織部幾何学文茶入 桃山期~江戸期?
一見すると今もの風・・、されど時代はありそう。志野? 織部? 志野織部?? 鼠志野??? 何とも言い難い作品ですが、不思議な魅力があります。不思議な作品 志野織部幾何学文茶入...
View Article太子さんについての手記 平櫛田中筆 91歳 昭和37年作
本作品は当方にて幾つかの作品を所蔵している平櫛田中の検証の目的もあって入手した作品です。 太子さんについての手記 平櫛田中筆 91歳 昭和37年作 軸先本象牙 共箱・タトウ 表具サイズ:長さ885*幅303 作品サイズ:縦270*横390 箱裏に「昭和壬寅(昭和37年 1962年)一二月 九十一翁中誌之」と記されています。 手記には 「太子さんと良寛さんは新しく完成し...
View Article