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菊蒔絵香合

春休みも終了する最後の日、息子は家内と博物館に出かけたようです。

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愉しめや小学校2年生の最後の日、明日から3年生です。

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さて本日は家に古くからある「菊蒔絵香合」の作品の紹介です。

菊蒔絵香合
合箱入
口径77*高さ29

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お茶を教えていた母から頂いた作品で、父方の本家か母の実家からの作品だと推測しています。

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父方の本家か母の実家にはどちらにも蒔絵を蒐集していた様子があり、各々出来の良い蒔絵がありました。戦後に蒐集品を手放す方の多い頃に木材業を営んで蓄財した両家が蒐集していたようです。

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そんな中から茶を嗜んでいた母が譲り受けたのでしょう。小さいながら思い出のある作品です。

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当方にも重箱などに優品があり、蒔絵の菊文様の作品は多くあります。ただ見るべき作品となるとやはり数が少ないでしょうね。

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本作品は内外に施された梨地も出来もよいものですし、菊文様のところどころに埋め込まれた螺鈿?もきれいです。

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小さいながらじっくり楽しめる作品です。

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推測ですが、製作時期は幕末から明治期ではないかと思います。

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作品の価値は当方で知る由もありませんが、ともかく「JAPAN」と海外から高い評価を受けていた古い漆器は大切に受け継いでいきたいと思っています。現代は漆が100%近くが中国製、絵付や技術も稚拙ですので、インターネットオークションなどで古くて手頃な値段でいい作品があれば入手すべきでしょう。











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