本日は平福父子の平福百穂の作品紹介です。
本日紹介する作品を含めてすでに本ブログに投稿しいてる平福百穂の作品数は100を超えていますが、まだまだ見極めに自信のない平福百穂の作品です。
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いい表具、出来栄えも申し分ない。
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平福百穂の作品で注目に値する作品群のひとつに水墨画があります。
所蔵作品解説 ***平福百穂 昭和年間*** 鑑定書 杉山之図 平福百穂筆 その107絹本水墨軸装 軸先象牙 舟山三郎鑑定箱 全体サイズ:縦*横 画サイズ:縦1160*横500
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南画を研究し、自然と写生を融合させた情緒豊かな新南画と称せられる作風は未だに人気があります。
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作風からは昭和になってからの最晩年の作と推定されます。
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たっぷりと墨を含んだ筆で勢いよく描かれています。
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木々を描いた墨部分に枝を描くというのは新しい試みといえます。
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岩石を描くタッチと木々の緑を彷彿させる筆使いの対比が楽しめます。当時豊富な秋田杉の産地で会った郷里を描いた作品の可能性が高いと思います。
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晩年と思われる落款には違和感はありません。問題は印章ですね。この「百穂」の白文朱二重長方印は僅かに印影の異なる作品をときおり見かけます。今まではこの違いで贋作と判断してきましたが、一概に言いいきれなのではないかと思い始めています。下の写真の右は絶筆となった「五位鷺」という作品の落款と印章です。
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舟山三朗の鑑定書が添付されています。
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この鑑定書は舟山三朗のものに相違ありませんが、舟山三朗の平福百穂の鑑定には信頼性が薄いという方もおられます。
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平福百穂についての資料は意外に少ないようですが、印章は種類が多そうです。当時人気が高かったようで、とくに郷里を中心にして贋作が多く出回ったとされています。また複製などの工芸品も多くありますね。
はてさて、またまたいつものように思い悩むのですが、本作品は真作と判断して良いのだろうと思っています。
本日紹介する作品を含めてすでに本ブログに投稿しいてる平福百穂の作品数は100を超えていますが、まだまだ見極めに自信のない平福百穂の作品です。
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いい表具、出来栄えも申し分ない。
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平福百穂の作品で注目に値する作品群のひとつに水墨画があります。
所蔵作品解説 ***平福百穂 昭和年間*** 鑑定書 杉山之図 平福百穂筆 その107絹本水墨軸装 軸先象牙 舟山三郎鑑定箱 全体サイズ:縦*横 画サイズ:縦1160*横500
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南画を研究し、自然と写生を融合させた情緒豊かな新南画と称せられる作風は未だに人気があります。
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作風からは昭和になってからの最晩年の作と推定されます。
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たっぷりと墨を含んだ筆で勢いよく描かれています。
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木々を描いた墨部分に枝を描くというのは新しい試みといえます。
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岩石を描くタッチと木々の緑を彷彿させる筆使いの対比が楽しめます。当時豊富な秋田杉の産地で会った郷里を描いた作品の可能性が高いと思います。
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晩年と思われる落款には違和感はありません。問題は印章ですね。この「百穂」の白文朱二重長方印は僅かに印影の異なる作品をときおり見かけます。今まではこの違いで贋作と判断してきましたが、一概に言いいきれなのではないかと思い始めています。下の写真の右は絶筆となった「五位鷺」という作品の落款と印章です。
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舟山三朗の鑑定書が添付されています。
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この鑑定書は舟山三朗のものに相違ありませんが、舟山三朗の平福百穂の鑑定には信頼性が薄いという方もおられます。
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平福百穂についての資料は意外に少ないようですが、印章は種類が多そうです。当時人気が高かったようで、とくに郷里を中心にして贋作が多く出回ったとされています。また複製などの工芸品も多くありますね。
はてさて、またまたいつものように思い悩むのですが、本作品は真作と判断して良いのだろうと思っています。