家内が絵の具の筆を振り上げて、息子を追いかけてなにやら遊んでいるようです。
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息子の手の跡のある作品?・・・。赤は金魚らしい。家内が製作する年賀状や挨拶状をまともに解る御仁がいるのだろうか? 今回の絵柄は暑中見舞いの葉書らしい・・・。
脇で騒がしい両者を尻目に本日は5月に郷里に帰省した際に、福田豊四郎の作品を購入したときに一緒に購入した作品です。
*本原稿は6月に製作したもの。
作品の箱書には「古染付」と書かれていましたが、小生は「古染付ではなく、南方でよく焼かれて染付ではないですか?」と骨董店のご主人に尋ねると怪訝そうな顔で「古染付ではないのですか?」と・・・
古染付を正しく理解していないらしい。
南方染付 草文染付沓茶碗
合箱
口径122から07*高台径52*高さ78
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沓状に歪んでいて面白いし、お値段も手頃なので購入しました。一万円也。
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本ブログでなんども投稿しましたが
「古染付は中国,明代末期に民窯で作られた日本向けの染付磁器で古染ともいう。在来の中国磁器に比べると器形も絵付けや文様も自由自在で,型にはまらず,茶人に珍重される。中国,明末・天啓年間(1621~27)あるいは崇禎年間(1621~44)頃に作られ、江西・景徳鎮の民窯にて焼かれた染付磁器こという。」
というように古染付は定義が明確で「虫喰い」や「砂付高台」、高台内の削りに特徴があります。
ところでこのような記事を難しいという御仁は骨董には向いていません
骨董は一応は学問です。
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古染付と本作品のような「南方民窯の呉須手」とは区別されます。
古染付はさらに
「高砂手・桜川水指・羅漢手の反鉢・魚形の向付など明らかに日本向けとされるものも含まれ、重厚なつくり、陶工の意匠を素直に表した飄逸みにあふれる文様」
が特徴で、味わい深い古い染付です。茶人に親しまれることによって日本では珍重され、ほとんどの遺品は日本にのみ伝わっています。
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結論として本作品は古染付とは区分される「南方民窯の呉須手」の作品です。
古く見せるために?高台内も洗っていなかったようです。骨董は古いままがいいとうことで、洗わずに売っていますが、蒐集する側はすぐに洗うことです。贋作は洗うと化けの皮がはがれることが多く在ります。
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東南アジアに多く渡っている中国南方の輸出品で、明末から清朝の作?
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以前はマニラ、バンコクなどに豊富にあった下手な染付碗です。
ただ現在は古いものは少なく、キズモノを補修して売っているようです。本作品もそのような部類の作品ですが、ひっつきにより沓状の茶碗となっており、抹茶用の茶碗としての体をなしているのが救いとなっています。
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茶碗として使えるものがよほど少ないのでしょう。繕いも丁寧にされています。ただし誂えられた箱は寸法が合っていないようで本来のものではないでしょう。
盃の部類にはまだまともそうな作品があります。
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この手で茶碗の大きさがあるといいのですが・・。
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骨董の鑑定というのは面白くて、高麗なら「高麗であるか、否か」が大問題で、茶碗して使えるかどうかは二の次になることがあります。
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本来は器としてどうかが焦点な筈が、どこかずれている鑑定が多いようです。
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骨董市での鑑定をしている骨董商などはその最たるもので、目利きではなく、鑑別者です。料理や茶道を知らないのでしょう。
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家内に茶碗の鑑定を頼んでみてもらったら「高麗ではない、土が違う、箱が違う」と散々だったようですが、そんなことは東方は最初から知っていて、茶碗として味のあるいいものかどうかが聞きたかったのですが・・。
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さて、この三碗・・、読者はどう見ますか? 骨董屋にとっては打ち捨てるべき部類で、せいぜい数千円で売られている品々です。
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南方の染付は意外に面白いと思いませんか?
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皿にはさらに味わい豊富な作品があります。日本で製作した安南手写しでいいものがないようです。
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これらは組み合わせでは使い方が様々ありそうです。
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最近、この手の作品が小生の手元に増えてきています。ともかく資金が無いのでガラクタが参集・・。
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山となった皿が崩れそう・・。
家内と息子の合作のような品々・・、といったら怒られそう![]()

息子の手の跡のある作品?・・・。赤は金魚らしい。家内が製作する年賀状や挨拶状をまともに解る御仁がいるのだろうか? 今回の絵柄は暑中見舞いの葉書らしい・・・。
脇で騒がしい両者を尻目に本日は5月に郷里に帰省した際に、福田豊四郎の作品を購入したときに一緒に購入した作品です。
*本原稿は6月に製作したもの。
作品の箱書には「古染付」と書かれていましたが、小生は「古染付ではなく、南方でよく焼かれて染付ではないですか?」と骨董店のご主人に尋ねると怪訝そうな顔で「古染付ではないのですか?」と・・・

南方染付 草文染付沓茶碗
合箱
口径122から07*高台径52*高さ78

沓状に歪んでいて面白いし、お値段も手頃なので購入しました。一万円也。

本ブログでなんども投稿しましたが
「古染付は中国,明代末期に民窯で作られた日本向けの染付磁器で古染ともいう。在来の中国磁器に比べると器形も絵付けや文様も自由自在で,型にはまらず,茶人に珍重される。中国,明末・天啓年間(1621~27)あるいは崇禎年間(1621~44)頃に作られ、江西・景徳鎮の民窯にて焼かれた染付磁器こという。」
というように古染付は定義が明確で「虫喰い」や「砂付高台」、高台内の削りに特徴があります。
ところでこのような記事を難しいという御仁は骨董には向いていません


古染付と本作品のような「南方民窯の呉須手」とは区別されます。
古染付はさらに
「高砂手・桜川水指・羅漢手の反鉢・魚形の向付など明らかに日本向けとされるものも含まれ、重厚なつくり、陶工の意匠を素直に表した飄逸みにあふれる文様」
が特徴で、味わい深い古い染付です。茶人に親しまれることによって日本では珍重され、ほとんどの遺品は日本にのみ伝わっています。

結論として本作品は古染付とは区分される「南方民窯の呉須手」の作品です。
古く見せるために?高台内も洗っていなかったようです。骨董は古いままがいいとうことで、洗わずに売っていますが、蒐集する側はすぐに洗うことです。贋作は洗うと化けの皮がはがれることが多く在ります。

東南アジアに多く渡っている中国南方の輸出品で、明末から清朝の作?

以前はマニラ、バンコクなどに豊富にあった下手な染付碗です。
ただ現在は古いものは少なく、キズモノを補修して売っているようです。本作品もそのような部類の作品ですが、ひっつきにより沓状の茶碗となっており、抹茶用の茶碗としての体をなしているのが救いとなっています。

茶碗として使えるものがよほど少ないのでしょう。繕いも丁寧にされています。ただし誂えられた箱は寸法が合っていないようで本来のものではないでしょう。
盃の部類にはまだまともそうな作品があります。

この手で茶碗の大きさがあるといいのですが・・。

骨董の鑑定というのは面白くて、高麗なら「高麗であるか、否か」が大問題で、茶碗して使えるかどうかは二の次になることがあります。

本来は器としてどうかが焦点な筈が、どこかずれている鑑定が多いようです。

骨董市での鑑定をしている骨董商などはその最たるもので、目利きではなく、鑑別者です。料理や茶道を知らないのでしょう。

家内に茶碗の鑑定を頼んでみてもらったら「高麗ではない、土が違う、箱が違う」と散々だったようですが、そんなことは東方は最初から知っていて、茶碗として味のあるいいものかどうかが聞きたかったのですが・・。

さて、この三碗・・、読者はどう見ますか? 骨董屋にとっては打ち捨てるべき部類で、せいぜい数千円で売られている品々です。

南方の染付は意外に面白いと思いませんか?

皿にはさらに味わい豊富な作品があります。日本で製作した安南手写しでいいものがないようです。

これらは組み合わせでは使い方が様々ありそうです。

最近、この手の作品が小生の手元に増えてきています。ともかく資金が無いのでガラクタが参集・・。

山となった皿が崩れそう・・。
家内と息子の合作のような品々・・、といったら怒られそう
