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Channel: 夜噺骨董談義
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十錦手草花紋小皿五客揃 清朝

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今週から3月、年度では最終月となります。あっという間の一年で、早いものです。

本日は何に使おうかと愉しくなる器です。清朝の民窯で焼かれたわりと粗雑な揃いの小皿ですが、何にでも使えそうな気がします。

十錦手草花紋小皿五客揃
合箱
口径100*高台径53*高さ23



十錦手 は「じっきんで」と読みます。碗・皿類の揃いのもので、一個ずつ色変わりや模様変わりのものを指し、また中国清朝雍正年間(1723-35)より現われた粉彩のものを十錦手といいます。



五彩の絢爛なのを錦手と称し、不透明な磁邪質彩料で絵付した粉彩を十錦手と呼びますが、すなわち「十錦手」とは中国清時代に流行した「多くの色を使用し塗り埋め方式で装飾」した焼き物の総称に使われます。



本ブログを一通り読まれると意外と骨董の知識が豊富なようなきがしませんか? 実は私は「十錦手」という言葉を知りませんでした。スペインやイタリアの器と言われても、そうかなと思うような色合いです。

さてブログをお読みの皆様ならこの小皿を何に使いますかね?



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