古染付煎茶碗五客
子供の頃、一緒に祖母の姉が一緒に家に住んでいたりして、煎茶の道具が家にいくつかありました。このような煎茶茶碗ではなく、綺麗な揃いものでしたが小さく、すぐに欠けてしまいそうな碗が時折、懐かしくなります。 古染付煎茶碗五客 合箱 口径約60*高さ40...
View Article十錦手草花紋小皿五客揃 清朝
今週から3月、年度では最終月となります。あっという間の一年で、早いものです。 本日は何に使おうかと愉しくなる器です。清朝の民窯で焼かれたわりと粗雑な揃いの小皿ですが、何にでも使えそうな気がします。 十錦手草花紋小皿五客揃 合箱 口径100*高台径53*高さ23 十錦手...
View Article雛祭り
先週、家内が飾ったお雛様と小生が掛けた掛け軸を見ながら、週末は家内の実家で雛祭りということで和菓子とお薄で一服。 お茶碗は整理したお茶碗から安南手を用意しました。家内の実家にあった欅の根を加工したテーブル?で撮影しました。 一番のお気に入りはこの茶碗。紅安南手をはいきませんが、かれたような一色で描かれた鳥の絵がかわいい作品です。どっしりとした高台が魅力です。...
View Article遊女立姿図 月岡雪鼎筆
最近、喜多川歌麿の大きな掛け軸が再発見され、大きな話題となっています。あんなに大きな掛け軸が三幅一対であるそうですが、どこに飾ったのでしょう?? 本日は喜多川歌麿とは比較になりませんが、浮世絵に肉筆画の紹介です。 明治時代の稀有の浮世絵師である月岡芳年をご存知の方は多いと思います。最近は非常に人気が高く、展覧会などで多くの人が愉しまれています。...
View Article走馬押紋青磁四寸皿
昨夜は久しぶりにサッカーの試合をテレビ観戦しましたが、なんとも相変わらずストレスの溜まるサッカーの男女日本代表の試合でした。 青磁の古くていいもの?は割と入手できないもののようです。品がなかったり、釉薬が厚くぼてっとした感じがしたり、貫入が汚かったりものが多いですが、本作品は小さめの皿ながら気に入っています。 走馬押紋青磁四寸皿 塗箱 口径135*高台径60*高さ35...
View Article大津絵 その14 提灯釣鐘
大津絵は本作品で14作品目の投稿となります。 大津絵は世相を風刺した主題がある作品がありますので、何を風刺した作品なのかを理解していないと面白味がわからない作品も群があります。 大津絵 その14 提灯釣鐘 紙本着色軸装 軸先木製 合箱入 全体サイズ:縦1245*横372 画サイズ:縦503*横269...
View Article山茶碗
本ブログの閲覧者数がもうすぐ150万人を突破しそうです。骨董に興味のある方が多いのは良いことだと思っていますので、時間の作れる限りは投稿を続けようかと思っています。 骨董蒐集を初めてまもない頃、骨董市で見かけてちょっと気に入って買った山茶碗。その作品は本日の作品とまた違った味わいのあるもののように記憶していますが、どこに収納したやら?? どうも郷里の自宅にありそうですが・・。...
View Article古沼採蓴 酒井三良筆 その2
先日は彫刻コンクールの表彰式に出席、そして翌日は半日人間ドック・・。 人間ドックは受診することをお勧めします。当方二つほどを人間ドックによって発見し早期で治療でき、今のところなんら支障のない状態になっています。...
View Article瀬戸鯛紋石皿 江戸期
先週末は長男の印鑑作成、乳母車購入、ヤナセなど慌しく行動・・、おまけに家内はお茶会に出かけてしまいました。 乳母車は軽いこと、回転しやすいこと、がたがたしないこと、折り畳みが楽なこと、夏冬の天候に対応できることなどから下記のものを購入しました。 さて子どもが出来てめでたいので本日は鯛の絵柄の瀬戸の皿です。...
View Article布袋図考
昨日で震災からまる3年が経ちました。震災直後、東北復興には仙台と石巻以外は予想以上に時間がかかると本ブログで述べましたが、残念ながら予想は当たってしまいました。黙祷をしながら、早い復興を祈るばかりですし、大切な人を失った心の傷が少しでも癒えるように願うばかりです。 さて、先週の日曜日は家内はお茶会・・・。...
View Article建盞天目茶碗 その6
さて本日は天目茶碗の「その6」です。 本ブログに何度か投稿された建窯の天目茶碗です。 中国福建省にあった建窯で焼成されたお茶碗を「建盞」と称するようです。宋・元代に天目茶碗を喫茶用の茶碗として大量に生産されました。その中には著名な曜変(ようへん)天目・油滴(ゆてき)天目など含まれます。また、すべての天目茶碗の総称として「建盞」を用いることもあります。 建盞天目茶碗 化粧箱入...
View Article千代乃松原 田中以知庵筆 その2
田中以知庵の作品は本ブログにおいては二作品目となります。 千代乃松原 田中以知庵筆 その2 絹本着色軸装 軸先象牙 共箱二重箱 高島屋百貨店シール 全体サイズ:縦1480*横570 画サイズ:縦495*横570 どこの景色なのでしょうか? 白砂青松(はくしゃせいしょう)とは、白い砂と青々とした松(主にクロマツ)により形成される日本の美しい海岸の風景のたとえです。...
View Article瀬戸 馬の目皿
先週の広島への行きは強風で羽田に向かう予定を急遽、新幹線に変更。どうも正解だったようで、羽田〜広島の便は欠航になったようです。広島駅から初めて路面電車でホテルへ向かいましたが、途中で道に迷い夜遅くの市内観光・・、頼山陽の記念館があるらしい。当然、閉館中なので是非見たいと思いながらホテルへ・・。出張というものはいつもこういうもので、いつかはのんびりと来たいと思うところができてしまいます。...
View Article枯木鴉之図 長井一禾筆 その4
相変わらず漫画チックな絵ですが、実に面白い。ずーっと、掛けて眺めていも飽きのこない作品です。異論のある方もおられましょうが。私はこの人の鴉はやはり名品だと思います。 同じような絵ですが、本作品で本ブログに四作品目となります。 枯木鴉之図 長井一禾筆 その4 絹紙本水墨淡彩軸装 軸先鹿角 合箱入 全体サイズ:縦1970*横490 画サイズ:縦1070*横350...
View Article高麗青磁蓮弁刻文茶碗
昨日の日経新聞も文化蘭「浄瑠璃・能をうたう」の欄は「梥本一洋(松本一洋)」に作品でした。大和絵風の雅は絵を描くこの画家の作品は当方ではなかなか入手しづらいものですが、下記の色紙の作品は本ブログに投稿されています。 祝新装 松本一洋筆絹本着色 色紙 タトウ 画サイズ:縦270*横240...
View Article雪路 奥村厚一筆 その3
蒐集した作品を子育てのために、ある程度、否、かなり整理しています。まずは眼に着かないところへ。壊されないところへ・・。ガレージでも借りるか? ともかく蒐集した作品はあちこちに散らばっています。困り果てて大学時代の友人で設計事務所を経営している友人へ電話・・・、蔵でも建てるか・・・。...
View Article辰砂花瓶 清朝期
辰砂花瓶 清朝期 口径155*胴径210*高台径*高さ280 中国清王朝景徳鎮の民窯のものか,もしくは官窯?の花瓶とのことですが詳細は解りません。 日本では辰砂の瓶と称するのでしょうが、銅を呈色剤とした真っ赤な辰砂を中国人は牛血と呼ぶようです。 現在では単色の焼き物は貴重で珍しいですし、中国では国旗ののような明るい赤の色の陶磁器が現在では主流のようです。...
View Article古画 騎馬武将図 作者不詳
連休中は大館市に帰省し、「還暦を祝う会」なる市内の中学校合同開催による集まりに出席・・。 さて何気なく「なんでも鑑定団」の過去のデータを見ていたら、狩野栄信の細密画が出品されている記録を観ました。とても高い評価額にびっくりしましたが、その出来のよさもまた驚くべきものでした。本ブログに最近投稿した作品は大和絵の表現なので基本的に絵の筋が違うものですが、思わず「ん〜」と腕組みをしてしまいました。...
View Article伝漢緑釉銀化壺
漢の緑釉の壺というのはまだ壺という美学が成り立っていない時代のものと私は思っています。基本的に壺は青銅器の形の模倣であることにその大きな要因があるように思ってます。ただ本作品は形の良さと釉薬の景色の良さが魅力になっているということで入手しました。 伝漢緑釉銀化壺 合箱 口径*胴径180*底径*高さ145...
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