先日は彫刻コンクールの表彰式に出席、そして翌日は半日人間ドック・・。
人間ドックは受診することをお勧めします。当方二つほどを人間ドックによって発見し早期で治療でき、今のところなんら支障のない状態になっています。
むろん、人間ドックは完璧ではありません。亡くなった家内とは一緒に一泊ドックを受けていましたが、早期発見ができずに一年の闘病の末に亡くなっています。いずれ人間ドックの限界を知ったうえで、ペットやオプション、主治医によって細部を調べる必要があるのは止むを得ません。
さて、本日の作品です。
私の郷里の名物のひとつにジュンサイがあります。それほど美味しいとは思いませんが、触感が変わっていて人気があります。
そのジュンサイを採っている酒井三良の作品というのが入手した理由です。
古沼採蓴 酒井三良筆
紙本水墨淡彩軸装 軸先骨 共箱二重箱
全体サイズ:縦1270*横530 画サイズ:縦300*横390
ジュンサイ(蓴菜)は寒天質で覆われた若芽は日本料理で食材として珍重される。ジュンサイは秋田県の郷土料理とされ、同県の北西部にある三種町は生産量日本一である。また、北海道七飯町にある大沼国定公園には、大沼三湖のひとつである蓴菜沼があり、ジュンサイの瓶詰は大沼国定公園の名物として売られている。本作品がどの地域を描いたかは不明です。
ジュンサイと同じように独特な和紙に独特なタッチで描かれた作品は、淡い思い出のようなに心に沁みてきます。
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酒井三良(さかい-さんりょう):1897−1969 大正-昭和時代の日本画家。明治30年2月16日生まれ。坂内青嵐に師事し,大正8年国画創作協会に初入選。小川芋銭(うせん)の勧めで10年「災神を焼く残雪の夜」を院展に出品し,入選。13年日本美術院同人となる。昭和37年院展で「かまくら」により文部大臣賞。
故郷である会津地方の風物を題材に、ぼかしを効果的に用いた幻想的な絵画世界は、今も高い人気を得ています。昭和44年6月8日死去。72歳。福島県出身。
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叔父が酒井三良の作品が好きで5〜6点ほど所蔵しており、何度か見せていただいたことがあるので、真贋を判断する資料は少しだけ私も持っています。
贋作は人気があるだけに存在するようです。
このような作品を、このような風景を誰が継いでいくのだろうか・・、人はいつかは死にますが自然や作品は生き続けます。
人間ドックを受けることもなく、生き続けられる崇高なものたちに幸あれ
ただし、早期に痛みなどは修復する必要があります。きちんと保存することは所蔵する人の義務であります。
人間ドックは受診することをお勧めします。当方二つほどを人間ドックによって発見し早期で治療でき、今のところなんら支障のない状態になっています。
むろん、人間ドックは完璧ではありません。亡くなった家内とは一緒に一泊ドックを受けていましたが、早期発見ができずに一年の闘病の末に亡くなっています。いずれ人間ドックの限界を知ったうえで、ペットやオプション、主治医によって細部を調べる必要があるのは止むを得ません。
さて、本日の作品です。
私の郷里の名物のひとつにジュンサイがあります。それほど美味しいとは思いませんが、触感が変わっていて人気があります。
そのジュンサイを採っている酒井三良の作品というのが入手した理由です。
古沼採蓴 酒井三良筆
紙本水墨淡彩軸装 軸先骨 共箱二重箱
全体サイズ:縦1270*横530 画サイズ:縦300*横390
ジュンサイ(蓴菜)は寒天質で覆われた若芽は日本料理で食材として珍重される。ジュンサイは秋田県の郷土料理とされ、同県の北西部にある三種町は生産量日本一である。また、北海道七飯町にある大沼国定公園には、大沼三湖のひとつである蓴菜沼があり、ジュンサイの瓶詰は大沼国定公園の名物として売られている。本作品がどの地域を描いたかは不明です。
ジュンサイと同じように独特な和紙に独特なタッチで描かれた作品は、淡い思い出のようなに心に沁みてきます。
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酒井三良(さかい-さんりょう):1897−1969 大正-昭和時代の日本画家。明治30年2月16日生まれ。坂内青嵐に師事し,大正8年国画創作協会に初入選。小川芋銭(うせん)の勧めで10年「災神を焼く残雪の夜」を院展に出品し,入選。13年日本美術院同人となる。昭和37年院展で「かまくら」により文部大臣賞。
故郷である会津地方の風物を題材に、ぼかしを効果的に用いた幻想的な絵画世界は、今も高い人気を得ています。昭和44年6月8日死去。72歳。福島県出身。
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叔父が酒井三良の作品が好きで5〜6点ほど所蔵しており、何度か見せていただいたことがあるので、真贋を判断する資料は少しだけ私も持っています。
贋作は人気があるだけに存在するようです。
このような作品を、このような風景を誰が継いでいくのだろうか・・、人はいつかは死にますが自然や作品は生き続けます。
人間ドックを受けることもなく、生き続けられる崇高なものたちに幸あれ
ただし、早期に痛みなどは修復する必要があります。きちんと保存することは所蔵する人の義務であります。