舞子之帰帆図 寺崎廣業筆 その22
先週末は長男のお宮参りでした。家内の実家に保存されていた着物から選んだのは富士に鷹の柄・・。 羽織は鯉の図柄・・・。 いずれも本ブログで幾つも取り上げた画題です。 お宮参りの後は写真撮影ですが、泣き出して撮影終了に一時間以上かかりました。その後お祝いを戴いた近所の親戚に挨拶回りです。郷里の秋田以上に古いしきたりが残っています。骨董が好きな方とほんの少し骨董談義・・・。...
View Article南蛮備前焼締花入 江戸期
昨夜は元会社の同僚と痛飲・・、服は脱ぎっぱなし・・・、かなり酔いました。 5時には家内からのいつものモーニングコールで起こされました。本日は朝立ち寄りのため、のんびりと出勤予定なのに・・・、ま〜こうしてブログを投稿する時間できるし、毎日遅刻をせず助かります。 家内から「富士と鷹」の着物の写真が送られてきました。それと挨拶回りで戴いたお菓子と・・。...
View Article浅絳山水図 浦上春琴筆 その3
家内が緊急入院して以来、単身赴任のような生活が3ヶ月以上続いている。掃除、洗濯、炊事とたいしたことはしていないが、毎日がなんやかんやと忙しいものです。おまけに週末は長男の子守をしていますので、ブログの原稿を書く閑もなく、夜遅くなってからブログに原稿を書いて過ごしています。時間が少なく、調べものが中途半端になっていないかが気がかりです。...
View Article落葉満庭図 石井金稜筆 その2
仙台にいる同僚から絵本をお祝いに戴きました。50才の独身男性からの意外な、いや素敵な贈り物に感激しました さて本ブログに掲載される日本画家たちはかなりの多くがその師弟関係でつながっています。本日、2回目の投稿となる石井金稜は岡山県の代表的な画家ですが、意外な師弟関係です。 本ブログにも投稿された浦上春琴に最初師事し、その後に古市金蛾、そして岡本秋暉に師事しています。 落葉満庭図 石井金稜筆...
View Article備前角皿 隠崎隆一作
トラブルや事故は必ず同じことの繰り返しで起きてきます。起きた当初はいろんな対策や反省を踏まえて乗り越えるのですが、繰り返すことを予防する処置をとっていないと残念ながら再発するものです。...
View Article古伊万里梅紋油壷 その1
夫婦別姓が国会で討議される予定が、政権が交代し棚上げにって久しい。実際、姓を変えることがいかに大変かは経験しないとわからない。社会的に認知度の低下、貯蓄・保険・クレジット・公共料金の手順の変更の煩雑さなどマイナス面は多大で、すべて解消するのに仕事の合間に行っていくと2年近くかかります。早く夫婦別姓への移行を検討するようにすべきだと思います。...
View Article天龍青磁源氏香紋三足香炉 明時代
週末は雪のおかげで長男に会いに行けませんでした。明日が休日なので、用事が入らない限り本日の夜には会えそうです。家内の実家のほうはだいぶ雪が降ったようです。 そう雪が屋根に積もると重みで下にずり落ちる音がまるで屋根の上を人が歩いているように聞こえるのをご存知ですか? 二階に寝ていると幽霊の足音のように聞こえるのですよ・・ズシ、ズシとね...
View Article古伊万里梅紋油壷 その2
こちらの油壷は前回投稿した作品よりさらに中に古い油の残骸がいっぱい入っており、少しでもきれいにしようと悪戦苦闘中しました。 古伊万里梅紋油壷 その2 合箱 口径23*胴径97*高台径48*高さ93...
View Article瀬戸麦藁手盃
昨日は元同僚らと10年近く続いている「フグの会」、退職後、みなさん各々の道を歩んでいますが集まると昔のままですね。 さて、麦藁手という器をご存知でしょうか?陶磁器にはいろんな用語が使われます。私もすべてを知っている訳ではなく、その都度新しい用語を知ることとなります。本日は「麦藁手」という作品群のひとつの紹介です。 瀬戸麦藁手盃 合箱 口径60〜80*高台径45*高さ50...
View Article染付蝶紋ガリポット薬瓶
本日は早朝から大阪へ出張です。また雪が降りそうなので、早々の用事を済まして今夜は家内とバレンタイン。 さてガリポットという作品群をご存知でしょうか? 知っている方はかなりの通ですね。コンブラ瓶というのは知っている人は多いでしょうが・・。 染付蝶紋ガリポット薬瓶 口径32*胴径195*高台径*高さ255...
View Article清涼美人舟遊図 作者不詳
金曜日の大阪出張は早めに切り上げて15時の新幹線には乗車したものの、雪で電車が遅れ、新横浜から車に乗り換えて、家内に実家に向かったのですが、吹雪に中の走行となりました。 雪道に不慣れな運転手さんを雪道に慣れた小生が指導し、無事到着。翌朝にはすっかり秋田のような雪景色です 秋田ではこの程度の雪は日常茶飯事のこと。...
View Article源内焼 その40 三彩親子鷹図皿
本日は大宮に立ち寄りで、朝はのんびりと出勤です。2日続けて家内からバレンタインで戴いた新品の二本のネクタイ 久方ぶりの源内焼の登場です。売り先と当方で「源内焼の写し」ではないかと揉めた作品です。 双方ともに「写し」と認めましたが、結局当方への返金額が少なく、作品を当方で引き取ることとなった「揉めた作品」です。 源内焼 その40 三彩親子鷹図皿 合箱 口径270*高台径152*高さ45...
View Article柿本人麻呂像 松村景文筆 その4
昨日は銀行にて投諸手続き。資金運用は大切なことですが、日本人は貯金が命のようなところがあり、運用には疎いようです。現況では運用先が難しい局面ですが、そこをなんとか退職金の運用金利で確実に投資しているのですが、「そろそろですね」という銀行員の微妙なる弁...
View Article絵瀬戸向付
今週のなんでも鑑定団には黄瀬戸のお茶碗が出品されていましたが、残念がら意図的な贋作でした。本ブログにもお茶碗というよりも向付を目的に製作された黄瀬戸を投稿したことがあります。...
View Article源内焼 その39 三彩蘭図角皿
ブログの投稿数が1000回を超え、訪問者が150万人になろうとしています。 さて、先日投稿した天龍道人の作品にある賛の読みを家内が四苦八苦してある程度は読めたようです。賛は「天地一庵□ 今右揮毛□ □性組道妙 分明是揖糊 天龍道人□□八十八筆畫 併題書」のようです。ただし、いまだに意味は不明です。 さて、本日も難解は読みのある作品です。 源内焼 その39 三彩蘭図角皿 合箱...
View Article忘れ去られた画家 怒涛躍鯉之図 松永天章筆
週末は家内の実家へ・・、家内は退院後まだ生まれた長男と実家に滞在中。 さて、来週はひな祭りということで、土佐光孚の作品を家内の実家の床の間に飾りました。 立雛之繪 土佐光孚筆 改装完了 絹本水墨着色軸装 軸先塗 太巻二重箱タトウ 全体サイズ:縦1770*横468 画サイズ:縦947*横343 昼寝をしている間に家内は物置からお雛様を飾ったようです。...
View Article人形 伊勢正義画
家内の昨日のブログは雛人形・・・、そこで私は本日は「人形」・・。 伊勢正義という画家をご存知でしょうか? わが郷里の秋田県大館市に生まれ、小坂町で育った画家です。旧制大館中学校、現在の大館鳳鳴高校出身で私の高校の先輩になります。...
View Article漢緑釉銀化皿
漢以降の緑釉の作品は大量の出土品の登場により、値段が大暴落し、今や値段がつかないほど値を下げているようです。 本作品についてもただの小汚いがらくたとするのか、美しい小皿とするのかは人によって意見の分かれるところでしょうね。 日本の山茶碗もそういう器の部類に入ります。まだ投稿していない「山茶碗」はどこかに一つあったはずですが、作品はどうやら行方不明のようです...
View Article番雉 吉岡堅二筆 その2
朝の電車はどうして皆が殺気立っているのだろうか? 階段やホームを小走りに行き、人を押しのけるようにしていく。このような殺伐な風景は見飽きたようであるが、じっくり眺めていると異常である。...
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