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Channel: 夜噺骨董談義
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柿本人麻呂像 松村景文筆 その4

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昨日は銀行にて投諸手続き。資金運用は大切なことですが、日本人は貯金が命のようなところがあり、運用には疎いようです。現況では運用先が難しい局面ですが、そこをなんとか退職金の運用金利で確実に投資しているのですが、「そろそろですね」という銀行員の微妙なる弁

その後税務署に申告なる手続きに行きましたが、税務署ではなく埼玉ス―パーアリーナが手続き会場とのこと。いやはや人がたくさん並んでいました。今やパソコンで手続きする時代。お年寄りには付き添いが多くいました。身寄りのない人はたいへんだな〜

さて、本ブログをご覧の方々は絵画に興味ある人が多いのか、陶磁器に興味ある方が多いのかよくわかりませんが、陶磁器のほうがアクセス件数が少ないようです。そこで本日も掛け軸を投稿します。

松村景文についてはすでに本ブログで4作品目ですので、松村景文についての説明は省力させていただきます。

柿本人麻呂像 松村景文筆 その4
絹本水墨淡彩軸装 軸先本象牙 合箱入二重箱 
全体サイズ:横509*縦1218 画サイズ:横386*縦507



柿本人麻呂についてもまた何度か本ブログに登場していますので、説明は省力させていただきます。

表具はそれなりにいい表具にされています。



柿本人麻呂を簡便に解りやすく描いています。



それが松村景文、呉春に代表される四条派の持ち味でした。



松村景文の作品は印章は弟子が用いたりしていますので、最終的は真贋の判断はその作品の持つ雰囲気のように思われます。



箱は杉箱ですが、古い杉箱は侮っていけないと言われています。



柿本を描いた作品は未公開にも下記のような土佐派の作品もありました。(売却済)

柿本人麻呂像 常廣(度)筆
絹本着色額装 
額サイズ:横370*縦445 画サイズ:横290*縦390



陶磁器では道八の銘のある下記の作品があります。こちらも未公開のように思います。

柿本人麻呂像 伝高橋道八造
幅230*高さ250*奥行き135




さて、この作品は仙台に赴任していた頃には玄関に飾っていいましたが、今は何処

骨董は投資??? 骨董の趣味は決しての投資ではありません。投資と考えると絶対に得しないですから、これは投資ではありません。敷いて言うなら、投資で稼いだ金額を貢ぐ「道楽」です。買った金額よりほとんど高く売れることはありません。

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