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Channel: 夜噺骨董談義
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源内焼 その39 三彩蘭図角皿

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ブログの投稿数が1000回を超え、訪問者が150万人になろうとしています。

さて、先日投稿した天龍道人の作品にある賛の読みを家内が四苦八苦してある程度は読めたようです。賛は「天地一庵□ 今右揮毛□ □性組道妙 分明是揖糊 天龍道人□□八十八筆畫 併題書」のようです。ただし、いまだに意味は不明です。

さて、本日も難解は読みのある作品です。

源内焼 その39 三彩蘭図角皿
合箱
縦205*横202*高台(125*123)*高さ32




購入後に洗浄するとある程度の汚れは落ちてきれいになります。

洗浄前



釉薬や胎土のよって汚れやすいのかよく解りませんが、共通して江戸期の源内焼には汚れがあります。



釉薬や胎土が軟らかいので、強くこすって汚れを落とすと傷になりますので、強く表面をこすってはいけません。



本作品の色違いが「さぬきの源内焼」(平賀源内先生遺作館 企画展 財団法人 平賀源内先生顕彰会)に作品NO48として掲載されています。



掲載された作品より型からの抜けは良く、短冊には「一様吹?栖□□写□亦題 □□子□□□□」とおぼろげに見えます。           

 

意味は不明です。どなたか解る方がおられると助かります。



左上には遊印が「□□遠」とあり、右下には累印で「禎?」「霞」とあります。蘭の右には「半□□印?」とあります。この印章についても詳細は不明です。

  

またまた家内を悩ますような難解な読みのような気がします。


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