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Channel: 夜噺骨董談義
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高麗青磁蓮弁刻文茶碗

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昨日の日経新聞も文化蘭「浄瑠璃・能をうたう」の欄は「梥本一洋(松本一洋)」に作品でした。大和絵風の雅は絵を描くこの画家の作品は当方ではなかなか入手しづらいものですが、下記の色紙の作品は本ブログに投稿されています。

祝新装 松本一洋筆絹本着色 色紙 タトウ
画サイズ:縦270*横240

夜の「なんでも鑑定団」は「小川芋銭」・・、この画家も入手づらいし、おまけに贋作が多い。本ブログには下記の作品が投稿されていますが、現在は未公開です。

鍾馗斬河童之図 小川芋銭筆
紙本水墨淡彩軸装箱入 画サイズ:横485*縦1350

いつか機会がありましたらいずれ・・・。

さて、本日はまた小生のがらくたのひとつ・・。

そもそも高麗青磁なるものはあまりいいものとは思っていません。ゆえに入手しようと思っていませんでしたが、お安いのでまた出来心で購入してみました。

高麗青磁蓮弁茶碗
合箱
口径160*高台径58*高さ64



高麗時代(918〜1392)の作品ということですが、果たして如何??



見込み内には、重ね焼きされたと思われる目跡があります。見込み内に目跡がある高麗青磁はそうそうないように思います。



高台には砂がついています。



釉薬には貫入が細かく入っています。



高台内にも釉薬が掛けれています。



フラッシュにて写真撮影していますので、光沢があるように見えますが、実際は今少し渋い色合いです。

いずれにしても、普段使いの器ですね。



魑魅魍魎たる陶磁器の世界、さらにもっとも魑魅魍魎たる青磁の器群・・、あまりのめりこまないことですね。

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高麗青磁:朝鮮の高麗時代に焼かれた青磁。中国の越州窯の影響のもとに10世紀に焼造が始まり、11〜12世紀始めには最高級の翡色青磁を焼出し、12世紀後半〜13世紀には独特な象嵌青磁の全盛期となる。康津窯や扶安窯が代表的な窯。

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参考作品
高麗青磁蓮弁茶碗
磐城平 安藤家所蔵



高麗時代。安藤家伝来品。高麗時代(918〜1392)の作品。

室町時代末期、茶の湯の世界ではそれまで喫茶用の茶碗の主流であった唐物茶碗にかわり、高麗茶碗がその代表格となります。本品は、その高麗青磁茶碗のひとつで、胴から腰にかけてやや青みがかり、また、へら目の蓮弁模様が描かれています。

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