近所にアパートが新築され、電気に引き込みの工事が始まり、息子は高所作業車に興味津々。
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「あれはアウトリガーというだよ。」、「ふ~ん。」、「張り出し長さが足りないと思うけどね。大丈夫かな?」、「ふ~ん。」だと・・・。
さて本ブログをどのような方々がご覧になられているのかはよく解りませんが、こちらで想像するに、むろん骨董に興味のある方がメインだと思います。ただ刀剣に興味のある方が本ブログをご覧になることは少ないと思います。
刀剣を趣味にされている方はそのことをあまり他言しないということを刀剣を扱う方が述べておられました。物騒なものと、どうも高額な買い物で相続対策が理由のようです。
当方の所蔵はそれほど高価な作品ではないので、そういう心配はないのですが・・・。
さて半太刀拵の修繕が終了したという連絡があり、帰宅に際していつもの刀剣店に寄って受け取ってきました。
「半太刀拵」とは?? という以前に私のような素人は「太刀とは・・」を理解する必要があるようです。
刀剣には大きく「太刀」と「打刀」があるようです。私のように刀剣に門外漢の方にはその違いどころか、「打刀」という名称すら知りませんでした。
刀 その6 半太刀拵
長さ
真鍮金具黒漆素地
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詳細はインターネットに詳しく掲載されていますが、基本的に「太刀」は刃を下にして吊り下げて持ち歩く(刀を身につけることを佩用 ハイヨウといいます)馬上を主体とした武具、「打刀」は刃を上にして挿して持ち歩く(佩用)歩兵の武具。どちらも刀のこどで、刀はこのふたつに大別されます。
室町以降は基本的には「打刀」が主流ですが、その時代以降も軍隊での将校クラスは「太刀」を所持する武士が多かったようです。「半太刀拵」は太刀から打刀への過度期の拵えとのことです。「太刀拵」の簡略版?
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時代とともに太刀から打刀にする場合など変化があり、長さを切り詰めている刀剣が時代を経るに従い多くなったとか・・・。
長さをつめるのは所持する人の背丈、時代の規制上の点からの理由によることが多いとのこと。よって、長さをつめた刀は目孔が複数になっています。
*この辺の刀剣の事情は、小生の浅学の言葉や字句ではとても表現しきれないものがあります。
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拵えは柔らかい布にくるんで保管しますが、鍔は痛めやすいので外して保管するのが基本です。
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本作品は四隅がハートでなんともお茶目な鍔となっています。
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太刀拵や半太刀拵えの鍔は特殊なものが多いようです。
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小生の所有する刀剣類は先祖伝来のもので、むろん営利目的ではありません。先祖伝来の作品ゆえ、研ぎ、金物の修理、塗りの修理、保管をきちんとすることとしました。
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刀掛、拵え、刀剣本体、鍔・・・、日頃の手入れも必要です。それが後世に伝えるために必要なことです。陶磁器のようにメンテがほとんど不要のものとは一味違います。
刀剣類は鍔、束、笄、目釘など刀剣本体とは分かれての小物の蒐集が多いようですが、どうも分解したものを蒐集するのは邪道だと思います。印籠も根付が蒐集対象になっていますが、これも邪道だと思います。異論はあろうかと思いますが、揃って初めての作品です。そのようなことは掛け軸や陶磁器にはありませんね。
さて、拵えを保護する布製の袋、既製品はどうもつまらないものです。上記の写真の上は既製品、下は古くなって痛んだ袋です。白鞘はそれまた専用の保存用の袋があります。
先日紹介したように、義母が使用しなくなった着物の帯で保存用の袋を作ってくれました。わが家にも母が作ってくれた保存用の袋があります。
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一家の努力でまた後世に伝えっていくものなのでしょう。
さて本日は早朝より東北へ・・・、明日は夕方東京駅から戴いたチケットで歌舞伎座へ、土曜日はふるさと会の会合、ブログの原稿を書いている時間がないImage may be NSFW.
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「あれはアウトリガーというだよ。」、「ふ~ん。」、「張り出し長さが足りないと思うけどね。大丈夫かな?」、「ふ~ん。」だと・・・。
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刀剣を趣味にされている方はそのことをあまり他言しないということを刀剣を扱う方が述べておられました。物騒なものと、どうも高額な買い物で相続対策が理由のようです。
当方の所蔵はそれほど高価な作品ではないので、そういう心配はないのですが・・・。
さて半太刀拵の修繕が終了したという連絡があり、帰宅に際していつもの刀剣店に寄って受け取ってきました。
「半太刀拵」とは?? という以前に私のような素人は「太刀とは・・」を理解する必要があるようです。
刀剣には大きく「太刀」と「打刀」があるようです。私のように刀剣に門外漢の方にはその違いどころか、「打刀」という名称すら知りませんでした。
刀 その6 半太刀拵
長さ
真鍮金具黒漆素地
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詳細はインターネットに詳しく掲載されていますが、基本的に「太刀」は刃を下にして吊り下げて持ち歩く(刀を身につけることを佩用 ハイヨウといいます)馬上を主体とした武具、「打刀」は刃を上にして挿して持ち歩く(佩用)歩兵の武具。どちらも刀のこどで、刀はこのふたつに大別されます。
室町以降は基本的には「打刀」が主流ですが、その時代以降も軍隊での将校クラスは「太刀」を所持する武士が多かったようです。「半太刀拵」は太刀から打刀への過度期の拵えとのことです。「太刀拵」の簡略版?
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時代とともに太刀から打刀にする場合など変化があり、長さを切り詰めている刀剣が時代を経るに従い多くなったとか・・・。
長さをつめるのは所持する人の背丈、時代の規制上の点からの理由によることが多いとのこと。よって、長さをつめた刀は目孔が複数になっています。
*この辺の刀剣の事情は、小生の浅学の言葉や字句ではとても表現しきれないものがあります。
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拵えは柔らかい布にくるんで保管しますが、鍔は痛めやすいので外して保管するのが基本です。
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本作品は四隅がハートでなんともお茶目な鍔となっています。
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太刀拵や半太刀拵えの鍔は特殊なものが多いようです。
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小生の所有する刀剣類は先祖伝来のもので、むろん営利目的ではありません。先祖伝来の作品ゆえ、研ぎ、金物の修理、塗りの修理、保管をきちんとすることとしました。
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刀掛、拵え、刀剣本体、鍔・・・、日頃の手入れも必要です。それが後世に伝えるために必要なことです。陶磁器のようにメンテがほとんど不要のものとは一味違います。
刀剣類は鍔、束、笄、目釘など刀剣本体とは分かれての小物の蒐集が多いようですが、どうも分解したものを蒐集するのは邪道だと思います。印籠も根付が蒐集対象になっていますが、これも邪道だと思います。異論はあろうかと思いますが、揃って初めての作品です。そのようなことは掛け軸や陶磁器にはありませんね。
さて、拵えを保護する布製の袋、既製品はどうもつまらないものです。上記の写真の上は既製品、下は古くなって痛んだ袋です。白鞘はそれまた専用の保存用の袋があります。
先日紹介したように、義母が使用しなくなった着物の帯で保存用の袋を作ってくれました。わが家にも母が作ってくれた保存用の袋があります。
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一家の努力でまた後世に伝えっていくものなのでしょう。
さて本日は早朝より東北へ・・・、明日は夕方東京駅から戴いたチケットで歌舞伎座へ、土曜日はふるさと会の会合、ブログの原稿を書いている時間がないImage may be NSFW.
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