リメイク 再登場 暁驛飲馬 帆足杏雨筆
家で昔から小生がやることを決めていますが 1.朝、家族全員の布団を片付ける 2.ネクタイ、ワイシャツ、背広の選定は自分でプレスも含めてやる 3.自分の靴は自分で手入れする(ビジネスシューズでも30年以上履いています) これはず~と前から・・・。なぜかな? きっと好きなんですね。骨董の手入れと共通事項があるように思われます。...
View Article氏素性の解らぬ器たち
本日は休日ということで、当方のガラクタ中のガラクタの紹介です。 どこからか家内が採ってきた山茶花が洗面台に空き瓶に入れて飾って?ありました。 骨董蒐集の小生を目の前に「空き瓶はね~だろう」とバケツに漂白剤を入れて汚れを落としていた粉引と思われる徳利に挿してみました。...
View Articleリメイク 再登場 竹巌新斎 山本梅逸筆
本作品は秋田に赴任していた頃に、盛岡の骨董店「古陶庵」にて購入した作品です。20年ほど前に購入した作品です。各主要都市で幹事役を務めているような骨董商でも真作などは簡単には売ってくれないものです。 竹巌新斎 山本梅逸筆 絹本水墨軸装二重箱 画サイズ:横495*縦1232 表具は改装したように記憶しています。...
View Article呼び継ぎ 志野亀甲文香合
週末は息子は祖父母と落花生の収穫のお手伝い。 結構、落花生は手間がかかります。同僚も楽しみしてくれていますが、今年はどうも実が小さいようです。それでも選んで庭に天日干し。 日常は茶室周りは、天日干しに洗濯物、縁側は昼寝、茶室は息子のジャングルジム、優雅なものとはかけ離れた使い道 最後は片付け、たとえこちらが仕事がはかどらなくてもなんでも手伝いをさせます。真似をすることが学習のようです。...
View Article源内焼 その84 三彩桐鳳凰文五稜皿
本日は同僚らと一献の予定がなんと同僚の一人が緊急入院。早速電話してみたところ元気そうで安心しました。我々はそろそろ年齢も年齢なので要注意世代ですね。 日頃の食事には注意していますが、家内が昼食はお弁当を作ってくれています。朝は5時過ぎには食事になのでなかなか家族全員ではできませんが、休日と夕食は基本的には家族全員で食事です。家では息子がわがままなところが出やすいのでときおり外食・・・。...
View Article忘れ去られた画家 高士観瀑図 金井烏洲筆 その3
今週の「なんでも鑑定団」のテレビ放送を見ていたら、金井烏洲の作品が出品され、なんと80万の評価でした。「ん?」たしか本ブログでも紹介して画家の一人と思い出し、検索してみたら3作品があり、そのうち2作品が本ブログに投稿されていました。 ******************************* 安河内眞美氏の寸評は下記のとおりです。...
View Article聖観音 伝平櫛田中作 その2
茶室の窯を炉にしたのですが、息子が「お茶会、お茶会」とせがんだようで、家内は面倒なので?リビングで点てて点てだししたようです。 満足したようで・・・・ 本日は昨夕より名古屋入りで泊まりですので、息子は寂しいかな? 倉庫改修時にちょっとした仏壇の置き場所を作りました。息子といつも拝んでいますが・・・。その通路の階段には荒井寛方の「聖観音図」が飾っています。...
View Article再評価されるべき画家 紅葉飛雁山水之図 奥谷秋石筆 その2
本ブログで最近アクセスの多い作品に下記の作品があります。 松林帰樵山水之図 奥谷秋石筆 絹本水墨淡彩軸装 軸先象牙 共箱 全体サイズ:縦2125*横565 画サイズ:縦1115*横422 非常にマイナーな画家の作品であるのにアクセス件数が多いのは意外です。それでは秋でもあるしと、図にのっても、本日はもう一作品を紹介します。 紅葉飛雁山水之図 奥谷秋石筆 絹本水墨着色軸装 軸先象牙 共箱...
View Article刀剣 その二 & その五
刀剣類の投稿になると訪問者が少なくなるのは女性が見なくなるのかな? 物騒な分野ゆえ、また当方も門外漢ゆえ、こちらも少し遠慮気味。 本日の作品は男の隠れ家に伝来する刀剣の研ぎを依頼し、研ぎなどのメンテナンスが完了した最初の作品です。研ぎは信頼のおけるお店に依頼すべきと考えて、今回は銀座の「なんでも鑑定団」に社長が出演しているお店に依頼しました。...
View Article地釉象嵌縄草花文皿 島岡達三作
生前退位についての述べられた天皇陛下の会見放送(2016年8月8日放送)に際して後ろの飾られていた大皿が話題になっているようです。 少しアップしてみるとどうも島岡達三の作品に相違ないように思われます。 島岡達三の大皿というと最近「なんでも鑑定団」に出品され、高値をつけた記憶があります。インターネット上にその記載がありましたので紹介します。...
View Article清潭香魚図 川合玉堂筆 その4
休日はず~っと小生と一緒の息子。さすがに日曜日の夕方から疲れたようで熟睡、それからが小生の本当の休日 「お~い、ベットを占領するなよ!」 さて本日は川合玉堂の作品の紹介です。 川合玉堂の掛け軸の作品はコレクターにとっては垂涎の的です。まともなお値段では高値の華、もとい高嶺の華。横山大観、上村松園と並んで近代画家の最高峰です。...
View Article秋草 平福百穂筆 その24
当方の蒐集対象の画家である平福百穂の作品ですが、わが地元の秋田でも贋作が多いのでは有名です。ようやく最近になって真贋がある程度解るようになってきました。平福穂庵、百穂の父子の作品は厳選しておきたい画家になります。 本日は平福百穂の大正時代の作品の紹介です。 秋草 平福百穂筆 その 紙本水墨淡彩軸装 軸先象牙 共箱 全体サイズ:縦2170*横520 画サイズ:縦1310*横450...
View Article堀尾之陵図 池田遥邨筆 その2
池田遥邨の作品は意外に好き嫌いがある方多いでしょうね。傾倒した富田渓仙もそうでしょうが、こららの画家を理解できるほど、現代人は心豊かではないかもしれません。 堀尾之陵図 池田遥邨筆 その2 紙本水墨淡彩軸装 軸先象牙 共箱 全体サイズ:縦1263*横445 画サイズ:縦260*横316 「堀尾之陵」とは堀尾吉晴(ほりお...
View Article地文建水 伝村田整珉鋳? その3
建水でまともな作品は少ないようで、当方もその一人です、なにかいいものはないかと物色しても南蛮焼とか・・・。本日はこんな作品が眼について購入したので紹介します。 地文建水 伝村田整珉鋳 古箱入 口径143*底径*高さ87 茶道の建水として製作したのではなく仏具でないかもしれません。お値段は2万強程度。 建水は水を入れて持ち運びしますので、滑りやすかったり、重すぎたり、持ちにくいのは禁物です。...
View Article展示されている小物達
休日の投稿につき、手軽な作品から、収納箱する箱も無く、展示室の棚の中や机の引き出し、展示棚の隅に追いやられている小物を選んでみました。 ますは銀化した小皿。欧米人は緑釉の銀化したものを好まないそうです。日本人は逆に銀化した釉薬の作品を珍重したようです。 こちらは銀化の少ない小さめの壷です。これはこれで味がありますが、これらの緑釉の作品は発掘によって大量に出土されています。...
View Article菖蒲遊鯉之図 渡辺省亭筆 その13
最近取り沙汰されることが多くなり、また本ブログでも投稿される機会が多くなった渡辺省亭ですが、その作品に贋作はないのか?という疑問が前からありました。というのは、出来不出来があることと、近似した種類の印章が多く見られることから、贋作が多いのか、出来不出来が多い画家なのかという疑問がありました。 菖蒲遊鯉之図 渡辺省亭筆 絹本水墨淡彩軸装 軸先骨 合箱 全体サイズ:縦*横 画サイズ:縦*横...
View Article静物図 福田豊四郎筆 その61
同級生が写真で地方新聞社主催のよる選考で大賞を受賞したとのこと。女性ながらたいしたもんだと同級生が皆、感心しきり・・・。同級生の集まりのサイトからのデータから下記の写真のようですが、まるで日本画の世界・・。 数年前も森吉の山道をドライブしていると目の前に鷲が舞い降りてくるような田舎ですから、このような光景もさもありなん・・。...
View Article表具を改装した作品 三社託 春日百鹿・八幡百鳩・二見浦朝日図
刀剣店での店の方との会話。 小生 :「いや~、刀剣の研ぎ代金にはずいぶんとお金がかかりますね。」 店の方:「そうですね、だから刀は錆させないようにしないといけません。」 小生 :「研ぎ代金をかけていると、手頃な刀剣そのものの値段(骨董商の買値)より高くなることもありますね。」 店の方:「それでもメンテナンスがいつかは必要なものです。」 小生...
View Article刀剣 その六 半太刀拵
近所にアパートが新築され、電気に引き込みの工事が始まり、息子は高所作業車に興味津々。 「あれはアウトリガーというだよ。」、「ふ~ん。」、「張り出し長さが足りないと思うけどね。大丈夫かな?」、「ふ~ん。」だと・・・。...
View Article春萌 福田豊四郎筆 その60
2歳半の息子がぺたぺたと絵の具を付けて描いた作品? 捨て難くて、タトウに入れてとっておいています。 さて、理解できない息子の作品はさておいて、福田豊四郎の作品はかなり理解できてきました。ただ作品が少ない戦前の作品はいまだに暗中模索中です。展覧会にもこの頃の作品は非常に少なく、資料も少ないようです。まだまだ続く・・・。 本日は戦前の頃の福田豊四郎の作品の紹介です。 春萌 福田豊四郎筆 その60...
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