動物園へ 虎之図など 大橋翠石筆
息子と話していると「ゾウさん、知らない」と言う。どうも絵本やテレビで知っているが見たことがないということらしい。それではいざ動物園へ・・。 向かう途中の電車でIPADに夢中の息子、スマートフォンなどは小生より扱いが早い。恐るべし、2歳半・・。 動物園に入る前に腹ごしらえ、完食・・・。 動物園に着いて、「ほれ、あれがゾウさん」、「・・・・・」無言。 「ほれ、あれがライオン」、「・・・・・」無言。...
View Article春暁図 寺崎廣業筆 その50
休日には来年には入園する予定の幼稚園の運動会へ参加。かなり大きな幼稚園らしい。 入園前の幼児も参加できる種目があるらしい。家内が「ゆっくり走っていいよ」と諭したが「早く走る」と返答。 むろん一等賞などない。全員が参加賞。 郷里の住職から夜には電話があり、近々秋田市内の市立千秋美術館で生誕150年を記念して寺崎廣業展が催されるとの報告でした。...
View Article贋作考 氏素性の解らぬ作品 貝葉草虫図 伝斉白石筆
家内は育児ストレスにならぬよう極力で出かけるように心がけているようですし、小生は極力息子と一緒に居るように心がけています。この生活の微妙なずれ・・・・。 さて経験上から推察して、素人が手を出してはいけない分野に中国陶磁器と絵画があるようです。ネットオークション上にこれらの作品が溢れていますが、どうにもこうにも良し悪しが判断つきにくいものばかりです。 氷破文の青磁の碗?...
View Article福聚大黒天尊像 伝平櫛田中作
今週の初めは新入社員の内定祝いの懇親会。まだまだ初々しい社員予定の学生を見ていると、これから本当にご苦労さんと言いたい。人生は生半可ではない道のり・・・、嬉れし涙より悔し涙、悲しい涙が多いのが現実。「がんばれよ。」と心で思いながら、伝えたメッセージは「社会人までの残りの時間を大いに愉しめ!」でした。...
View Article寛政浅絳山水図 伝釧雲泉筆 その12
日本の文化財は建物重視、古い民家を観に行っても実に味気ない。床の間には掛け軸も無ければ下手すると調度品も無い。生活そのものが無いので、実に味気ない。 男の隠れ家も冬は寒いし、夏は虫が入りので、木目の金属サッシュなどを取り付けたら文化財に指定候補からすぐに外されました。生活できない建物のみが文化財らしい。役所らしいばかばかしい決まりごとがあるらしい。...
View Article双虎之図 大橋翠石筆 その5
「さ~風呂だぞ」といつものように息子と家内に声をかけても来ない。なにかなと居間を覗くと急遽、理髪店に・・・。 「長くなったね、切ろうか」と息子から言い出したらしい。美容院のお店を閉るという叔母から義母がもらってきたというピンク・。...
View Article鐘馗図 福田豊四郎筆 その39
湿気の多い時期に掛け軸の掛け変えは本来は禁物です。仕舞う方の掛け軸に湿気を含んだまま保存箱に収納するとカビの発生が急激に進行するからです。掛け軸を巻くときに、裏の紙部分に水気を感じたら危険信号です。 倉庫改修でエアコンで充分に除湿してあるので、これからは「掛け軸の掛け変え」が湿気の多い時期でも可能となったのは大助かりです。...
View Article贋作考 叭々鳥 伝田中一村(米邨)筆
男の隠れ家から引っ張りだしてきた膳。 20人揃いのうちの10客。 残りの10客はいずこへ・・・、男の隠れ家の家捜しが必要か? 10客すべてが絵が違います。「都名所蒔絵」らしい。 昔の蒔絵職人は絵師について絵を習ったらしい。現代とは絵の腕前が違います。...
View Article冬 岩田専太郎筆 その4
先週のNHKの日曜美術館で取り上げられた画家が鈴木其一とのこと。本ブログでも紹介された画家です。 琵琶に菊 伝鈴木其一筆 絹本着色絹装軸箱入 全体サイズ:横*縦 画サイズ:横305*縦905 福娘之図 伝鈴木其一筆 その2 絹本着色絹装 軸先象牙 合箱入 全体サイズ:横*縦 画サイズ:横305*縦905 あくまでも「伝」とご了解ください。...
View Article文久辛酉 秋景浅絳山水図 木下逸雲筆 その3
三連休は家内は護国寺のお茶会に出かけて行き、小生と息子はお留守番です。二人でお茶ごっこ・・・。 「お茶をどうぞ」と息子、「どうもありがとう、美味しいですね」と小生、お菓子もどうぞ」と息子、「ありがとう」と小生。義母が「おやつですよ~」と茶の間から声・・・、グッドタイミング...
View Article源内焼 その83 三彩獅子香炉 その2
源内焼の彫塑的な作品は数は少なく、他の源内焼の亜流の窯の作品が源内焼として紹介されたり、明治期の作品の出来の悪い再興窯の作品もまた源内焼として紹介されたりしていますが、源内焼の作品は出来が違います。 地図皿などの大皿ばかりが注目される源内焼ですが、彫塑的な作品にも優品があると私は思っています。獅子を題材にした作品だけでも当方に3作品が集まりました。...
View Article親子虎図 伝大橋翠石筆 その6
今週は時間に合間に銀座方面の現場まで。銀座は人通りが多く、しかも資材搬出入は夜間のみというものづくりには過酷な条件での仕事になります。さ~、これからが追い込み、またまた突貫。 さて大橋翠石の虎の作品で作風分類の最後に残っているのが最晩年の作品ですが、これがなかなか入手できません。今回はあくまで「伝」としてお読みください。 親子虎図 伝大橋翠石筆 絹本水墨淡彩軸装 軸先本象牙 合箱...
View Article漁村の月 寺崎廣業筆 その51
まったくもって天気の悪い日が続く今年の秋です。中秋の名月も見れず、夜長、虫の大合唱を聞くばかりで今ひとつ情緒がない夜が続いています。せっかくの時期がこのまま過ぎるのは惜しいと月に縁のありそうな作品を選んで飾ることにしました。 本日の紹介はお馴染みの寺崎廣業の作品です。おそらく明治末期頃の作品でしょう。 漁村の月 寺崎廣業筆 その51 絹本水墨軸装 軸先象牙 共箱 全体サイズ:縦2050*横560...
View Article白磁太白鷺形彫香合 一二代柿右衛門作
休日ということで、手短な文の投稿です。 盃とともに男の隠れ家からの出土品?に香合があります。今回は純白の香合・・、どうも十二代の柿右衛門らしい・・。 白磁太白鷺形彫香合 一二代柿右衛門作 共箱 幅60*奥行35*高さ40 柿右衛門には工房作品と本人作品があって、お値段は雲泥の差のようですが、当方にはよく解りません。 柿右衛門はそれほど好きではありませんが、この香合はなんとなくお気に入り・・。...
View Article旅の回想 福田豊四郎筆 その39
先週末には美術財団の講演会、東京美術倶楽部の特別展、そして母への訪問と業務外で忙しかった日々でした。 母には一生懸命に写真の説明していました。お茶の話などお茶を教えていた母には共通の話題で話がはずんでいました。 さて、本日は本ブログで母とも交友のあった、お馴染みの福田豊四郎氏の作品です。...
View Article色紙・はがきについて
先週末は家族でお出かけ・・。息子はテントウムシのリュックを背負って出かけました。 行く先は東京美術倶楽部・・。数年に一度開催される一流どころの骨董店の一流品の作品が展示販売される展示会です。 まずは腹ごしらえから・・・。館内には食堂があり、集まる客もそれ相応のひとばかり、むろん当方のような子連れなど一人もいません。 いざ戦場へ・・・。...
View Article源内焼 その85 三彩草花文茶托十客揃
休日は小生の骨董整理の時間・・、息子は脇で遊んでいます。今話題の真田紐、全部引き出して遊んでいます。「これで登ったよね?」だと・・、「ん?、猿飛佐助のことか」 (NHK 日曜日大河ドラマ「真田丸」から)。 ともかく覚えるのが早い。ただ何を言っているのか、瞬時に理解するのに困ることがあります。小生が会社で言っていることも同じか...
View Article刀剣 その四 脇差&拵 無銘
会社への息子の見送りは毎朝、6時。迎えは玄関までやってきます。その後着替えと明日の準備を息子が手伝い、家族全員での食事、その後少し遊んで(昨夜は玄関で自家製?の紙のボールでサッカー)、家族で入浴し、最後に寝かしつけるまで小生の役目・・・ ボールを蹴るのが様になってきました 日々の成長が驚くほど早いのにはびっくりです。...
View Articleリメイク 再登場 児戯之図 柴田是真筆
休日には息子と床の掛け軸を変えました。こういうことは小さな頃から馴染ませておく必要があります? 郷里に収納していた作品の再整理している作品のひとつです。郷里に収納している作品は一度処分しているので、気に入ったものしか遺していませんが・・。...
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