根来椀 増村益城作
漆器は「JAPAN」と外国から呼称されるように日本古来の伝統工芸として大いに評価されていますが、現代の作品では漆の栽培が難しく、中国産の漆が99%使用される点、蒔絵の絵付けが稚拙になったことなど質の低下が著しいものです。一部の漆器作家や職人がなんとか漆器を支えていますが、本日はそのような作品の紹介です。根来椀 増村益城作河北倫明宛書状添付 高台内サイン...
View Article桂 京都 斎藤清版画 1960年作 その3
人気のある近代版画というと川瀬巴水、吉田博、そして斎藤清の名が浮かびます。別格としては恩地孝四郎・・。さて当方が仙台に在住していた頃、国分町近くのスナックでその店のオーナーが蒐集していた斎藤清の版画・・、店はとうに閉店しており、その店に飾ってあった斎藤清の大きめの見事な作品らは今はどうしているのであろうか?...
View Article黒髪 伊東深水筆 その13
当方にていつのまにか徐々に増えてきた伊東深水の作品ですが、本日は「その13」の作品の紹介です。黒髪 伊藤深水筆 その13紙本水彩額装 浜田台児鑑定箱書板同封 タトウ+黄袋F10号程度 全体サイズ:横745*縦700 画サイズ:横518*縦472僅かな太い輪郭線の特徴から昭和30年頃の作でしょうか?...
View Article黄衣の女 原精一画 その9
最近は原精一のちょっと小さめの作品を展示室に展示しています。各作品には無い場合にはタトウを黄袋を誂えておきます。タトウと黄袋は作品を額装の作品を取り扱う上で必需品ですね。これが備えないで作品を取り扱うのは蒐集者としては失格です。今回紹介するのは中央に飾れらた作品です。黄衣の女 原精一画 その9右下サインとキャンパス裏に題名とサイン有 油彩額装 誂タトウ+黄袋F2号 額サイズ 縦405*横355...
View Article瀑布図 その2 平福百穂筆 その133
多くの画家が「瀑布」を題材として絵を描いていますが、江戸期の作品で「瀑布図」とし最も著名なのが下記の作品ですね。参考作品青楓瀑布図円山応挙 画 皆川淇園 賛紙本著色 縦:1780*横919 天明7年 1787年『サントリー美術館プレミアム・セレクション...
View Articleお気に入りの作品 稀有な作品 明末漳州窯?呉須赤絵 茶入
明末赤絵としては漳州窯の大皿が思い浮かびますが、果たして本日紹介するような茶入は存在するかどうか・・。お気に入りの作品 稀有な作品 明末漳州窯?呉須赤絵 茶入銘「双葉」 黒柿合箱...
View Articleお気に入りの作品 稀有な作品 藍九谷(前期伊万里) 葡萄ニ栗鼠図平茶碗
ありそうでまずないのが古伊万里系統のお茶碗・・。お気に入りの作品 稀有な作品 藍九谷(前期伊万里)...
View Article腰掛けるバレリーナ 木下孝則画 その32
当方の蒐集作品数が30作品を超えた木下孝則の作品ですが、本日紹介する作品はそのなかでも大きいほうの作品で、また書き込みも多い佳作の作品です。腰掛けるバレリーナ 木下孝則画 その32油彩額装 左下サイン 誂:黄袋+タトウ額サイズ:縦860*横710 画サイズ:縦652*横500...
View Article災後鎮静記念 その3 倉田松濤筆 大正12年作
年始はばたばたしており、帰郷の際の記事やら年頭のブログ記事もままならず、下原稿のままの投稿となっておりました。今回の帰省は大雪・・・。「男の隠れ家」にては除雪の日々となりました。昨年中にほぼ外壁関連の工事が完了した「男の隠れ家...
View Article渓山漁舟 平福百穂筆 その132 & 秋景山水 平福百穂筆 その131
昨年末はコロナ禍以来の年末恒例の高校の同級会が再開しました。6人の参加となり、思い出話や近況報告で盛り上がりました。遠くから来た幼馴染は我が家に泊まっていきました。実は彼が設計したのが「男の隠れ家 その1」です。泊まった部屋に飾ってあるのは市川鉄琅作の観音像です。今回は義母が作ってくれたカバーを持ってきました。この部屋は15年前に亡くなった母の寝室です。「男の隠れ家...
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