漆絵額・双鶴図 角偉三郎作
近所の公園でどんと焼・・。家族総出にて団子を焼いてきました。だいぶ近所では住民が増えているようで、次から次に人が訪れていました。今年は良い年でありますように・・・。さて昨年は元旦から地震で、能登の地震で輪島塗の存亡が危ぶまれていますが、本日はその輪島塗の作品の紹介です。沈金で描かれた双鶴の図。上村淳之の日本画の作品と並べて展示してみました。漆絵額・双鶴図 角偉三郎作蒔絵額装 共箱...
View Article富士図 平福百穂筆 その150
平福百穂は大正時代に富士を好んで描いたようです。富士図 平福百穂筆 その150絹本水墨軸装 合箱 全体サイズ:縦2040*横510 画サイズ:縦1210*横400 落款と印章からは大正時代後半頃の作品でしょうか?平福百穂の富士を描いた代表作品には下記の作品があります。富士と筑波(ふじとつくば) 山種美術館蔵1925年頃(大正14年頃)...
View Article秋山渓流 平福百穂筆 昭和6年 その134
平福百穂の作品では、年季が記された作品は非常に少なく、描かれた年代を推定するのにひと苦労しますが、本作品の落款には「昭和辛未初秋」とあり、1931年(昭和6年)、平福百穂が54歳の時、亡くなる2年前の作と判断できます。秋山渓流 平福百穂筆 昭和6年 その134絹本着色 軸先象牙 共箱 全体サイズ:縦23 60*横665 画サイズ:縦1335*横510...
View Article復興への祈り 四君子蒔絵脚付小吸物膳 3客揃
最近、何気なく出来の良そうな漆の蒔絵が施された作品と思い購入したのが本日紹介する作品です。全部で4膳が出品されていましたが、ひとつは落札できませんでした。この作品は昭和初期頃の輪島塗の作品と推定されます。復興への祈り 四君子蒔絵脚付小吸物膳 3客揃輪島塗 大崎庄右衛門商店 布着堅地漆器 包装紙有...
View Article夏衣美人図(槿に美人) 平福百穂筆 その135
「男の隠れ家 その4」に移動する作品らの選択にあたって、作品を数多く整理しています。整理しているうちに作品を必然と再度鑑賞したり、新たな資料を添付するようになります。これは意外に膨大な労力を費やす作業となりました。そんなおり、改めていい作品だなと感じた作品のひとつが下記の作品です。花図 藤井達吉筆 その17紙本水墨淡彩染付和紙軸装 軸先陶器 合箱全体サイズ:縦1265*横595...
View Article湛圓 小堀宗明筆 その4
遠州流の茶道を習っている家内が購入した作品の紹介です。湛圓 小堀宗明筆 その3水墨軸装 茶掛 誂箱 全体サイズ:横310*縦2000 画サイズ:横295*縦1203描いている「湛圓」の出典は不明・・。まだまだファンの多い小堀宗明氏・・、来歴は下記のとおりです。*******************************11世小堀宗明:正徳 晴義 号・宗明 其心庵 一貫子...
View Article湖山遊禽 平福百穂筆 昭和初期頃 その138
平福百穂は近代南画の最後の画家と称されていますが、意外にもその作品群は1916年(大正5年)に金鈴社結成後となる晩年であり、これ以降に中国の画像石や画巻、南画への関心を示す古典回帰が見られる作品を発表しています。本日紹介する作品はその時期にあたりますが、結実した作品は亡くなる直前の1932年(昭和7年)の「小松山」などであり、自然主義と古典が融合した作品を生み出すに至っています。 湖山遊禽...
View Article喜雀 木村武山筆 その11
「歓喜雀躍(かんきじゃくやく)」というのか? なにやら米を見つけて喜んでいる雀?を正面から描いたような・・、かわいい作品の紹介です。喜雀 木村武山筆 その11絹本水墨淡彩軸装 軸先象牙 共箱全体サイズ:縦2060*横440 画サイズ:縦1200*横270 山になっているのは雪? お米を見つけて喜んでいる「喜雀」・・・???実にかわいい・・・。こちらは晩年の作か?...
View Article(上七軒?)街並 福田豊四郎筆 昭和39年 その175
記録によると福田豊四郎は昭和39年7月に京都に取材旅行に行っています。その年の11月には東京プリンスホテル内のフジインターナショナルアートで「福田豊四郎 東洛風趣展」を開催していますが、その時の取材をもとに京都を題材にした作品を公開しているものと推察されます。断定はできませんが、本日紹介する作品はその頃の作品ではないかと推定しています。(上七軒?)街並 福田豊四郎筆 昭和39年頃...
View Article爽夏 福田豊四郎筆 その172
インターネットオークションで見かけた福田豊四郎の興味深い作品・・、大きさもそこそこあり、出来もよいのですが、初めて見る印章が作品中に押印されているのです。爽夏 福田豊四郎筆 その172 絹本着色軸装 軸先象牙 共箱二重箱全体サイズ:縦1485*横730...
View Article未整理の2作品
年末の男の隠れ家にて正月用の掛物を物色していたら、下記の2作品の資料を作成していないことが解りました。白梅 伝小林古径筆「梅村知美」宛送付記録有 絹本着色絹装軸 太巻共箱誂二重箱 全体サイズ:縦1364*横621...
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