お盆では家内らが宴会の準備やら終了後の余韻を愉しんでいる間は、小生が手近にある漆器の作品を手入れしながら愉しめる時間となりました。
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まずは溜塗風の高足膳。「松?塗」・・・??(後日「木地呂塗」ではないかと判断しています。詳細は今後のブログへの投稿にて・・、どなたか「なに塗」かご存知の方がおれるでしょうか?)
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50客揃のものらしい。当時は50客揃いも珍しくないものです。
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何気ない作品ですが、一尺程度の一枚板で作られているらしく、何気ないこの造りが、最近の作品と格が違う点です。
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作りがしっかりしてますが、漆器は日頃から磨いておかないとカビにやられます。
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同じ溜塗風の作品で以前に紹介した盃洗です。(こちらも詳細は後日、ブログに投稿します。)
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5客あり、ありがたいことにその各々に盆が付いています。見込みは銀塗?。ちょっと色が退色していますが、これも一興。(銀なのか、溜塗が変色したものかも不明)
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今では盃洗は用途が少なくなりましたので、これなら食器としての用途にも使えるでしょう。
最近の方は「盃洗」を知らない? そんな方が多くなってきましたね。
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次はちょっと可愛らしくて洒落ている足付の膳です。
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「波ニ千鳥」の蒔絵ですね。
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波は銀、千鳥は金・・・。見所はこの漆の肌、義父が亡くなった後に、小生が仏壇もこれと同様なものを作ってもらいましたが色は濃い緑です。たしかこの技法のやり方の詳細は、当時、聞いた筈なのだが・・。(たしか卵の実を漆に混ぜるとか・・・、この技法についてご存知の方はおられるでしょうか・)。
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さらに洒落ているのがこの膳の足。
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先祖が揃えたらしいこの漆器類、実にセンスがいい。
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次は酒注ぎ。松に鶴文の蒔絵が施されています。
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これも当然ながら盆付き。
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鶴が折鶴なのがセンスがいい。
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簡単そうな蒔絵の絵柄なのですが、現代の漆器工には描けないですね。現代の蒔絵師は絵の修行が足りないようで、現代の漆器には作品に品格が生まれてこない。
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海苔用の器も紹介します。これは現代作品ではありません。上記の作品と同時期の作品です。
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海苔に真塗では?海苔が映えない・・、というのでこのようなデザインになっていたのでしょう。いかにも現代的な作品です。
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数時間で磨いたこれらの作品を並べてみました。収納箱に収めて座敷の隅に積み上げていましたが、これらの箱の目隠しに男の隠れ家で見つけた屏風をたてました。
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描いたのは「五島耕畝」。描かせたのは祖父のようで、五島耕畝の作品は本家に他の作品がありました。
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五島耕畝(ごとう こうほ):日本画家。茨城県生。名は貞雄。初め水戸の南画家松平雪江に、のち荒木寛畝に学ぶ。読画会展・日本美術協会展、博覧会等で入選、受賞を重ね、文展・帝展でも活躍する。花鳥画を得意とした。昭和33年(1958)歿、76才。
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屏風用の桐箱の収納箱は洗って干しておきました。「保存箱は場所をとるので不要とする。」と「なんでも鑑定団」で説明がありましたが、なんとも嘆かわしいことです。
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屏風の扱いも神経を使います。ところでこの屏風の「六曲一双」という呼び名がどういう意味なのか知っている人は少なくなりました。
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息子は脇で後片付けを手伝ってくれます。意外にまめな奴!
ちなみに真塗の高足膳も今回、かなりの数を磨きました。当方の漆器の整理はまだ山を越えてません。帰郷に際して、少しずつやり始めてもう3年近く経ちます。母が大切にしていたものなど帰京に際して持ち帰り、修繕していますがきりがありませんね。引き取り手があった処分したい気にもなりますが、そうもいかず・・・![]()

まずは溜塗風の高足膳。「松?塗」・・・??(後日「木地呂塗」ではないかと判断しています。詳細は今後のブログへの投稿にて・・、どなたか「なに塗」かご存知の方がおれるでしょうか?)

50客揃のものらしい。当時は50客揃いも珍しくないものです。

何気ない作品ですが、一尺程度の一枚板で作られているらしく、何気ないこの造りが、最近の作品と格が違う点です。

作りがしっかりしてますが、漆器は日頃から磨いておかないとカビにやられます。

同じ溜塗風の作品で以前に紹介した盃洗です。(こちらも詳細は後日、ブログに投稿します。)

5客あり、ありがたいことにその各々に盆が付いています。見込みは銀塗?。ちょっと色が退色していますが、これも一興。(銀なのか、溜塗が変色したものかも不明)

今では盃洗は用途が少なくなりましたので、これなら食器としての用途にも使えるでしょう。
最近の方は「盃洗」を知らない? そんな方が多くなってきましたね。

次はちょっと可愛らしくて洒落ている足付の膳です。

「波ニ千鳥」の蒔絵ですね。

波は銀、千鳥は金・・・。見所はこの漆の肌、義父が亡くなった後に、小生が仏壇もこれと同様なものを作ってもらいましたが色は濃い緑です。たしかこの技法のやり方の詳細は、当時、聞いた筈なのだが・・。(たしか卵の実を漆に混ぜるとか・・・、この技法についてご存知の方はおられるでしょうか・)。

さらに洒落ているのがこの膳の足。

先祖が揃えたらしいこの漆器類、実にセンスがいい。

次は酒注ぎ。松に鶴文の蒔絵が施されています。

これも当然ながら盆付き。

鶴が折鶴なのがセンスがいい。

簡単そうな蒔絵の絵柄なのですが、現代の漆器工には描けないですね。現代の蒔絵師は絵の修行が足りないようで、現代の漆器には作品に品格が生まれてこない。

海苔用の器も紹介します。これは現代作品ではありません。上記の作品と同時期の作品です。

海苔に真塗では?海苔が映えない・・、というのでこのようなデザインになっていたのでしょう。いかにも現代的な作品です。

数時間で磨いたこれらの作品を並べてみました。収納箱に収めて座敷の隅に積み上げていましたが、これらの箱の目隠しに男の隠れ家で見つけた屏風をたてました。

描いたのは「五島耕畝」。描かせたのは祖父のようで、五島耕畝の作品は本家に他の作品がありました。
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五島耕畝(ごとう こうほ):日本画家。茨城県生。名は貞雄。初め水戸の南画家松平雪江に、のち荒木寛畝に学ぶ。読画会展・日本美術協会展、博覧会等で入選、受賞を重ね、文展・帝展でも活躍する。花鳥画を得意とした。昭和33年(1958)歿、76才。
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屏風用の桐箱の収納箱は洗って干しておきました。「保存箱は場所をとるので不要とする。」と「なんでも鑑定団」で説明がありましたが、なんとも嘆かわしいことです。

屏風の扱いも神経を使います。ところでこの屏風の「六曲一双」という呼び名がどういう意味なのか知っている人は少なくなりました。

息子は脇で後片付けを手伝ってくれます。意外にまめな奴!
ちなみに真塗の高足膳も今回、かなりの数を磨きました。当方の漆器の整理はまだ山を越えてません。帰郷に際して、少しずつやり始めてもう3年近く経ちます。母が大切にしていたものなど帰京に際して持ち帰り、修繕していますがきりがありませんね。引き取り手があった処分したい気にもなりますが、そうもいかず・・・
