仁王図双幅 植中直斎筆 その4
週末の土曜日には帰京しました。この度もまたいろんな出会いもあり、骨董とも語らった休日でした。もっとも息子がパパさんを開放してくれず大変でしたが・・・。 さて、本日の作品、家内にこの作品を見せたところ「『あっ!、痛い! この蜂め!』と怒っている仁王様だ~。」と申し述べているのだが・・。小生は「おもしれべ~」と。...
View Article早春 奥村厚一筆 その9
甲子園、今年の夏もまた東北の悲願は散ってしまいましたが、高校野球は9回ツーアウトから何が起こるか解らないと痛感する試合が多いようです。人生も然り、何事も最後まで精進して諦めずに生き抜くことが大切ということと共通するようです。 郷里へのルートは今回は新幹線で秋田経由でした。「こまち」に乗って上機嫌の息子は秋田からの各駅停車も興味深々・・、いつものように最前列で見学。...
View Article山柿 麻田辨自筆 その3
田舎では田んぼを息子と散策。大きな秋田蕗が見当たらず小さな蕗で傘代わり。「茎の部分が食べられるよ。」という家内の説明を息子は理解したようです。 本日もちょっと季節はずれの作品の紹介です。...
View Article再挑戦 浅絳山水図 伝桑山玉洲筆 その2&その3
お土産を買おうと寄った道の駅。そこで息子が小生にねだったのがなまはげのお面。どうもこれを被るとなまはげに勝てると思っているらしい。 本日紹介する作品は、なんどか挑戦した「桑山玉洲」の作品ですが、ことごとく山水画は討ち死・・・。非常に贋作が多いようですが、それでも懲りないのが小生の真骨頂???...
View Article2017年夏 保戸野窯
今回のまた帰京に際して、秋田市内の保戸野窯の平野庫太郎氏を訪ねてきました。 千秋公園の蓮の花を眺めながら平野氏の窯元へ・・。 秋田市内にある窯元ですが、平野庫太郎氏は秋田県立美術館の館長も務めていますので、非常に忙しい方です。今回はなにやら蔵の整理をしていたようで、鼈甲や簪の作品を見せていただきました。 脇では息子が蜂の服を着てきたので「ブーン」と遊んでいますが・・。...
View Article2017年夏 男の隠れ家
りんご台風で屋根が飛ばされて、何十年も前に義父と災害保険を充当して修復した屋根。当時から経年劣化し錆も出てきたので塗装をしようと思い立ち、小生の郷里の近隣の方からの紹介があった職人に頼んで、義母が思い切って全部塗装したようです。 お社も蔵も車庫も、ともかく屋根という屋根を全部塗装したようです。 家内曰く、「ピカピカだね。」...
View Article双鳩図 渡辺省亭筆 その18
京都で有名な大文字焼、実はわが郷里の大文字焼があり、今年で50年の歴史があります。 なんと今年は50周年記念で「犬」になりました。その点はハートマーク! 10分程度でもとの大文字焼に戻りましたが、犬の理由は推察するに秋田犬の原産地だからでしょう。 花火の打ち上げのまん前で寒さをこらえて花火を堪能しました。歩いての距離ですので実に手軽。 膝の上で息子は大喜び、我が家は花火好きが多い。...
View Article双鶴図 その2 平福穂庵筆 その17
盆にはなんといっても墓参り。拝んだ後はあげたお菓子をその場で食べます。なんと息子は墓の前の石段に座って食べ始めました。 「は~い、手を拭く!」だと・・。 さ~、またまた宴会じゃ! 本日はきりたんぽ、「熱いよ!」だと。相変わらず息子はノンアルコール・・・。 本日は先日紹介した「双鶴図 その2 平福穂庵筆 その16」と同時期に描いた作品の紹介です。 双鶴図 その2 平福穂庵筆 その17 紙本水墨軸装...
View Article韓信之股潜図 寺崎廣業筆 その59
我が家の大型テレビがとうとうダウン・・・ 画像が突然映らなくなるというトラブルが最近続発するので、思い切って新しいテレビに買い換えました。しかも2台・・・。 ところで4K対応と言いながら、4Kの本格的な放送開始予定は来年の12月とは知りませんでした ショップで展示してあるテレビの画像は4K専用のデモ用ビデオらしい。BSかケーブルテレビでは放映しているとか? テレビの購入ポイントで掃除機をゲット!...
View Article2017年 夏 男の隠れ家骨董三昧 漆器編
お盆では家内らが宴会の準備やら終了後の余韻を愉しんでいる間は、小生が手近にある漆器の作品を手入れしながら愉しめる時間となりました。 まずは溜塗風の高足膳。「松?塗」・・・??(後日「木地呂塗」ではないかと判断しています。詳細は今後のブログへの投稿にて・・、どなたか「なに塗」かご存知の方がおれるでしょうか?) 50客揃のものらしい。当時は50客揃いも珍しくないものです。...
View Articleカサブランカ 杉本健吉筆 その5
書斎の床に掛けられている下記の作品は本ブログでも紹介されていますが、小生のお気に入りの作品のひとつです。 渇墨山之図 藤井達吉筆 その16 紙本水墨軸装 軸先陶器 合箱 全体サイズ:縦1490*横345 画サイズ:縦690*横250 畳の上で渇墨で描いたと思われる作品、現代の浦上玉堂のような味わいのある作品です。このような作品がどうしてもっと評価されないのか不思議でたまりません。...
View Article2017年 夏 男の隠れ家骨董三昧 掛け軸編
休日につき、ちょっと骨董談義から離れた話題で、郷里の近所のスナップを投稿します。近所が変化しつつありますので記録に残すべく投稿しておきます。 自宅隣地の宅地造成が終了したようです。4区画のうちのひとつを購入しましたが、3区画がすでに売れたようです。...
View Article修復完了 津軽塗御櫃二種・盆
週末に会社の同僚が穂高で滑落で遭難死したという連絡が入りました。小生も学生時代には何度か登山している穂高ですが、ロック以外の一般的な登山道でも油断のならないルートがいくつもありますが、詳細はまだ不明です。とにもかくにもまだ若すぎる・・・。 男の隠れ家にあった津軽塗、前回は母が大切にしていた御碗二十人揃いを修復しましたが、今回は御櫃二対を修復しました。 津軽塗 御櫃二種・盆...
View Article忘れ去られた画家 鳥海山 一木弴作
最近、義父は朝天気が良いと毎日5時前からイチジクを採りに出かけています。散歩に来た人も欲しがるので一緒に採っているようです。散歩で採りに来る人は義父が居ない日は、採ってきた代金(50円?/個)を支払いに早朝に我が家の玄関で「ピンポン~」。我が家は6時には皆起きて仕事にとりかかっていますので、それほど迷惑ではないのですが・・・...
View Article源内焼? その99 緑釉松葉文四段重箱
本日紹介する作品は釉薬の発色、作りから当方では源内焼と判断しましたが、「源内焼」か否かが議論になるでしょう。 源内焼 その99 緑釉松葉文四段重箱 合箱入 幅150*奥行150*高さ220 内側の黄釉薬が虹彩を発色しているなどの点から、断定は出来せんが源内焼の可能性がある作品です。最下段の脚部分に大きな補修跡、角の部分に欠けや釉薬の剥げがありますが、品格のある作行となっており、珍しい作品です。...
View Article漆器再考 輪島塗 溜漆 盃洗・盃洗盆五客揃
昨日は母の元へ、今後の施設の見学も兼ねて訪問してきました。息子とお薄を点てましたり、楽しんできましたが、帰宅時は新宿で小田急線の火災を知ることになりました。 すぐに路上でタクシーを拾い、即座に自宅まで・・、なにしろ息子が寝てしまいましたので・・。...
View Article湖畔の冬 福田豊四郎筆 その74
父の着物をいくつか郷里から持ち帰りました。男の隠れ家から持ち帰るのは骨董だけではありません。 もともと着物にはそれほど興味のない小生ですが、家内の親族から大島紬をいただき、着てみるとなかなか気が引き締まるので「いいかな」と思いつつありました。 義母が着物に関しては仕立てもしており、非常に詳しいのでこういう時は重宝しますね。まずは長襦袢・・。 着物の下着ですが、男のお洒落。...
View Article源内焼 その100 緑釉象人物文角皿
週末には息子と母のもとへ出かけてきました。行きは豪華にロマンスカー・・。 新宿で食事、息子はレシート入れで「メガネだぞ~」。 母の元では息子は近況の写真の説明に熱心です。 母は茶道を教えていたので、お茶を点ててみました。 最初に飲んだのは息子・・。 小生もお手伝い。 車椅子を押してあげるのが、息子の役割になっています。 さて本日は「源内焼...
View Article信楽風徳利 ゲルト・クナッパー作
本ブログに投稿されている加藤唐九郎、濱田庄司、バーナード・リーチ、島岡達三らと関わっていたドイツから日本にきて陶芸をしていた作家の作品の紹介です。 信楽風徳利 ゲルト・クナッパー作 共箱 口径*最大同径*高さ*底径 溜塗の盃洗用のお盆に載せてみました。 「ゲルト・クナッパー」については下記の説明のとおりです。 ****************************...
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