Quantcast
Channel: 夜噺骨董談義
Viewing all articles
Browse latest Browse all 3055

端午の節句の飾り

$
0
0
同僚というか、同志というか、そういう存在の身近な人を亡くし、しばしブログを休稿させていただきました。通夜と告別式には出席して参りましたが、告別式までは午前中時間があったので、徳川美術館や名古屋城を観てきました。仕事ではいつも慌ただしく日帰りが多く、当時一緒に営業先を回っていた亡くなった同僚に「いつも名古屋市内を見学する暇もないね。徳川美術館や名古屋城くらい観たいものだね。」と言うと「じゃ、車でぐるっと回りますか?」と徳川美術館と名古屋城の外だけを回ったことがありました。今回は徳川美術館や名古屋城をある程度ゆっくり観ることができましたが、亡くなった同僚がようやくゆっくり観せてくれたような気がしました。いつもにこやかで優しく、仕事熱心で家族思いの同僚であり、今はただただ冥福を祈りばかりですが、後を引き継ぐ残された我々が彼の思いを遂げることが一番の弔いです。

なお休稿してきた割には閲覧数や訪問者数が減るどころか増えていることにはちょっと驚いています。拙い内容の本ブログを閲覧していただいている方々にはあらためて感謝申し上げます。

さて端午の節句が近づき例年どおり、家では飾りの鎧のミニチュアを飾ろうということになりました。



飾りの鎧の後ろの掛け軸は福田豊四郎の鯉の作品です。

鯉 福田豊四郎筆
絹本着色軸装共箱二重箱軸先象牙 
全体サイズ:横725*縦1600 画サイズ:横564*縦486



福田豊四郎の「鯉」を描いた作品は2作品を蒐集していますが、本作品は祖父の代からある作品です。



母からの話では祖父が福田豊四郎氏に依頼して描いたもらった作品だそうです。祖父が福田豊四郎氏の依頼して描いてもらった作品は幾つか当方にて所蔵していますが、その中でも小生が気に入っている作品のひとつです。



表具は祖父が仕立てを依頼したものかもしれません。波に見立てた一文字を使ったいい表具です。「掛け軸の表具はこうありたい。」と思います。



床の間は例年通りの飾りつけとなりました。家内の鎧の飾りつけを手伝った息子が、「見てよ!」と手を引っ張り、私や義父母を床の前に連れ出して自慢そうにしていました。飾り棚には明末の色絵や染付を飾っています。



展示室には「五彩天下一」の皿を飾りました。



「天下一」、「登り鯉」の端午の節句にふさわしい吉祥文ですね。この作品の紹介は後日・・・。

**コメントは引き続き、事前承認と禁止ワードも含めて制限をかけていますのでご了解願います。不快な思いや悪意のない通常のコメントは公開していますのでご安心ください。このことにより出品の依頼など個人情報を含めたコメントが投稿されましたが、個人情報は基本的に公開しませんし、本ブログの趣旨の沿うこのような好意のあるコメントは歓迎しております。






Viewing all articles
Browse latest Browse all 3055

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>