瀧登鯉 石井百畝筆 その1
端午の節句にむけて展示室の飾りを準備していますが、鯉、鐘馗様がメインになるのでしょう。 鯉の作品の中でまだ本ブログで紹介していない作品がいくつかありますが、下記の作品もそのひとつです。わが郷里の画家ですが、もはや地元でも忘れ去られた画家と言えるのでしょう。 瀧登鯉 石井百畝筆 絹本着色軸装箱入 全体サイズ:横642*縦2025 画サイズ:横517*縦1291...
View Article彩色山水図 藤井達吉筆 その19
家内が下記のパスネットのカードを持ってきて「私のコレクションもブログに載せてよ!」だと・・。パスネットに印刷されている作品はなんと本ブログでなんども投稿している源内焼の作品でした。何枚も遺っていない貴重な源内焼の地図を描いた鉢の作品です。この地図の作品を描いた源内焼の作品が当方で所蔵できるとコレクションとして成り立つものですが・・。...
View Article白藤之図 渡辺省亭筆 その19
先週末は本ブログに出品されている木島桜谷の作品が、東京・泉屋博古館分館にて、生誕140年記念特別展『木島櫻谷』が、2018年2月より開催されているので家内と息子の三人で観に出かけてきました。息子の目的は途中の食事とお菓子、そしてお目当てのおもちゃ・・。久々に都会のムードを愉しんできました。...
View Article初夏 奥村厚一筆 その11
庭にはいつもの年より早めに牡丹の花が咲きだしました。 あまりにも早いので今年は戸惑ってしまいますね。 牡丹の花はすぐに散り始めるので撮影するタイミングも難しい。 なんとも大味な花・・。 やはり絶滅指定種のクマガイソウも早い! 見事な咲き具合です。 木の下に合ったクマガイソウも、木が枯れても覆いすることでなんとか咲き始めました。 楓の花も・・。...
View Articleリメイク 輪島塗 会席吸物膳鮎文様木地塗
休日は義母と息子は畑まで・・。作付けの確認が目的のようですが、どうも犬に餌を盛り付ける飯茶碗を種入れに義父が使い、畑に忘れてきたのでついでに捜索に行くらしい 届け先に人気のある落花生の作付け面積を増やした?...
View Article古信楽壺花入 その2
「日本人は信楽と李朝で死ねる。」という言葉が骨董マニアの間にあるそうです。これは死ねるほど日本人の骨董マニアは信楽と李朝を愛するということの例えのようですが、むろん当方には信楽と李朝にそれほどの執着心は備わっていませんので、李朝と信楽の蒐集はメインではありません。...
View Article明末呉須赤絵 天下一大皿 その2
庭のボタンが真っ盛りですが、何とはなしに今年は開花が早いような気がします。 陰になっていた樹木が枯れ、心配されていたクマガイソウは今年も咲きました。 さて本日は明末呉須赤絵の作品群から紹介です。...
View Article蓮花文紅安南茶碗
新入社員が仕事を始め、新たな新入社員の面接が始まりました。高齢化しているのは企業の年齢構成も同じであり、若い力を新たにしていかないと企業は活性化しません。さて今年の新卒採用はどのようになろうか? 経営者が学ぶべきひとりに後藤新平がいますが、後藤新平の名言のひとつに下記のものがあります。 金銭を残して死ぬ者は下だ。 仕事を残して死ぬ者は中だ。 人を残して死ぬ者は上だ。...
View Articleゆき 伊勢正義画 その5
本日紹介する伊勢正義は小生の郷里とは同じ市で生まれ、隣の市で育ち、高校は同窓であり、小生と同郷としても差支えのない画家です。さらに郷里でのアトリエと思われる建物の解体に母が関係していたことから、縁を感じている画家でもあります。 ゆき 伊勢正義画 その5 油彩額装 左下サイン 日動画廊シール 画サイズP10号:横410*縦530 全体サイズ:縦750*横630...
View Article古染付 蓮唐子図五寸丸皿
明日早朝より帰省しますので、ブログはしばし休稿とさせていただきます。 さて古い陶磁器を愛する人は多いですが、それを日常に使う人は残念ながら少ないかもしれませんね。そしてそれを使いこなす人はもっと少ないだろうと思います。かくいう小生とてもその例外ではありません。...
View Article樓臺朝陽図 野田九浦筆 その1(1/4)
五月の連休は郷里に帰省し、のんびりと幾つかの温泉に行ったり、美味しいものを食べたり、知人らと旧交を深めたり、むろん骨董も愉しんできました。その内容についてはまた追々ブログにて報告させていただきますが、アッという間の一週間でした。息子も「お父さんの田舎ってすごいね。」だと言っていますが、どういう意味だろう?...
View Article揃いの器たち
以前は自宅で法事を含む冠婚葬祭を催したので、大きな家には揃いの器があったものです。膳、碗、徳利、煙草盆、火鉢など多い家では50人揃というのもあったようですが、冠婚葬祭を自宅でやるということがなくなり、その揃いの器たちは都会ではいち早く消失し、地方でもそのほとんどは散逸していきました。...
View Article菊 山口蓬春筆 その5
本日は早朝から九州へ・・、一泊して明日は広島へ入り、その後帰宅予定です。 さて本日紹介する作品は山口蓬春の作品ですが、山口蓬春の作品は子供の頃から床に掛かっていた作品があったこともあり、小生には馴染みのある画家の一人です。「うまい!」という感想を持たざる得ない近代日本画家のひとりですね。 菊 山口蓬春筆 その5 紙本水墨着色軸装 軸先 共箱二重箱 全体サイズ:横645*縦1565...
View Article紅楓鳩 渡辺省亭筆 その20
渡辺省亭の100回忌が作品にあたり、「美祭」などで渡辺省亭の作品展が催されたようですが、盛り上がりはいまひとつであったように感じました。まだ日本では残念ながら馴染みのうすい画家の一人なのでしょう。 本日紹介する渡辺省亭の作品の特筆すべきはやはり独特の色彩感覚にあろうと思います。...
View Article男の隠れ家の伊万里の器
帰省に際して仙台に赴任していた頃の荷物を整理していたら、いくつかの伊万里の食器が出てきました。普段使いや棚に飾っていた作品で、赴任先の骨董市や骨董店で購入した作品がほとんどです。 冒頭の作品は伊万里の印判手の作品。「波に千鳥」のデザインかな?...
View Article源内焼 その109 楼閣文角皿 五枚揃
本日紹介する作品は以前に本ブログにて紹介していますが、本日改めて紹介する理由は、前回の紹介ではまだ三枚揃であったですが、本日はなんとか最低数の五枚揃いになったという理由からの紹介です。 源内焼 その109 楼閣文角皿 五枚揃 合箱入 幅155*奥行155*高さ35...
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