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Channel: 夜噺骨董談義
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故郷の川 福田豊四郎筆 その102 昭和24年頃

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足早に日が経ていき、早くも師走です。ブログの記事を週末にまとめて資料を揃えて投稿するのもなかなかままならない気ぜわしい日々です。なかなか天気も晴天が続かない状況ですが、昨日は雨が上がって自宅から虹が見えたようです。



家内からの虹の写真のメールでしたが、息子のシャツもレインボー色だったらしい。



さて蒐集も最終段階?となると、どうしても手頃で気心がしれた作者や画家などの作品群に蒐集が集中しますね。それで本日は本ブログでおなじみの福田豊四郎の昭和20年頃に描かれたと思われる作品の紹介です。

故郷の川 福田豊四郎筆
紙本着色額装 F8号 タトウ+黄袋
全体サイズ:横700*縦625 画サイズ:横445*縦370



同図の作品では以前に当方の所蔵作品で下記の色紙の作品を紹介しています。

故郷の風景 福田豊四郎筆
紙本着色 色紙額装 タトウ入
画サイズ:縦270*横240 



左が本作品の落款と印章で中央が上記の色紙の作品「故郷の風景」の落款と印章、右がは本作品と同時期に描かれたと思われる「田園交響音楽」の落款と印章です。

  

いずれも昭和20年頃に描いた故郷の風景だろうと思われます。

福田豊四郎はわが故郷の隣町で生まれ育ち、当方には本家や父のところに数多く来訪していました。父や叔父は福田豊四郎と交友を深め、よく絵を描いたもらっていました。とくに父は長らく福田豊四郎氏から絵を習っており、祖父母はともに福田豊四郎氏が若い頃よりの支援者でもあったようです。

なお実家から近い街の中央には描かていると思われる米代川の支流である長木川が流れています。



川岸は春には桜が満開となり、夏には大文字焼が行われています。



今ではたくさんの白鳥が飛来しています。



昭和20年頃から白鳥が飛来していたかどうかは定かでありませんが、今では護岸工事が施され、当時のような川岸ではなくなっています。



ただ長木川なのか、福田豊四郎の小坂町の風景なのか、疎開先の風景なのかは実際には分かりません。なお小坂町と長木川は非常に近いです。



ただ昭和20年頃には何度か大館市を訪れていたので、長木川の可能性はあると思われます。



昭和20年頃にはたしかに長木川の風景は絵に描かれているような風景であったろうと思います。



橋もあまり多くなく、橋のほとんどが木製で痛んでおり、橋の真ん中には穴まで開いていました。



鑑賞する側にも過去の原体験の風景があるものかもしれません。



当時描いた作品が状態の良いまま遺っているのは嬉しいものです。本作品は8号と少し小さめの作品ですが、写真ではうまく伝わりませんが、福田豊四郎の佳作といえる作品でしょう。インターネットオークションで5万円強での落札ですが、骨董店で購入したら今少し高めの値段かと推察しています。

ところで作品に描かれているのは原体験が先んじた思い込みで「白鳥だったら」という記事です。描いているのは首が短いので鴨かも・・・???

最近の本ブログのアクセス数は700名程度ですが、当方としてはちょっと多めかなと思っています。ブログは資料整理を目的としていますが、一般に公開される以上、安易に記載できない内容を伴うこともあり、ひと目に触れるのはなるべく少ないほうがいいと思っています。ま~、もうすぐ作品の整理は完了するので・・・・。

郷里も本格的な冬が近づきつつあり、天気予報では雪マークがちらほら・・。虹どころではなさそうですが、帰郷の準備が始まり出しました。なにかと気ぜわしい年末の始まりですね。

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