友達が用事あって遊べない日には家内と川に行ってきたようです。
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ところが息子曰く、「パパのおもちゃほどではないよ!」Image may be NSFW.
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本日の作品は伊勢正義が描いた作品です。当方では伊勢正義が描く女性像をメインに蒐集していますが、風景画や静物画らを一部含んで本日は「その23」となります。
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少女(小) SM 伊勢正義画 その23
油彩額装 誂タトウ+黄袋
SMサイズ 額サイズ:横335*縦405 画サイズ:横*縦
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「青い装身具を身に付けた女性」とでも題していいような作品です。
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伊勢正義は一時期ネックレスやイアリング、スカーフを身に付けた女性を数多く描いたのでしょうか?
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最近当方にはスカーフやイアリングを身に付けた女性を描いた作品が蒐集されています。
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当方と同郷の画家ですが、改めて画歴を記述します。
*********************************************
伊勢正義:明治40(1907)年2月28日秋田県鹿角郡(大館市白沢)に生まれています。転勤の多かった父に伴い、各地を転々としましたが、少年時代を秋田県北部の小坂町で過ごしています。当時の小坂町は鉱山の最盛期で、秋田県で北辺の土地でありながら、中央から直接文化が流れ込み、近代的・都会的な雰囲気が満ち溢れていたそうです。辺鄙な山里の町ながら、演劇などの文化活動も盛んに行われ、芸術方面の関心が高い町だったと思われます。この地で生まれた伊勢正義は多くの刺激を受けたことは想像に難くありません。
*伊勢正義と同じく本ブログでお馴染みの日本画家の福田豊四郎(1904年~1970年)も同郷です。
昭和6年東京美術学校(現東京芸大)西洋画科卒業し。藤島武二に師事。
同8年20回光風会展に「女性」他3点を出品しK夫人賞を受け、翌9年光風会会員となり、同年の15回帝展に「カルトン」が初入選しています。
同10年22回光風会展に「無花果のある静物」他2点を出品、最初の光風特賞を受賞した。同10年松田改組に伴う第二部会展に「集ひ」を出品し、特選、文化賞を受けています。
翌年(昭和11年)同志と官展を離れ、同年猪熊弦一郎、佐藤敬、小磯良平らと新制作派協会(現新制作協会)を結成、第1回展に「バルコン」「キャバレー」を出品しています。
同12年日動画廊で初の個展を開催、その後新制作協会の主要メンバーとして同協会展に制作発表を行い、近年はアラブ、アフリカの生活を題材にした作品で知られています。また、日本貝類学会会員、国際教育振興会理事でもありました。
*母が建設業を営んでいた頃に小坂にある伊勢正義の自宅(アトリエ?)を解体する仕事を請け負い、その中から2点ほど作品が発見され、その作品は現在でも当方で所蔵しています。
伊勢正義は、1985年11月18日腎不全のため東京都目黒区の東邦医大付属大橋病院で死去しており、享年78歳でした。
*********************************************
なお本作品には画中にサインのみで制作年を特定はできませんが、画風とサインの字体から1960年(昭和35年)頃と推定しています。 裏面にもサインがあります。
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画風からはもしかしたら戦前の作かもしれませんね。参考までに郷里にある初期と思われる作品をあげてみました。
参考作品 秋田県立近代美術館蔵
「集ひ」 1935(昭和11)年
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参考作品 大館市役所蔵
「漁夫たち」 1941(昭和16)年頃
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参考作品 新制作協会?
「キャバレー」 1936(昭和12)年
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奇を衒った作品が多い現代でも、きちんとした技量に基づく日本の近代油彩画を見直して欲しいものです。
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油彩額装 誂タトウ+黄袋
SMサイズ 額サイズ:横335*縦405 画サイズ:横*縦
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当方と同郷の画家ですが、改めて画歴を記述します。
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伊勢正義:明治40(1907)年2月28日秋田県鹿角郡(大館市白沢)に生まれています。転勤の多かった父に伴い、各地を転々としましたが、少年時代を秋田県北部の小坂町で過ごしています。当時の小坂町は鉱山の最盛期で、秋田県で北辺の土地でありながら、中央から直接文化が流れ込み、近代的・都会的な雰囲気が満ち溢れていたそうです。辺鄙な山里の町ながら、演劇などの文化活動も盛んに行われ、芸術方面の関心が高い町だったと思われます。この地で生まれた伊勢正義は多くの刺激を受けたことは想像に難くありません。
*伊勢正義と同じく本ブログでお馴染みの日本画家の福田豊四郎(1904年~1970年)も同郷です。
昭和6年東京美術学校(現東京芸大)西洋画科卒業し。藤島武二に師事。
同8年20回光風会展に「女性」他3点を出品しK夫人賞を受け、翌9年光風会会員となり、同年の15回帝展に「カルトン」が初入選しています。
同10年22回光風会展に「無花果のある静物」他2点を出品、最初の光風特賞を受賞した。同10年松田改組に伴う第二部会展に「集ひ」を出品し、特選、文化賞を受けています。
翌年(昭和11年)同志と官展を離れ、同年猪熊弦一郎、佐藤敬、小磯良平らと新制作派協会(現新制作協会)を結成、第1回展に「バルコン」「キャバレー」を出品しています。
同12年日動画廊で初の個展を開催、その後新制作協会の主要メンバーとして同協会展に制作発表を行い、近年はアラブ、アフリカの生活を題材にした作品で知られています。また、日本貝類学会会員、国際教育振興会理事でもありました。
*母が建設業を営んでいた頃に小坂にある伊勢正義の自宅(アトリエ?)を解体する仕事を請け負い、その中から2点ほど作品が発見され、その作品は現在でも当方で所蔵しています。
伊勢正義は、1985年11月18日腎不全のため東京都目黒区の東邦医大付属大橋病院で死去しており、享年78歳でした。
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なお本作品には画中にサインのみで制作年を特定はできませんが、画風とサインの字体から1960年(昭和35年)頃と推定しています。 裏面にもサインがあります。
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画風からはもしかしたら戦前の作かもしれませんね。参考までに郷里にある初期と思われる作品をあげてみました。
参考作品 秋田県立近代美術館蔵
「集ひ」 1935(昭和11)年
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参考作品 大館市役所蔵
「漁夫たち」 1941(昭和16)年頃
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参考作品 新制作協会?
「キャバレー」 1936(昭和12)年
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奇を衒った作品が多い現代でも、きちんとした技量に基づく日本の近代油彩画を見直して欲しいものです。