12月6日、我が家の愛犬「モモ」(雌の柴犬)が亡くなりました。もう18歳近い(人間だと120歳?)ので老衰と思われれる静かな最期でした。後姿は飼い主であった亡くなった義父・・。
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本ブログにも何度か登場している「モモ」ですが、小生と息子とは7年間の付き合い・・、大事な家族がまたひとりいなくなりました。
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さて本日の作品は当方の蒐集作品である郷里出身の画家、福田豊四郎の短冊の作品です。
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臨時投稿 鶏頭花 短冊 福田豊四郎筆
紙本着色短冊額装
額装サイズ:縦610*横233 作品サイズ:縦360*横75
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なかなか立派な短冊用の額に収まっていますが、福田豊四郎氏には珍しい初期の作品ですね。福田豊四郎は戦前の作品に鶏頭花をよく描いています。
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落款の字体からかなり若い頃、大正末期から昭和初期の作と推定されます。他の所蔵作品「南天」に字体は近く、本作品の印「豊」の朱文白方印は珍しいようで、当方の所蔵作品に同一印章はありません。。20歳代の作品は残存数が極めて少なく、資料的価値もあろうかと思われます。
本作品と他の所蔵作品「南天」の落款の比較は下記の写真のとおりです。
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落款に「生」という文字があるのは、一般的に若い頃の作品に多いとされています。
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たまには短冊を飾って愉しんでいます。
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短冊にも大きさが幾つか種類があって、額に飾ろうと思うとそのサイズに合わせた額が必要となります。短冊には短冊の整理の仕方もありますね。
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次は晩年の昭和44年頃に描いたと思われる色紙の作品です。
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菫 福田豊四郎筆
紙本着色色紙 タトウ入 3号
色紙 画サイズ:縦272*横242
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当方には福田豊四郎の作品は数多くありますが、「菫」を描いた作品はこの作品が初めてです。
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福田豊四郎らしいいい作品となっています。
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色紙は額ごとに保管しては保管場所がいくらあっても足りません。
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額は数点、いいものがあれがよくて、色紙は色紙タトウの入れた湿気のないように保管箱に入れて収納しておくといいでしょう。
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下記の落款の書体からおおよその製作年が推察できます。
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もはや福田豊四郎の作品資料は厚いファイルが一杯になります。
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色紙だけ集めた保存箱も満杯ですが、このほかにも男の隠れ家には色紙の作品が数多くあります。
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整理がたいへんですが、蒐集と共に整理にも時間を費やさないと家中がガラクタだらけという惨状になりかねません。整理しながら学んでいい作品を蒐集する作品のレベルを上がるようになるもので、整理しないで家のあちこちに骨董品が目につくところにある人は本当のガラクタの山となっていきます。
さてしばらくは「モモ」の追悼・・・・。

本ブログにも何度か登場している「モモ」ですが、小生と息子とは7年間の付き合い・・、大事な家族がまたひとりいなくなりました。

さて本日の作品は当方の蒐集作品である郷里出身の画家、福田豊四郎の短冊の作品です。

臨時投稿 鶏頭花 短冊 福田豊四郎筆
紙本着色短冊額装
額装サイズ:縦610*横233 作品サイズ:縦360*横75


なかなか立派な短冊用の額に収まっていますが、福田豊四郎氏には珍しい初期の作品ですね。福田豊四郎は戦前の作品に鶏頭花をよく描いています。


落款の字体からかなり若い頃、大正末期から昭和初期の作と推定されます。他の所蔵作品「南天」に字体は近く、本作品の印「豊」の朱文白方印は珍しいようで、当方の所蔵作品に同一印章はありません。。20歳代の作品は残存数が極めて少なく、資料的価値もあろうかと思われます。
本作品と他の所蔵作品「南天」の落款の比較は下記の写真のとおりです。


落款に「生」という文字があるのは、一般的に若い頃の作品に多いとされています。

たまには短冊を飾って愉しんでいます。

短冊にも大きさが幾つか種類があって、額に飾ろうと思うとそのサイズに合わせた額が必要となります。短冊には短冊の整理の仕方もありますね。

次は晩年の昭和44年頃に描いたと思われる色紙の作品です。

菫 福田豊四郎筆
紙本着色色紙 タトウ入 3号
色紙 画サイズ:縦272*横242

当方には福田豊四郎の作品は数多くありますが、「菫」を描いた作品はこの作品が初めてです。

福田豊四郎らしいいい作品となっています。

色紙は額ごとに保管しては保管場所がいくらあっても足りません。

額は数点、いいものがあれがよくて、色紙は色紙タトウの入れた湿気のないように保管箱に入れて収納しておくといいでしょう。

下記の落款の書体からおおよその製作年が推察できます。

もはや福田豊四郎の作品資料は厚いファイルが一杯になります。

色紙だけ集めた保存箱も満杯ですが、このほかにも男の隠れ家には色紙の作品が数多くあります。

整理がたいへんですが、蒐集と共に整理にも時間を費やさないと家中がガラクタだらけという惨状になりかねません。整理しながら学んでいい作品を蒐集する作品のレベルを上がるようになるもので、整理しないで家のあちこちに骨董品が目につくところにある人は本当のガラクタの山となっていきます。
さてしばらくは「モモ」の追悼・・・・。