「鯰」の本作品の写真を整理していたら、なんと地震発生・・Image may be NSFW.
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思わず古九谷の皿の方を押さえました。
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本作品はインターネットオークションからの入手で落札金額は18,000円ほど。入手時は軸装の軸先が欠損しており、また絵の具の剥落があったために入手後に額装に改装しようと思います。→ブログ投稿までに額装が間に合いました。この記事後半に額装の写真を載せています。
*福田豊四郎の蒐集作品数と源内焼の蒐集作品数が同じになっているようです。これくらい蒐集していてもまだ分からない点があるのがとても歯がゆいものです。
鯰 その2 福田豊四郎筆 その134絹本着色額装 軸装か羅額装に改装軸装全体サイズ:横655*縦1380 画サイズ:横505*縦395額サイズ:横715*縦595
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掛け軸の日本画で着色されている作品は、巻きによっては絵の具が剥落してきます。絵の具の具合によっては太巻きにする作品もありますが、費用のかかる太巻きにするのはよほどの力作でないとしないのが普通です。
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よって軸装の作品を保管のために額装にすることはよくあります。本作品は共箱でもなく、軸先もなかったので額装に改装しました。額装の方がいろんなところに飾れるので重宝しますが、難点は保管にスペースをとることでしょう。
なお額装でもカビやシミは発生しますので、湿度管理や日常の点検は必要です。
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本作品に押印された初期(福田豊四郎 第3期)の朱文白方印「豊」の押印された作品は非常に少ない。当方では100点を超える福田豊四郎の作品を所蔵していますが、同様の印(下記写真右)は一例のみです。図集にもほとんどないでしょう。
神経質な方は印影が違うと判断されるかもしれませんが、絹本に押印された印影は若干違っている点があることがありますので、この点の判断にも経験が必要なようです。
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同様の印が押印されているのは下記の作品です。私のお気に入りの作品です。
炭焼小屋 福田豊四郎筆 昭和15年頃絹本水墨淡彩額装 誂タトウ+黄袋全体サイズ:縦720*横810 画サイズ:縦485*横575 F12号程度2019年(令和元年)に額装改装
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福田豊四郎は淡水の魚類をよく描いています。とくに戦前、戦後に多いように思われます。鯰を描いた作品には所蔵している作品で下記の作品があります。
鯰 福田豊四郎筆 昭和18年頃紙本淡彩額装 軸装か羅額装に改装額サイズ:横476*縦1082 画サイズ:310*723
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上記写真のこの作品は郷里の旅館にて所蔵していた作品であったようですが、現在は郷里の男の隠れ家に飾っています。
同時期に描いたとされる前述の「炭焼小屋」の作品と並べて展示してみました。
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「炭焼小屋」の作品もインターネットオークションで廉価で入手した作品ですが、もともとからかなり上出来の額装となっていました。当方では全布タトウと黄袋を誂えています。
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インターネットオークションでよさそうな額を入手し、不要な絵から本作品に入れ替えて額装にする予定です。
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額装が間に合いました。
おおよそP10の額で選びました。絵を切断することは必ず避けて額は少し大きめを選び、サイズの合わないところはマットで調整します。ガラスは危ないのでアクリル板にし、黄袋とタトウを誂えます。
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しばらくして額装が出来上がりました。拵えは神田の草土舎ですが、さすがにきれいに仕上がっています。神田の「草土舎」は老舗の額装店ですが、持ち込みの額で額装もしてくれます。また額の直しもしてくれますので、世界堂などでできない直しなども依頼できます。
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マットを交換し、ガラスから内縁を浮かしたり豪華に仕上っています。額の再利用・・。
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軸装を額装に改装するには賛否両論があるでしょうが、飾る場所、作品や表具の状態、共箱の有無などから判断する必要があります。
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額にすると飾る場所が増えますが、収納スペースは掛け軸より大きくなります。
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藤田嗣治の猫の作品も額を直し終わりましたので、並べて飾っています。
額装のお店、表具師、箱制作などの指物師、塗師(ぬし)、人形の修復する人など蒐集する者はメンテだけでもいろんな人と関わることになります。このつてのない人は蒐集する道具をもっていないことになりますね。
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本作品はインターネットオークションからの入手で落札金額は18,000円ほど。入手時は軸装の軸先が欠損しており、また絵の具の剥落があったために入手後に額装に改装しようと思います。→ブログ投稿までに額装が間に合いました。この記事後半に額装の写真を載せています。
*福田豊四郎の蒐集作品数と源内焼の蒐集作品数が同じになっているようです。これくらい蒐集していてもまだ分からない点があるのがとても歯がゆいものです。
鯰 その2 福田豊四郎筆 その134絹本着色額装 軸装か羅額装に改装軸装全体サイズ:横655*縦1380 画サイズ:横505*縦395額サイズ:横715*縦595
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掛け軸の日本画で着色されている作品は、巻きによっては絵の具が剥落してきます。絵の具の具合によっては太巻きにする作品もありますが、費用のかかる太巻きにするのはよほどの力作でないとしないのが普通です。
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よって軸装の作品を保管のために額装にすることはよくあります。本作品は共箱でもなく、軸先もなかったので額装に改装しました。額装の方がいろんなところに飾れるので重宝しますが、難点は保管にスペースをとることでしょう。
なお額装でもカビやシミは発生しますので、湿度管理や日常の点検は必要です。
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本作品に押印された初期(福田豊四郎 第3期)の朱文白方印「豊」の押印された作品は非常に少ない。当方では100点を超える福田豊四郎の作品を所蔵していますが、同様の印(下記写真右)は一例のみです。図集にもほとんどないでしょう。
神経質な方は印影が違うと判断されるかもしれませんが、絹本に押印された印影は若干違っている点があることがありますので、この点の判断にも経験が必要なようです。
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同様の印が押印されているのは下記の作品です。私のお気に入りの作品です。
炭焼小屋 福田豊四郎筆 昭和15年頃絹本水墨淡彩額装 誂タトウ+黄袋全体サイズ:縦720*横810 画サイズ:縦485*横575 F12号程度2019年(令和元年)に額装改装
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福田豊四郎は淡水の魚類をよく描いています。とくに戦前、戦後に多いように思われます。鯰を描いた作品には所蔵している作品で下記の作品があります。
鯰 福田豊四郎筆 昭和18年頃紙本淡彩額装 軸装か羅額装に改装額サイズ:横476*縦1082 画サイズ:310*723
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上記写真のこの作品は郷里の旅館にて所蔵していた作品であったようですが、現在は郷里の男の隠れ家に飾っています。
同時期に描いたとされる前述の「炭焼小屋」の作品と並べて展示してみました。
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「炭焼小屋」の作品もインターネットオークションで廉価で入手した作品ですが、もともとからかなり上出来の額装となっていました。当方では全布タトウと黄袋を誂えています。
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インターネットオークションでよさそうな額を入手し、不要な絵から本作品に入れ替えて額装にする予定です。
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額装が間に合いました。
おおよそP10の額で選びました。絵を切断することは必ず避けて額は少し大きめを選び、サイズの合わないところはマットで調整します。ガラスは危ないのでアクリル板にし、黄袋とタトウを誂えます。
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しばらくして額装が出来上がりました。拵えは神田の草土舎ですが、さすがにきれいに仕上がっています。神田の「草土舎」は老舗の額装店ですが、持ち込みの額で額装もしてくれます。また額の直しもしてくれますので、世界堂などでできない直しなども依頼できます。
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マットを交換し、ガラスから内縁を浮かしたり豪華に仕上っています。額の再利用・・。
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軸装を額装に改装するには賛否両論があるでしょうが、飾る場所、作品や表具の状態、共箱の有無などから判断する必要があります。
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額にすると飾る場所が増えますが、収納スペースは掛け軸より大きくなります。
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藤田嗣治の猫の作品も額を直し終わりましたので、並べて飾っています。
額装のお店、表具師、箱制作などの指物師、塗師(ぬし)、人形の修復する人など蒐集する者はメンテだけでもいろんな人と関わることになります。このつてのない人は蒐集する道具をもっていないことになりますね。