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Channel: 夜噺骨董談義
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鯉 麻田辨自筆 その4

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この作品はインターネットオークションにて2万円ほどにて入手しています。いい作品ですが、掛け軸においてはあまり著名でない画家の作品の現在の評価金額はこのようなものかもせれません。麻田辨自という画家はそれなりに有名な画家のですが・・。


掛軸は飾る場所や機会が減少してきている世の趨勢でしょうね。


鯉 麻田辨自筆 その4絹本着色軸装 軸先象牙 共箱太巻二重箱全体サイズ:縦1460*横732 画サイズ:縦460*横567



太巻共箱二重箱の誂えでこのお値段・・。芸術院賞受賞、京都市文化功労者、京都府美術功労者という履歴なのですが・・。

本ブログでも作品を紹介している日本画家の麻田鷹司は長男であり、さらに洋画家麻田浩は次男です。画家の血筋ということですが、このような画歴を知らない方が意外に多いようです。


作品は出来の良い大きな作品だと思います。日本画で「鯉」と言ったら、円山応挙、伊藤若冲、黒田稲皐、福田平八郎、徳岡神泉、大山忠という代表的な作例だけではありませんね。福田豊四郎、川合玉堂、寺崎廣業らもいい作品を遺しています。
 
さ~、掛け軸を救いましょう。額装に改装して愉しむのもよいでしょう。ともかく最近の掛け軸は安くてお買い得かな。近年はいい作品も品不足のようですが、まだ掘り出し物がたくさんあります。それなりの鑑識眼さえあれば・・。


良い表具、良い状態の掛け軸は扱っていて愉しいものです。表具の出来で選ぶのもいいかもしれません。近代の表具は表具用の材料がパターン化されていますが、古くても良い表具生地の作品は品格のあるものが多いです。


現代の住環境では掛軸は縁のないものになっていくのでしょうか? 





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