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Channel: 夜噺骨董談義
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晩涼 西山翠嶂筆 その3

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家内のブログが一時的にせよ復活しました。豪華料理版??・・・。また食する時が待ち遠しいものです。

昨日は日本酒を痛飲、帰りはタクシーに乗り込むも年配の新人のドライバーでナビもろくに操作できずに途中で降ろされてしまい、なんとか別のタクシーを拾い帰宅しました。年配の新人の運転手さんは大丈夫かな? 都会のど真ん中でやっていけないような不安があります


さて、本日は季節外れの作品ですが、蛙の表情がユーモラスな逸品です。

晩涼 西山翠嶂
絹本水墨着色色紙 共箱入
画サイズ:縦272*横242



題名は「晩涼」とあります。晩涼は「夕方の涼しさ。また、涼しくなった夏の夕方のことで、季語としては夏になります。」という意味です。太湖石に蛙の図柄です。

 

太湖石については他のブログで説明しましたので説明は省きます。



蛙の表情が実に面白いですね。



以前に投稿した下記の作品も蛙を題材にしたユニークな作品ですが、こちらの作品は擬人化したものですね。

蛙の音楽隊 福田豊四郎筆ペン画水墨 紙本水墨額装 紙タトウ
全体サイズ:縦303*横395 画サイズ:縦140*横190

色紙をこのような共箱に仕立てた例はよく見られます。



下記の作品もその例ですが、こちらは真贋のほどは確かはありません。

連峰 伝横山大観筆絹本水墨 色紙3号 共箱

このような共箱に入れた色紙は冠婚葬祭などで配られたりしたことがあったようです。袱紗の描いた作品なども配られたようです。私の父が亡くなったときには、友人であった福田豊四郎の色紙をお世話になった人に配ったそうです。

このような蛙のしたたかさががないと生きていけないのかも。蛙は「福,
無事かえる」で縁起物・・・、豪華な?食事も・・・






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