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Channel: 夜噺骨董談義
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白釉マカイ 古琉球焼

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一昨日より大阪で同僚。元同僚らと食事会をしてゴルフ。台風の影響は一切なくちょっとリッチな週末を過ごしました。約半年ぶりの今年2回目のゴルフ、倶楽部選手権のためのピンポジションということで100を僅かに切れず・・・残念

本日の作品は野暮な雑器の多い琉球焼(壺屋焼)の作品群のひとつですが、そ中にはみるべき作品が多いのもまた事実です。ただし、それは昭和の半ばまでであり、その後の近代作の沖縄の陶磁器には評価すべき作品は存在しない。

白釉マカイ 古琉球焼
合箱
口径140*高さ65*高台径60



見込み部分より明らかに重ねて焼かれた作品です。高台内にもたっぷりと釉薬が掛けられており、胴への釉薬の流れが景色を豊かにしています。



高台は大きく、外から斜めに削られており、沖縄のマカイの特徴を備えています。



口縁は金繕いで補修され、大切にされてきたことが窺われます。このような茶碗として用いられるほどに上品なたたずまいを見せる器は古琉球焼には珍しい。ただし、同じような茶碗が複数存在する。



箱書には「粉引」とあるが粉引茶碗というよりも白釉茶碗としたほうがすっきりくる。



さて、抹茶用のお茶碗にはやはあり役不足ですね。でも普段使いの盛り付け用の器なら・・・。

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