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Channel: 夜噺骨董談義
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飛瀑之図 望月玉渓筆 その5

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体操世界選手権などの中国の対応、新聞記事に対する韓国の対応にいついての記事をみると福沢諭吉が「中国と朝鮮国は交流するに値しない国」と表現した意味がよく解ります。現在の中国と韓国の道徳レベルが低いのは眼を覆うばかり・・・、無論政府の誘導が大きいのでしょう。

最近、無謀にも家内と茶室を作ろうという企てをしております。協力者は大学時代の同級生で青山に事務所があり、家内と同じ町に住んでいます。予算が合わないのでどんどん構想がしぼんでいきますが、なんとかそれなりのものをと具体的な打ち合わせに入ります。

茶室の形式で一番抵抗があるのが水屋です。座って洗うというのは時代遅れ・・、棚も地震が来たらどうなるの・・。今の形式的な茶室にはこだわらないという方針ですが・・、はてさてものになるやら・・・・。

それゆえ最近はますます資金不足につき、これぞという作品が入手できていません。真作と解っていながら、お値段も格安と解っていながら、入手できないのははがゆいものです。とはいえ逆に作品を処分しないと

本日はそんな折、ちょとした資金で入手できた作品です。季節はずれですが、ご容赦願います。

飛瀑之図 望月玉渓筆
紙本水墨軸装 軸先 共箱
全体サイズ:縦1870*横610 画サイズ:縦1350*横580



望月玉渓は玉仙、玉川、玉泉、玉渓と続く望月派の五代目で、子息には玉成がいます。望月派は代々御所に出入を許された家系で、御用絵を描いてます。玉渓は花鳥画を得意とし、四条派を折衷したやわらかな自然描写に定評があります。




帝室技芸員の父・玉泉に学び、品格のある作品を多く世に出し、伝統的な大和絵の最後の人と言われています。驕らず謙虚で奥ゆかしく、高雅なる品位を保つその崇高な人柄の玉渓を作品とともに敬愛する人は多かったと伝えられています。


箱書きには「大正七年(1918年)初夏 望月玉渓題鑑」と記され、44歳の時の箱書きで「題鑑」とあることから、その前に描かれた作品であることが推察されます。

  

夏の暑くてどうしようもない時に、このような掛け軸を飾るのもまた一興・・・、中国、韓国の道徳レベルが向上してくるのを日本はじっくり耐えて待ちましょう。




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