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Channel: 夜噺骨董談義
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鍋島砧青磁三脚尺皿

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名古屋出張に際して昼休みを利用して熱田神宮へ安全祈願してきました。



神様には願い事などせず、ただただ感謝のみ・・。



有名な織田信長が寄進した塀。



祈願終了後は近くのお店で暇つぶし・・、もといひつまぶし。



うめ~・・・・・・・、明日は四国に日帰り出張です。どんな出会いがあることやら・・・。

本日の作品は青磁・・・。

伝鍋島砧青磁三脚尺皿
合箱
口径310*高さ90



鍋島青磁は美しい青磁釉を器の全体ないし一部にかけ、染付・色絵をほどこすこともあります。中国の砧青磁を手本とした青みがかったものと、交壇官窯青磁を手本とした緑がかった貫入(ひびに見える仕上げ)のものとがあります。



本作品は青みがかった作品ですが、製作年代、生産地はともに不詳です。



低い高台の外側に唐花様の足が三方につく鍋島青磁の足付皿と思われますが・・・?。鍋島焼は大きさに厳密な規格があるといわれていますが、この作品は口径がほぼ一尺という例外的な大きさです。



鍋島青磁の青みのある発色で底部を蛇の目状(じゃのめじょう)に削っており、胎土が出て茶褐色をしています。



鍋島の青磁なら1690年代から1730年代につくられた作品と考えられますが、近代作のものもあり、その検証は後学としましょう。





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