三島海老紋様高台鉢
昨日は護国寺のお茶会に行ってきました。家内が習っている遠州流の先生がお席を初めてもたれるということでお弟子の皆さんは猛練習のようでした。 あいにくの雨でしたが、お席は盛況で好評だったようです。 丁寧なお点前、席主自らのお道具の説明などもてなしの細やかさが好評の一因という評価のようです。 遠州流はいつでも人気のようです。雨の中にやってくる茶人は、まるで雨の日のゴルファーのよう・・・。...
View Articleリメイク再投稿 その8 岩上鶺鴒図 伝橋本雅邦筆 その3
最近、原稿を整理、制作する時間がなく、本日はあんちょこなリメイク・・・。リメイクもしていないかな? リンク先も古くなっている・・・ 昨夜は大宮へ・・ということで以前の投稿のほぼそのままです。読まれたことのある方はご容赦願います。...
View Article牛之図 倉田松涛筆 その15
いよいよ改修計画を実行に移す段階となりました。小生の収納庫のはずが、家内の茶室計画までに及び、限られた予算内でどこまで出来るかがポイントです。 男の隠れ家の第3弾・・・。第1弾は2年以上がかり・・、第2弾は20年以上がかり・・・、第3弾はおそらくまだ1年がかり・・、まだまだきっと終わらない。男の隠れ家は際限なく夢が広がりますね。...
View Article明末呉須赤絵 花鳥紋菓子鉢 その2
昨日は都内の現場巡り・・。慌しく10近くの現場をみてきました。現場は百聞は一見にしかずですね。見て来て所長と話をしてきて、なにかを感じることが大切だと改めて思いました。張り切りすぎてまた耳の具合が悪くなり、夕方は耳鼻科に急行・・・ 明日には四国へ日帰り 本日の作品である呉須赤絵は洒脱さと古さが生命線だと思います。 明末呉須赤絵 花鳥紋菓子鉢 その2 金繕 合箱 口径240*高台径*高さ108...
View Article鍋島砧青磁三脚尺皿
名古屋出張に際して昼休みを利用して熱田神宮へ安全祈願してきました。 神様には願い事などせず、ただただ感謝のみ・・。 有名な織田信長が寄進した塀。 祈願終了後は近くのお店で暇つぶし・・、もといひつまぶし。 うめ~・・・・・・・、明日は四国に日帰り出張です。どんな出会いがあることやら・・・。 本日の作品は青磁・・・。 伝鍋島砧青磁三脚尺皿 合箱 口径310*高さ90...
View Article蕭条 西村五雲筆 その6
週末の日曜日は改修工事の段取りなどの忙しい合間に銀行の方から頂いたチケットを利用して室町の美術館に・・・。 当然、家内と幸紀も一緒です。 幸紀は中でぐずるのが悪い癖・・、でも臆することなく鑑賞、鑑賞・・・・ 本日の作品は東山御物とはいきません・・。 蕭条 西村五雲筆 その6 絹本水墨淡彩軸装 軸先象牙 共箱 全体サイズ:横450*縦1995 画サイズ:横320*縦1160...
View Article舞女之図 狩野永悳立信(晴雪斎)筆
本作品は狩野永真の作品として売られていましたが、これは間違いで狩野永悳のことで狩野立信の作品です。狩野派の作品は号まで理解ししていないと作者を間違えますので要注意です。 舞女之図 狩野永悳立信(晴雪斎)筆 紙本水墨淡彩軸装 軸先木製塗 合箱 全体サイズ:縦1600*横320 画サイズ:縦830*横230 落款には「永悳立信筆 押印(「晴雪斎」の朱文白長方印)」とあります。...
View Articleリメイク&アレンジ再投稿 福田豊四郎筆 三春駒など
おかげさまで本ブログの訪問者数が延べで40万人、延べ閲覧数が200万を越しました。 三春駒を題材にした福田豊四郎の筆によるもので、色紙に描かれています。福田豊四郎の三春駒を描いた色紙の作品は二点を所蔵していましたが、一点は誕生祝に差し上げています。本題材は子供が丈夫に育つようにとの願いがこめられたものです。 三春駒 福田豊四郎筆 紙本着色 小色紙 横180*縦212 額装タトウ入...
View Article鮎之図 小泉檀山筆
一昨日は前の職場のOB会の会合・・、昨日は新潟から長岡への挨拶回り・・。定年になると自分の故郷に帰る人が必ず何人かいます。人も魚も同じかも・・・。 鮎の図といえば小泉檀山という画家が思い浮かぶ人はなかなかの日本画に通の人でしょう。本ブログでも鮎を描いた作品はなんどか投稿していますが、小泉檀山の作品は今回が初めてです。 鮎之図 小泉檀山筆 絹本着色軸装 軸先象牙 合箱 全体サイズ:縦*横...
View Article塗り物椀補修完了
家内の実家の玄関に飾ってある菊の花。親戚の方が手入れをしていて、飾ってくれるらしい・・。 見事な菊の華・・、時期が来るともって帰るという・・・ 菊の花でおもいだしたのが、漆の器・・。 自宅に古くからあり、母が大切にしていた輪島塗と津軽塗の蓋付椀を補修を依頼して、このたび仕上げってきました。...
View Article呉須赤絵花鳥紋火入 伝奥田頴川作 その2
明末の呉須赤絵を忠実に再現したのが奥田頴川です。土そのものも彼の地から取り寄せたとか。虫食い、絵の奔放さは本歌を超えた芸術性の高いものです。本作品は高台内に銘が入っているので一応「伝奥田頴川作」としておきますが、非常に贋作が多いので要注意の陶工の一人です。 呉須赤絵花鳥紋火入 伝奥田頴川作 合箱入 全体サイズ:口径100*高台径65*高さ85...
View Article初平起羊之図 その2 寺崎廣業筆 32
年賀状の図案を考える時期となりました。羊・・・、「黄初平」などはいかがでしょうか。「物質界が、ある一側面からの物の見方によって定義づけられた、制約の多い特殊な世界であるという教えであろう。」という教えの画題です。 黄初平を描いた寺崎廣業の作品は2作品目となります。時代が大きく違うときの作品なので比べてみると非常に面白いですね。構図はよく似ています。 初平起羊之図 その2 寺崎廣業筆 32...
View Article故郷の風景 福田豊四郎筆 その44
週末は物置の改修の具体的な打合せになりました。2階などが荷物を移動し、残す物、捨てる物の選別をし、どの程度のスペースが要るのかなどが解ってくると打ち合わせも具体的になってきます。 先日投稿しました「リメイク&アレンジ再投稿 福田豊四郎筆 三春駒など」の投稿については、本作品と製作時期が同じ頃の作品と判断して、印章を調べていたことと関係しています。 故郷の風景 福田豊四郎筆 その44...
View Article伊羅保茶碗
家内の実家の物置の改修に踏み切った大きな理由に庭の景色があります。庭の風情を味わうそんな場を作るのもひとつの目です。今回の茶室からは見えないようですが、寄り付きや広めの茶室予定の縁側からは見える紅葉です。 紅葉の中に研ぎこむとまた一段と面白い枝ぶり・・。 紅葉から空を眺めるとても綺麗です。紅葉は外からより中からがより一層、味わい深いものがありますね。...
View Articleリメイク再投稿 その9 六角花立 その2 浜田庄司作 その32
一昨日は同列の会社の代表の方々と意見交換会を永楽倶楽部にて夕食会を兼ねて開催しました。なかなか有意義な集まりで、興に乗ってついつい痛飲・・・。 本日は久方ぶりに浜田庄司の作品です。 六角花立 その2 浜田庄司作 その32(整理番号) 共箱 90*90*高さ196...
View Article清涼図 小早川清筆 その4
掛け軸を蒐集の対象とするときには資金に余裕のある方は著名な画家の作品を集められることが多いですが、あまりに高価だと長続きしません。ちょっとグレードを下げた、好みにあう画家の作品を集めると以外に廉価で入手できるものです。...
View Article達磨図 伝下村観山筆 その2
我が息子はハイハイが盛んで、行くところについてくるし、パソコンに向かって資料を作成していると、すぐ脇にくる始末・・。資料整理がすすみません 達磨のごとくおとなしくしていることを願います。...
View Article飾 藤田喬平作
今週もまた週末は友人の設計者と改修の打ち合わせ・・。 待合から見えるであろう以前に本ブログに投稿した見事な楓は今年は散りました。紅葉の渓流となって最後まで愉しませてくれました。 友人と目をつけている面白どころはいくつかあるのですが、そのひとつが古くからある野外のトイレ・・。畑仕事や庭の手入れの時に汚いまま使えるトイレらしい・・。...
View Article萬座(碧南?) 藤井達吉筆 その11
昨夜は四者会談で深夜に帰宅すると息子が高熱・・、寝かせて添い寝するなどでこちらが寝不足と耳の調子が悪いのとでちょっとバテ気味・・・・。明日は北海道日帰り出張・・。 週末に夢中になって読んだ文庫本が「木暮荘物語」(三浦しをん著...
View Article江戸期竹網代炭斗
本日は早朝より北海道へ・・、むろん日帰り・・。これで今年の全国行脚は残すは関東方面のみ・・、ふ~。 我が家の水屋にはなにやらわけのわからないお道具類がたくさんあります。母が使っていた水屋で、小生はほとんど茶道のことは不案内ゆえ、「何に使うんだろうな?」的な疑問が浮かぶお道具があちこち??...
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