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Channel: 夜噺骨董談義
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江戸期竹網代炭斗

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本日は早朝より北海道へ・・、むろん日帰り・・。これで今年の全国行脚は残すは関東方面のみ・・、ふ~。

我が家の水屋にはなにやらわけのわからないお道具類がたくさんあります。母が使っていた水屋で、小生はほとんど茶道のことは不案内ゆえ、「何に使うんだろうな?」的な疑問が浮かぶお道具があちこち??

そんな中に本日の作品のようなものもたしかにありました。時代がありそうで、細工が手のこんでいる割合に安かったので購入しました。

江戸期?竹網代炭斗
合箱
外径215*胴径265*高さ105



中には破れかけた古い紙があります。使っていた当時のままのようです。



なんか味があっていいですね。形もシンプルそのもの。なんという形でしょうね?



一応、収納箱が付いてきました。



夏用の炭斗? なんて書いてあるのかしら? 数千円での購入ですが高いのか安いのかさっぱりわかりません。

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炭斗(すみとり):亭主が客の前で炉や風炉に炭を組み入れる炭点前(すみでまえ)で用いる、炭を組み入れ、香合・羽箒・釜敷・鐶・火箸を添えて席中に持ち出す器のことです。 炭斗は、炭取とも書き、烏府(うふ)ともいいます。 炭斗は、多くは籠などの組物で、内張をしてそれに漆をかけたものが用いられます。

炭斗には、唐物と和物があります。

唐物炭斗は、藤、竹などで編まれた籠で、編み方は部分々々に変化をつけ精巧を極めたものが多く、藤と竹の交ぜ編み、棕櫚皮を編み込んだものなどもあります。 唐物炭斗は、籠以外には、漆器類や青貝入り、金馬(きんま)などもあります。

和物炭斗は、籐、竹、藤蔓、蓮茎(はすくき)などで、編み方は唐物よりざんぐりしています。 和物炭斗は、籠以外には、瓢、一閑張、蒔絵、曲物、指物などがあり、「冊屑箱」(さくずばこ)、「茶撰籠」(ちゃよりかご)、「散華皿」(さんげざら)、「箕」(み)、「炮烙」(ほうろく)などが用いられることもあります。

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